Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -51ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

ついに帰国する日になった。



用意を済ませパスポートなど忘れ物がないか念入りに確認した。



戸締りをしコートを着て携帯を見たが

彼からの連絡はない。








最寄り駅に向かい、ジュンと約束した場所で待つ。



すると目の前に一台の車が止まり、車の窓が開いた。



?「すあ?」



車の中から声を掛けてきたのは何とドンへだった。



「ドンへ!?」



ドンへ「やっぱりすあだ^^何してるの?」



「今から日本に帰るの^^」



ドンへ「そうなんだ、1人で?」



「ううん、留学中の友達と一緒に。同じ大阪だから^^」



ドンへ「そっか、気をつけてね^^」



そう言っていつもと変わらない笑顔で手を振り

勢いよく車を走らせて行った。








ドンへの車を見送り、待ち合わせ場所に戻ると

ジュンが到着していた。



ジュン「すあ!こっちこっち!」



「ごめんね、待たせた?」



ジュン「いや今着いたとこ。急ごっか。」



無事にジュンと合流し空港へ向かう。

電車に揺られていると嫌な事も忘れられそうだ。



久々に日本に帰る。



少し気持ちを整理してこよう。

あの日からあっという間に日が経ち

1月も終わろうとしていた。



あたし自身は学校やバイトで何かと忙しく過ごしていた。



あの日から2回ほど彼にメールをしてみたが

一切返事はなく、電話も繋がる事はなかった。



ヒョリンの話ではツアーで海外に行ったりと忙しいみたいだ。



彼の事が気になってはいるものの

暗い顔をしているとヒョリンまでもが悲しい顔になってしまう。



ヒョリンはドンへとうまく行っているようで

近況報告のたびに嬉しい話を聞かせてくれる。








ジュン「すあーっ!」



教室から出ようとするとジュンに呼ばれた。

何か書類のような紙を持って走ってきた。



「どうかしたの?」



ジュン「お前いつ日本に帰るの?」



「あ…一週間後だよ。行ってなかったっけ?」



ジュン「言ってねーよ。さっき先生に聞いてさ。」



「ジュンも日本に帰るの?」



ジュン「そういうこと^^だから同じ便にしようと思って。」



ヒョリン「何なに?ジュンも日本に帰るの?」



ヒョリンが不安そうな顔で聞いてきた。

そしてジュンの持っている種類を覗き込んだ。



「ジュンの実家も大阪なんだよ^^」



ヒョリン「そうなんだ!すあ久しぶりの日本だよね?」



「うん^^夏にコッチ来てから帰ってないから…」



ジュン「…ってことで…すあ!また連絡するよ^^」



「うん^^わざわざありがとね。」



ジュンは書類をヒョリンから取り上げて

手を挙げて教室の方へ走って行った。









ヒョリン「すあ最近ジュンと仲いいよね♪」



「バイト先も一緒だからね^^」



ヒョリン「そういうことじゃなくて…ジュンと話してる時はよく笑ってるよ^^」



確かにジュンと話していると気がまぎれるのは確かだ。

日本語も話せるし、話題の多いジュンの話は面白かった。



ヒョリン「…イェソンには帰国の事言ってるの?」



何も言わずに首を横に振った。



ヒョリン「連絡せずに帰国するの?」



「2週間だけだもん、また戻ってくるし。それに…」



そこまで言って言葉に詰まる。



ヒョリン「……何?」



「連絡しても繋がらないの。だからもういいかなって…」



そう言って歩き出した。

このままこの話を続けるのは辛かった。

今日の彼は今までで見た事がないくらい冷たい表情だった。



オンマ「ジョンウン!今日は休みだったの?」



ジョンウン「うん…」



彼はコートも脱がずにオンマと話し始め

そのままジョンジン君と控え室に入って行った。



目が合う事もなく、話しかけることも出来ない。









気を紛らわそうと仕事をするが

まさかこのタイミングで会うとは思ってなかったので落ち着かない。



少しお客も引き空いたテーブルを拭いたり店内を整える。



すると彼が控え室から出てきてレジに入った。



1時間もしないうちに店内は人で溢れ返り

あっという間に閉店の時間になった。



ジュンと後片付けをしていて

ふと気がつくとそこに彼の姿はなかった。



急いで残りの仕事を終わらせ

コートとバッグを持ってカフェの外に出た。



だけど彼の車もなく、帰ってしまったみたいだ。








ジュン「…なあ。」



後ろから不意に順に話しかけられて驚いた。

振り向くと少し疑わしそうな顔をしているジュンが立っていた。



ジュン「…本当に付き合ってんの?」



ジュンの言葉が突き刺さった。



そこで「付き合ってるよ」って言えなかった。

言っていいのか分からなかった。



ジュン「お前の彼氏…イェソンだろ?昨日あんまり顔見てなかったけど、

     あんだけ有名な人なんだから隠したってバレるよ…」



そう言ってジュンは自分のコートを肩にかけてくれた。



涙が頬を伝うのが分かった。



ジュンが優しく肩をぽんぽんと叩いた。








本当に付き合ってるのか。



自分が一番不安を感じていた部分を

他人に指摘される事ほどツライ事はない。



きっと周りから見ても付き合っているようには見えないのだろう。



人に公表してもいい関係でないのは分かっているし

隠しているほうがいい事だって言うのも分かってる。



ただ自分自身も付き合っているって言う確証みたいなものが欲しかった。



好きだと言ってくれる彼の気持ちを信じたい。



でも本当にこのままでいいのかな?



あたしはこのまま彼のそばに居てもいいのかな?