目が覚めるともうお昼前だった。
起き上がりリビングへ降りていくと
母が朝ごはんの用意をしてくれた。
久々に食べる母の手料理は、心もおなかも満たされる。
大好きな卵焼きを食べると幸せだ。
母「向こうでちゃんとご飯食べてるの?」
「うん^^ちゃんと自炊してるよ。」
母「必要なものあるなら送ったげるから言いんさいよ?」
「うん^^」
父「…向こうは寒いんか?」
「んー…毎日のように雪は降るかも。」
父「…そうか。」
両親との他愛もない会話だけど
久しぶりの我が家の空気に癒される。
結局昼間は母とリビングで過ごしてしまい
夕方に少し勉強しようと自分の部屋に戻った。
ふと携帯が目に入った。
何も見ずに電源を落とした。
日本に居る間は少し忘れよう。
あれから1週間が経った。
帰国まで残り一週間になり、ヒョリンにお土産を買おうと思い
何が良いか聞こうと携帯の電源を入れた。
1週間もの間電源を切っていたので
かなりの件数のメールが受信されていた。
『ヒョリン:お土産に梅干はいらないからね!雑誌が欲しい!』
ヒョリンからのメールのほかにも
メルマガやジュンからのメールもあり返事をした。
するとその中にふと目に付いたメールがあった。
リョウクからだった。
『リョウク:すあ、ヒョンと喧嘩中なの?』
そのメールを読んだ瞬間
今まで心の奥にしまい込んでいた思いが溢れそうになった。
心配して連絡をくれたのだから
無視をするわけにはいかないと思い、
一言『今は連絡取ってないの。心配掛けてごめんね。』と返した。
落ち着かないまま次のメールを見ると、体に電気が走った。
彼からのメールだった。