彼と部屋に入った。
2人で並んでソファに座る。
繋いだ手は離さずに座った。
ジョンウン「なあ…」
「はい?」
ジョンウン「もっと聞いてくれても良かったのに。」
きっとそうすれば良かったんだと思う。
彼を疑う前に、直接聞けば良かった。
ジョンウン「まあ、それが出来てたら苦労しないけど。」
ニッと片方の口角を上げて彼が笑う。
いつもの笑顔に少し安心した。
結局彼は泊まっていく事にしたので
狭いシングルベッドに一緒に入った。
彼の匂いで包まれるのは久しぶりでどこか恥ずかしい。
こんなにピッタリとくっついているのはいつぶりだろう。
ジョンウン「…ジョンジンにだけ話すか。」
「え?」
ジョンウン「いやあいつが知ってたら少しは動きやすいだろ?」
「……働きにくくならないかな…」
ジョンウン「あいつなら分かってくれるよ^^」
「だといいな…」
ジョンウン「不安?」
「少しだけ…」
ジョンウン「俺もいい歳だよ?彼女くらいいてもいいだろ。」
少しかすれたような声で笑う。
疲れた顔をしているが、安心したような表情も見える。
まだ少し熱がある彼の体は熱い。
彼の胸にすっぽり身を預ける。
決して太くはないけど程よく筋肉の付いた腕に包まれる。
ふと彼の顔を見ると眠たそうに目をこすっている。
目に掛かった前髪をそっとよける。
気持ち良さそうに目を閉じる。
あたしも彼の匂いに安心して目を瞑る。
ジョンウン「すあ。愛してるよ。」
言葉は少ないけど愛されてる。
もっと彼を信じて気持ちを伝えなきゃね。
こんなに愛してくれている彼に申し訳ないよ。
きっとこれからも乗り越えなきゃいけない壁が
沢山出てくると思う。
だけど、あたし達なら乗り越えられるよね?
ずっと同じ道を歩いていけるよね?