Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -42ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

彼と部屋に入った。

2人で並んでソファに座る。



繋いだ手は離さずに座った。



ジョンウン「なあ…」



「はい?」



ジョンウン「もっと聞いてくれても良かったのに。」



きっとそうすれば良かったんだと思う。

彼を疑う前に、直接聞けば良かった。



ジョンウン「まあ、それが出来てたら苦労しないけど。」



ニッと片方の口角を上げて彼が笑う。

いつもの笑顔に少し安心した。








結局彼は泊まっていく事にしたので

狭いシングルベッドに一緒に入った。



彼の匂いで包まれるのは久しぶりでどこか恥ずかしい。

こんなにピッタリとくっついているのはいつぶりだろう。



ジョンウン「…ジョンジンにだけ話すか。」



「え?」



ジョンウン「いやあいつが知ってたら少しは動きやすいだろ?」



「……働きにくくならないかな…」



ジョンウン「あいつなら分かってくれるよ^^」



「だといいな…」



ジョンウン「不安?」



「少しだけ…」



ジョンウン「俺もいい歳だよ?彼女くらいいてもいいだろ。」



少しかすれたような声で笑う。

疲れた顔をしているが、安心したような表情も見える。







まだ少し熱がある彼の体は熱い。



彼の胸にすっぽり身を預ける。

決して太くはないけど程よく筋肉の付いた腕に包まれる。



ふと彼の顔を見ると眠たそうに目をこすっている。



目に掛かった前髪をそっとよける。

気持ち良さそうに目を閉じる。



あたしも彼の匂いに安心して目を瞑る。



ジョンウン「すあ。愛してるよ。」








言葉は少ないけど愛されてる。



もっと彼を信じて気持ちを伝えなきゃね。

こんなに愛してくれている彼に申し訳ないよ。



きっとこれからも乗り越えなきゃいけない壁が

沢山出てくると思う。



だけど、あたし達なら乗り越えられるよね?



ずっと同じ道を歩いていけるよね?

…すあSide…



もう何もしたくなくてお風呂で思い切り泣いた。

髪の毛も乾かさずにベッドにもぐる。



何度も携帯が鳴っている。

きっと彼からの電話だろう。



絶対に普通に出来ないから今日は出ない。



毛布に包まるも電話越しに聞いた女性の声が

耳に張り付いてしまったのか離れない。



忘れようと思っても気になるのはその事ばかりで

涙が止まらない。








ピンポーン。








インターホンが鳴る。



時間も遅いし宅配便なら持ち帰るだろうと無視するも

何度も何度もインターホンを鳴らしてくる。



真っ赤に泣き腫らした目のまま

部屋着にカーディガンを羽織りしぶしぶ玄関に出た。



「はい?」



玄関の鍵を開けた瞬間ドアを引っ張られた。



「きゃっ…!」



目の前に立っていたのは彼だった。

スウェットにダウンを羽織っただけの格好で立っていた。



ジョンウン「おまぇ…何で何も言わずに帰るんだよっ…」



次の瞬間彼に抱きしめられた。

彼の匂いに包まれた瞬間また涙が溢れた。









「だ、だって…っ…」



ジョンウン「…はっ…スジからの電話に出たから?」



「あれは…!携帯落としちゃって拾うとしたら出ちゃって…」



ジョンウン「それで…俺の疑ったの?」



「ちがっ…でもどうしていいのか分からなくて…」



彼の背中に回した手に力が入る。

それに応えるように彼の腕にも力が入る。



ジョンウン「ごめん、俺が悪かった。」



小さな手であたしの涙を拭く。

眉を八の字にして笑った彼は嬉しそうだった。



ジョンウン「やきもちだ。俺にはすあだけだよ。」








やっぱり彼にはかなわない。



次会ったら絶対文句言ってやる!とか

問いただしてやる!って思ってたのに



彼の一言で彼の行動1つで全て許してしまう。



何一つ隠さず心を開いてくれるからなのかな?



もっと彼を信じなきゃ。

…ジョンウンSide…



まさか撮られるとは思っていなかった。



確かにつめが甘かったのかもしれない。

ただ俺にすればただいとこと居ただけなんだから。



あの時電話に出られなかった事もちゃんとした理由があるし

スジと一緒にいることに対してやましい気持ちなんかこれっぽちもない。



それにスジはすでに婚約している。



ただイトゥクヒョンに言われて事の重大さに気がついた。



すあに嫌な思いや不安な思いをさせる事。

スジの婚約者にも迷惑が掛かってしまう事。



自分の体調が良くない事もあって昨日は眠れなかった。








すあに電話をするがすぐに連絡は取れなくて

いざ連絡が取れて宿舎に来たすあは少し不安そうな顔をしていた。



インターホンの画面越しに写るすあの顔を見るといても立ってもいられなくなった。



部屋に入って話をしてみるとすあは写真の事は知らなかった。

ただその場に居たと言うのだ。



単刀直入に聞いてくるすあの目は真剣だった。

だから俺も真剣に答える。



嘘なんて1つもない。



ただ言い切った瞬間ふっと力が抜けた。

安心したせいなのかもしれない。



目が覚めると自分のベッドの上だった。








体を起こすと汗びっしょりで、おでこには冷えピタが貼られていた。

サイドボードに見慣れない紙袋が置いてある。



そこにすあの姿はなかった。



起き上がりリビングへ行くとリョウクがPCに向かっていた。

他のメンバーはもう部屋に戻ったのかリョウク1人だった。



リョウク「ヒョン!どう?汗すごいよ?」



「ああ…着替える。すあは?」



リョウク「ヒョンが寝た後、急に帰っちゃったの。何かあった?」



「いや…記憶にはない。起きたらベッドだった。」



リョウク「そっか…おかゆ食べる?すあと作ったんだ^^」



「ん…着替えてくる。」









部屋に戻り着替えを済ませ、紙袋に手をかける。

中身は手作りのチョコだった。



ハート型のメッセージカードにすあの字で

『ジョンウンさん、大好きです』と書いてある。



カードをしまい携帯を取る。

すあからの連絡はないが、スジからメールが入っていた。



『電話して!』とだけ書かれていたので

リビングに行きながら電話を掛けなおす。



3コール目でスジが出た。



「もしもし?」



スジ「ジョンウナ!何でさっき電話切ったのよ!」



「…電話?」



スジ「夕方に掛けた時、出たくせに切ったじゃない!」



「は?俺寝てたんだよ……どういう……っ悪い掛け直す。」



スジ「はあ!?ちょっ…」



電話を切り着信履歴を確認する。

すあが宿舎に来た後にスジからの着信が入っていた。



時間的には俺が寝ていた時間だ。



「…っ…出たのか?」



俺の様子がおかしいのに気がついたのか

リョウクが心配そうに話しかけてきた。



リョウク「ヒョン?どうしたの?」



「リョウガ、すあが帰ったの何時ごろだ?」



リョウク「え?…っと19時半くらい…かな?」



「…っ…そうか…」



リョウク「どうしたの?」



「あいつ…スジからの電話に出たみたいだ。」



リョウク「!?!?だから急に帰っちゃったの!?」



「多分…確かではないけど…ちょっと出てくる。」



そう言って部屋に戻りダウンを羽織り

車のキーだけ持って玄関に向かった。