110*電話越しの声2 | Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…ジョンウンSide…



まさか撮られるとは思っていなかった。



確かにつめが甘かったのかもしれない。

ただ俺にすればただいとこと居ただけなんだから。



あの時電話に出られなかった事もちゃんとした理由があるし

スジと一緒にいることに対してやましい気持ちなんかこれっぽちもない。



それにスジはすでに婚約している。



ただイトゥクヒョンに言われて事の重大さに気がついた。



すあに嫌な思いや不安な思いをさせる事。

スジの婚約者にも迷惑が掛かってしまう事。



自分の体調が良くない事もあって昨日は眠れなかった。








すあに電話をするがすぐに連絡は取れなくて

いざ連絡が取れて宿舎に来たすあは少し不安そうな顔をしていた。



インターホンの画面越しに写るすあの顔を見るといても立ってもいられなくなった。



部屋に入って話をしてみるとすあは写真の事は知らなかった。

ただその場に居たと言うのだ。



単刀直入に聞いてくるすあの目は真剣だった。

だから俺も真剣に答える。



嘘なんて1つもない。



ただ言い切った瞬間ふっと力が抜けた。

安心したせいなのかもしれない。



目が覚めると自分のベッドの上だった。








体を起こすと汗びっしょりで、おでこには冷えピタが貼られていた。

サイドボードに見慣れない紙袋が置いてある。



そこにすあの姿はなかった。



起き上がりリビングへ行くとリョウクがPCに向かっていた。

他のメンバーはもう部屋に戻ったのかリョウク1人だった。



リョウク「ヒョン!どう?汗すごいよ?」



「ああ…着替える。すあは?」



リョウク「ヒョンが寝た後、急に帰っちゃったの。何かあった?」



「いや…記憶にはない。起きたらベッドだった。」



リョウク「そっか…おかゆ食べる?すあと作ったんだ^^」



「ん…着替えてくる。」









部屋に戻り着替えを済ませ、紙袋に手をかける。

中身は手作りのチョコだった。



ハート型のメッセージカードにすあの字で

『ジョンウンさん、大好きです』と書いてある。



カードをしまい携帯を取る。

すあからの連絡はないが、スジからメールが入っていた。



『電話して!』とだけ書かれていたので

リビングに行きながら電話を掛けなおす。



3コール目でスジが出た。



「もしもし?」



スジ「ジョンウナ!何でさっき電話切ったのよ!」



「…電話?」



スジ「夕方に掛けた時、出たくせに切ったじゃない!」



「は?俺寝てたんだよ……どういう……っ悪い掛け直す。」



スジ「はあ!?ちょっ…」



電話を切り着信履歴を確認する。

すあが宿舎に来た後にスジからの着信が入っていた。



時間的には俺が寝ていた時間だ。



「…っ…出たのか?」



俺の様子がおかしいのに気がついたのか

リョウクが心配そうに話しかけてきた。



リョウク「ヒョン?どうしたの?」



「リョウガ、すあが帰ったの何時ごろだ?」



リョウク「え?…っと19時半くらい…かな?」



「…っ…そうか…」



リョウク「どうしたの?」



「あいつ…スジからの電話に出たみたいだ。」



リョウク「!?!?だから急に帰っちゃったの!?」



「多分…確かではないけど…ちょっと出てくる。」



そう言って部屋に戻りダウンを羽織り

車のキーだけ持って玄関に向かった。