Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -41ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…ジョンジンSide…



カフェを出てヒョンに先に行ってもらうように告げ

外で待ってくれていた彼女の元へと急ぐ。



寒い中待ってくれていたからか、寒さで鼻が赤い。



ヒョンたちにも紹介しようと今日は一緒に食事をしようと誘った。








彼女と手を繋いで家に向かうと

家の前に誰かが立っているのが目に入った。



ヒョンとすあヌナだ。



すあヌナが少し不安そうな顔をしている。

俺はあることに気がついて彼女の足を止めた。



彼女「おっぱ?どうかした?」



「いや…ちょっと待って…」



よく見るとヒョンとすあヌナは手を繋いでいる。

しかもすあヌナの手をヒョンがポケットに入れている。



ヒョン達…付き合ってるの?!



彼女「あれ?あれってイェソンおっぱじゃない?」



彼女が気付いた。

きっとそのうち手を繋いでいる事にも気がつくだろう。



「うん…」



遠くから見守るにも限界がある。

冷たい風が体を冷やすのですぐにでも家に入りたい。








するとヒョンがすあヌナの前髪を触った。



とても愛おしそうに目にかかる前髪を分けた。

何か話しているがここからは聞こえない。



でもうつむいていたすあヌナが顔をあげてヒョンを見た瞬間

ヒョンがすあヌナをふわっと抱きしめた。



彼女「わあ…///」


彼女がこういう反応なのも分かる。

だって俺が見ても2人がお似合いなのはよく分かる。



彼女「ドラマの1シーンみたい…」



本当に彼女の言葉通りだ。



そうしてるうちにヒョン達は家の中に入って行った。

俺達も後に続いて家に入る。

…とにかく忙しかった。



彼がカフェに来る日は忙しいのは分かっていたけど

久しぶりだったからか、息をつく暇もないほど忙しかった。



戸締りも終わり、店の外に出る。



ジョンジン「ヒョン!先に行ってて貰えますか?」



ジョンウン「んー。」



適当に返事をしたかと思うとスタスタと歩き出した。

てっきり一緒に行くものだと思っていたから拍子抜けだった。



ふとジョンジン君が向かった先を見ると

少しふくよかなえくぼの可愛い女の子が立っていた。



(ジョンジン君の彼女かな?)



ジョンウン「すあ?行くぞ?」



彼が寒そうに手をポケットの中につっこみ待っている。

よく冷えた夜だからか、鼻が少し赤い。



「はーい…」







今日は車ではなく歩いて実家に向かう。



彼が仕事帰りにマネージャーさんに

カフェまで送ってもらったからだ。



突き刺さるように冷たい風が2人の頬をかすめる。

マフラーで口元を隠してもやっぱり寒い。



ジョンウン「ん。」



彼がすっと手を差し伸べる。

手を出すと優しく握って自分のコートのポケットへ入れる。



「あったかい…」



ジョンウン「ん。カイロ入ってるもん。」



冷え切っていた手が彼のぬくもりと

カイロの暖かさでじんわりと温まってくる。



「大丈夫かな?」



ジョンウン「何が?」



彼がきょとんとした顔であたしを見る。



「手…繋いでて、ファンの子達に見つかったりしないかな…」



ジョンウン「見つかるかも。」



「え!じゃダメだよっ!」



彼の言葉に一気に現実に引き戻された気がして

急いで手を彼のポケットから出そうとする。



次の瞬間、彼が後ろから抱きしめてきた。



「ちょ!見つかったらどうするんですか!?」



ジョンウン「…見つかったら嫌なの?」



「嫌なわけありませんっ!ただお仕事に支障が出たら…っ」



最後まで言い切る前に、彼がいきなりぐるんと

あたしを自分の正面に向くように動かした。



ジョンウン「俺はばれてもいいよ。ずっと一緒に居られるなら^^」








ああ、何て可愛いんだろう。



子どもみたいにダダをこねるときもあれば

誰よりも男らしく自分を支えてくれるときもある。



ずっと一緒に居たいのはあたしだって同じだよ?



だからこそ時期が来るまでこの関係を守らなくちゃいけないの。



つらい時だってあるけど、あなたとずっと一緒に居たいから。



あなたの隣のこの場所を守りたいから。








ジョンウン「寒いから行こ^^」



あたしのマフラーを整えてくれて

また手を取りポケットに突っ込んで歩き出す。


あれから数日が経った。



点滴のおかげか彼の体調もよくなり

あたしも学校とバイトといつも通りの毎日を送っていた。



昨日彼からの電話で、明日カフェに行くと連絡が来た。

久々なのできっとファンが駆けつけるだろう。



『ジョンウン:閉店後実家で食事しよう。』



予想もしなかった内容に驚いた。

まさか彼の実家で食事をするだなんて。



きっとジョンジン君に話すつもりなんだろう。

だけど実家となるとご両親もいるのに…








そわそわしながらカフェに向かう。



ジョンジン「ヌナ!お疲れ様です^^」



ジョンジン君がいつもと変わらない笑顔で話しかけてくれた。

相変わらず忙しそうだが、まだ店内は比較的空いていた。



制服に着替えホールに出る。



ジョンジン「今日は1時間後くらいにヒョンが来ると思います^^」



「はい^^分かりました。」



ジョンジン「閉店後家に寄ってくださいね^^みんなで食事しようって。」



「あ…あたしなんかがお邪魔していいのかな…」



ジョンジン「大丈夫ですよ^^オンマが待ってますから♪」



ジョンジン君の言葉にホッとしたのか

トレーを下げてくる時にマグカップを落として割ってしまった。








ガッシャーンっ








店内に大きな音が響く。

足元に割れたマグカップの破片が散らばっている。



急いで拾おうとした瞬間、手を止められた。



ジョンウン「手、切れるぞ。」



あたしの手を持ったまま、足で破片をまとめる。



ジョンウン「ジョンジン、掃除機だして。」



あたしを立ち上がらせると、

コート脱がずに掃除機で破片を片付けてくれた。



「あたしがやります!」



ハッとわれに返り彼から掃除機を奪おうとすると

クスクスと笑って自分のリュックを渡してきた。



ジョンウン「これ控え室に置いてきて。中にお土産入ってる。」



「お土産?あたしに?」



ジョンウン「ん。前に食べたいって言ってたやつ^^」



「うそ…買ってきてくれたの?」



ジョンウン「残念。差し入れで貰ったからそのまま持ってきたww」



「なっ!?みんな食べるかもしれないのに…」



ジョンウン「ほらそこも掃除機かけるから早く持って行って。」








何だか腑に落ちない感じだが

言われた通りに彼のリュックを控え室に置きに行く。



言ってる間にカフェの前が騒がしくなってきた。

きっと彼目当てでファンが集まってきたのだろう。



さっきの一瞬はジョンウンさんだったけど

今店内に戻ると彼は「イェソン」になる。



少し寂しい気もするけど、それが彼の仕事だもんね。



ジョンジン君の呼ぶ声がする。



彼の匂いのするリュックを置き、急いで店内に戻る。