Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -24ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

カフェから10分も歩くとマンションに着いた。



オニュによると目の前の大きな道を歩けば

駅もすぐそこだし、立地としてはなかなか良いそうだ。



『ありがとう^^助かりました!』



オニュ『いえいえ^^ヌナに会えて良かった。』



そう言ってオニュから荷物を受け取る時

少しだけ手が触れた。



その時オニュにぎゅっと手を握られた。








驚いてオニュの顔を見ると

何だか悲しそうな顔をしていた。



『オニュ君?』



声を掛けるとハッと手を離し、いつもの笑顔に戻っていた。



オニュ『じゃまた^^』



オニュがいこうとした瞬間、ある事に気がつき声を掛けた。



『あのっ…』



オニュがくるりと振り返った。



『あたしが韓国にいること…誰にも言わないでくれる?

 事情があって…すぐに分かるとは思うんだけど、あの…』



オニュ『うん^^ヌナがそういうなら誰にも言わないよ^^』



オニュは何かを察知したのか

何度もうなずいて手を振り行ってしまった。








部屋に入るとベッドに身を投げ出した。



どう言葉にしていいのか分からない罪悪感と

疲れが一気に押し寄せてくる。



自分の気持ちの整理がついていないだけなのに

オニュにまで共犯になるようなことをさせてしまっている。



(いつかバレるのに…)



テミンの事を考えるだけで涙が出てきた。



会いたくて声が聞きたくて仕方ないのに

電話もメールもしてはいけないって気持ちに囚われる。



もし今韓国にいるって言って驚かれたら?

会いたくないって言われたら…?



たった2週間会っていないだけだけど

あの日言ってくれた事は嘘じゃないよね?



あたしはあなたの彼女でいてもいいのかな?

席に座り、バッグを置いてジャケットを脱いだ。



オニュがあたしのカフェオレにストローを刺して渡してくれた。

普通なら彼女にしてあげるようなことを何のためらいもなくやってのけた。



オニュ『ヌナいつまでいるの?』



『あ、今回は長期出張で3ヶ月。』



オニュ『3ヶ月!?戻る頃には韓国人になってそうww』



あははっと笑う彼は芸能人のオニュではなく

イ・ジンギだった。








『オニュ君はここよく来るの?』



オニュ『うん^^宿舎から少し離れてるから使いやすくて。

     静かだし年齢層が結構上でしょ?』



そう言われて辺りを見渡すと客層が

若い子と言うよりかは少し年配の人が多いように感じた。



オニュ『本を読みたい時とか1人になりたい時にくるんだ。』



『そうなんだ…』



オニュ『今日はたまたまオフで本屋に行った帰り

     ヌナがここに入るのが見えて、人違いかと思いながらついて来たww』



『人違いだったら恥ずかしいwww』



オニュ『本当だよね、ヌナで良かったww』








たあいもない話をしていたらあっという間に陽が落ちていた。



オニュ『ヌナ、ここから近いの?』



『えっと…』



ダラちゃんに貰った地図を確認するが

土地勘がないのでいまいち場所が分からない。



するとオニュが一緒になって地図を覗き込んだ。



『////!!』



あまりの顔の近さに驚いた。

それに加えふわっと香るシャンプーの匂いにドキドキした。



オニュ『ヌナ送るよ^^とりあえず道覚えなきゃね^^』



そう言ってオニュは帽子を深くかぶり

飲み終わったカップなどを下げてくれた。



オニュ『行こう^^』



そう言って彼はあたしの買い物した袋も持ってくれていた。

ドアまで開けて通してくれる。



『自分で持てるから…』



そう言って彼の手から紙袋を取ろうとすると

にっこり笑って自分の後ろに隠した。



オニュ『持たせて^^』








そう言って笑う彼は何だか大人っぽくて魅力的だった。



目が合うと子どもみたいな顔で笑うのに

ふとした時に魅せる横顔は歳相応の男の子だった。



(喉仏…)



オニュが体調不良で寝込んでいたときの出来事を思い出し

じっとオニュの喉仏を見入ってしまった。



あたしの視線に気がついたオニュが「何なに?」

っと言ってこっちを向いた。



恥ずかしくなって視線を逸らす。



2人の影が重なるようにアスファルトに写るのを見ると

何だか胸が締め付けられるように痛くなった。

1時間後、ダラちゃんの運転する車に乗り、

事務所へ向かった。



誰かに会うかも知れないという心配は心配のままで終わった。



特に変わったこともなく挨拶を済ませ、

ダラちゃんと別れ、歩いて街に出た。



とりあえず必要な食品や雑貨を買い

夕食はマンション近くのカフェで済ます事にした。








レジで注文してお金を払おうとした瞬間

後ろから『会計一緒で。』と言う声が聞こえた。



驚いて振り返ると、何とそこにいたのはオニュだった。



『えっ、な、え?』



オニュ『ヌナ、静かに^^』



さっさとレジを済ませ、商品を受け取って

あまり人目につかない奥のほうの席に着いた。



驚いて立ち尽くすあたしの頼んだものと

自分の頼んだものを手際よく分けてテーブルに置いた。








オニュ『ヌナ?』



『な、何でここにいるの?』



オニュ『それは僕のセリフ。来たなら連絡して欲しかったな。』



ふくれっつらをして怒っているような素振りを見せるが

相変わらず笑った顔は可愛くて、少し短くなった髪の毛が爽やかだった。



オニュ『とりあえず座ってねww』



あたしをソファ席に座るように促して

自分はアイスココアを飲んだ。