Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -23ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

珍しく渋滞に巻き込まれ時間を食ったが

無事に事務所に着き、かなりの量の資料を下ろす。



会議室に運ぶように言われ運んでいると

ダラちゃんがスタッフに呼び止められ話し始めた。



その間少しずつながらも駐車場と会議室を往復して資料を運んだ。



ただめまいが酷かった。



お昼に薬を飲めなかったのもあって

熱が完全に上がってしまっているのが分かる。



目の前がチカチカするのが嫌でも分かる。



(とりあえず終わるまでは…何とか持ちこたえなきゃ…)



まだスタッフと話をしているダラちゃんが

何度も往復するあたしを見て申し訳なそうにしている。



「気にしないで^^」とジェスチャーで伝えると

「ごめん」と手を挙げてまたスタッフと話し込んでしまった。








最後の資料の山を抱えた瞬間、大きなめまいがあたしを襲った。



(これ運んだらちょっと休ませて貰お…)



駐車場から会議室へ向かうのに歩いていると

後ろから他のスタッフに呼ばれた。



スタッフ『木之本さーん!それだけコッチ貰っていいすか!?』



『はーいっ』



そう返事をして資料を持ったまま振り返ると

前が見えなくて後ろにいた人にぶつかってしまった。








『きゃっ、すみませんっ』



後ろにいた男性は落ちそうになる資料を

ぱっと倒れないように支えてくれた。



『ありがとうございまs…』



ふと顔を上げて驚いた。

そこに居たのはテミンだったのだ。



テミンもかなり驚いた表情であたしを見ていた。



『あ、あの、…』



スタッフ『行けますかー?』



2人の間に沈黙が流れたが

スタッフの言葉に気付いたあたしはその場を離れた。



その後テミン達もマネージャーに呼ばれて移動したようだった。

朝目が覚めると物凄く喉が痛かった。



(ついに来た…)



立ち上がり洗面所に行って鏡を見ると

案の定顔が真っ赤で目も腫れていた。



(こりゃ熱あるな…)



即席でホットレモンを作り、パンをかじる。



食欲もないのでホットレモンだけ飲み干し

風邪薬と栄養ドリンクを一気飲みした。



(これが一番効く…)



急いでメイクをしスーツに着替える。

足元がフラフラするのでヒールではなくバレエシューズにした。



玄関を出る前に持ち物を確認すると

携帯を充電していないことに気がついた。



(会社の携帯もあるし、大丈夫だよね…)



そう自分に言い聞かせ部屋を出た。









事務所に着くとすでに仕事は山積みだった。



でも前日に終わらせていた仕事が多かったからか

ランチはゆっくり取ることが出来て少し楽だった。



ダラちゃんは急がしそうで声を掛けるのもためらってしまうほどだったが

あたしの顔を見るなり、笑顔で走ってきて仕事を振ってきた。



ダラ『ごめんっ!2時間ほど手伝ってくれない!?』



いつもは髪もメイクもばっちりな彼女だが

この忙しさに追われてか、髪は1つに束ねられただけだった。



快く返事をすると「今度ランチおごるから!」と申し訳なさそうに言った。








ダラちゃんと一緒に会議室へ行くと

何百ともなる資料が山積みにされていた。



ダラ『これをSuperJuniorの事務所へ運ぶの。よろしくねー。

車回してくるからー。』



ダラちゃんから渡された資料を見ていると

今度はソウルで大きなライブがあるようだった。



数を確認して資料たちを台車に乗せ、駐車場へと向かう。



(SuperJuniorの事務所か…)



その時変な不安に襲われた。

そういえばテミンのメールで今日帰国するって言っていたのを思い出したのだ。



携帯を見ると充電は残り30%…



テミンに直接何時に帰国売るのか聞くと怪しまれそうなので

オニュにメールをしてみることにした。








『こんにちわ^^今事務所にいますか?』



すると5分も立たないうちに返事が返ってきた。



『オニュ:ヌナ久しぶり^^今はまだ台湾です、帰国は18時頃になりそうですよ^^』



それを見てホッとした。

今はまだ14時だし鉢合わせする事はなさそうだ。



『そうなんだ、気をつけて帰国してね^^』



オニュにメールを返し終わると

もう1通メールが来ていることに気がついた。



テミンからだった。



確認しようとした瞬間、ダラちゃんの車が止まった。



ダラ『お待たせっ!乗せよ!』



重い資料を何度もトランクへ運び

そのまま車に乗り込んだ。



結局メールは確認出来ずに、事務所へ着いてしまった。


韓国に来てから一週間が経った。



基本的には韓国支社での仕事がほとんどだったが

手が足りずに呼ばれただけあって物凄い忙しさだった。



毎日食事を取るのも睡眠をとるのも

何か仕事をしながらで、毎日3時間寝れればいいほうだった。



移動時間は全て転寝して過ごしていたし

テミンともほとんど連絡を取れていなかった。



それにここに来て体調を崩していた。









相変わらず帰宅できるのは夜中で

食事もほとんど摂らずにシャワーを浴びてベッドにもぐる。



携帯をチェックするとテミンから一通だけメールが入っていた。



『テミン:今台湾だよ^^明日韓国に帰ります。』



実はまだテミンには話していなかった。



テミンから来るメールはほとんどが仕事の内容で忙しそうだし

文章を打てば迷惑をかけそうな言葉しか出てこなかったからだ。



今日もまた当たり障りのない返事を返す。



『あみ:お疲れ様。ちゃんと寝れてる?無理しないでね^^』








こうやってメールを打っている自分が情けなくなった。



せっかく同じ国にいられるのに

好きな時に好きな場所で会う事も出来ない。



「会いたい」ってメールさえも

送ってしまったら迷惑なんじゃないかと思う。



いつも途中まで打っては送れずじまいで

下書きに保存していくばかりだった。








(あっつ…)



熱が上がってきたのか頭がぼーっとする。



薬のせいで眠気も強く

携帯を充電せずに眠ってしまった。