Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -22ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…テミン Side…



熱が高く真っ赤な顔で寝ているあみをみると

胸が締め付けられるような感覚に襲われた。



汗ばむ体に触れると壊してしまいたくなる。









まさかあみが韓国にいるとは思わなかった。



お互い忙しいのもあってなかなか連絡は取れていなかったけど

まさか事務所で会うなんて不意打ち過ぎる。



しかもまたドンへヒョンと一緒に居た。



あみが俺を見て避けようとしているのが分かった。



打ち合わせ中も気になって仕方なくて

自分でもそわそわしているのが分かった。



昨日のメールを読んだから余計に…








昨日、台湾のテレビ局で収録が終わった後

いつも通りメールを送った。



そしてあみからもいつも通り返事が帰って来た。



「会いたいよ」とか「寂しい」とか

あみが言わないのに男の僕が言うわけにも行かないし、



やっぱり男としてのプライドがあった。



だけどホテルに戻りシャワーをして出てきたら

またあみからメールが来ているのに気がついた。



何気なく開いたメールを見て、どうしようもない気持ちになった。









『テミナ、今韓国に着いたよ?会う時間あるかな?』



『テミナ、会いたいな…』



『テミナ、今何してる?寂しいよ…』



ただ、ただ驚いた。



何度メールをしても、何度電話をしても、

あみは僕に直接こんな言葉は一度も言わなかった。



きっと僕の仕事の内容やスケジュールを知っているから

遠慮して言わなかった、いや言えなかったんだ。



すぐに会いに行ける距離ならどんなにいいか、

すぐに時間が作れる仕事だったらどんなにいいか、



僕だって何度も何度も考えたんだ。



だけどあみが言ったんだ。



『あたしテミナが踊ってる姿が好き。全身でテミナを表現してるでしょ?』って。



それは僕が目指しているところだったんだ。

僕のダンスなんだ。








寝返りを打つあみの頬に触れる。



少しくすぐったそうにしながらも

熱のせいか起きる様子もなく眠っている。



あみ、起きたら言うよ。



僕の全てがあみなんだ。



あの日、あの出会った日から。

目が覚めると見た事のある天井だった。

それにバニラの香りに包まれている。



まだ熱があるのかぼーっとしていて、体がうまく動かない。



起き上がろうとすると体が重い。

ふと上体だけ起こすと隣にマスクをしたテミンが寝ていた。



ぐるっと部屋を見渡すと

そこは一度だけ入った事のあるテミンの部屋だった。








(何でここにいるの…?)



思い出そうとすると頭がガンガンと痛み

何にも思い出せそうにない。



隣で寝ているテミンを見ると自然と涙が出た。



会いたくて会いたくて仕方なかったのに

こんな形で会う事になってしまったのが辛すぎる。



彼のふわふわの髪の毛が愛しさを越えて悲しみに変わる。









テミン『そうやって、いつも1人で泣いてたの…?』



寝ているのだと思っていた彼が目を開けた。



泣いている顔を見られたくなくて

自分にかけられていたタオルケットで顔を隠す。



そのタオルケットさえもテミンの香りでいっぱいで

こらえきれない気持ちがこみ上げる。



テミン『僕…そんなに頼りない?』



彼があたしの髪の毛をゆっくりと撫でる。

そしてタオルケットごとあたしを抱きしめた。



テミン『僕、あみのためならどこにでも行けるよ?』



ゆっくりとあたしに巻きついているタオルケットをおろし

彼はあたしの顔を覗き込んだ。



テミン『会いたいのは僕も同じだから…』



そう言って力強く抱きしめてきた。








ここだった、あたしの居たい場所は。



テミン『昨日も調子悪かったでしょ?』



『え?』



テミンはベッドから降りて自分の携帯を出してきた。

メールの受信ボックスを開き、あたしに見せる。



テミン『見て。』



そこにはあたしからのメールが並んでいた。

ただ送った記憶のないメールがあった。



『……?』



その時ハッと気がついた。

送ろうとして送れなかったメールだ。



昨日も熱があって携帯を握り締めたまま寝てしまったから

そのときに彼に送ってしまっていたようだ。









テミン『昨日これ見た瞬間、飛んで行こうかと思った。

    いつもこんなに我慢してるんだったら、って思うといても立ってもいられなくて。』



また涙が溢れた。



テミン『いつでも言ってくれたらいいのに…迷惑だとか思ってた?』



核心を突かれて言葉にならないほど泣きじゃくった。

あたしが思っている以上に彼はあたしの事を想ってくれている。。



テミン『台湾から戻ってきたらオフだったから日本に行こうと思ってたんだ。

    それなのに韓国にいるから驚いた。』



まだ熱のあるあたしのおでこの髪を掻き分け

愛おしそうに自分の唇を押し当てた。



テミン『コッチにいるなら…いつでも会えるじゃん…』

結局あのまま1時間ほどスタッフと打ち合わせをしていた。



ダラちゃんはまだ打ち合わせが終わりそうにないので

体調不良を伝え、先に事務所に戻らせてもらう事にした。



打ち合わせをしていた部屋から出ると

ドンへと会った。



ドンへ『あみ!来てたんだ^^』



『うん^^今回は長期だから何回かお世話になるかも…』



ドンへ『そっか^^また飲みに行こうよ♪』



『美味しいお店連れてってね^^』



そう話していると連絡先を聞かれたので番号を教えあった。

話しているのは楽しいけど、調子が悪いあたしには結構堪える。



まためまいが酷くなってきて立っているのもやっとになってきた時

廊下の先からSHINeeのメンバー達が歩いてくるのが見えた。








テミンの姿が少しでも目に入るのが辛かった。



何から話していいのかも分からないし

何て声を掛けていいのか分からない。



目に涙が溜まるのが分かり

近づいてくる彼らを避けるように事務所を出ようとした。



『ドンへごめん、まだ仕事が残ってるから^^』



ドンへ『あ、俺のほうこそ引き止めてごめんね。気をつけて^^』



ドンへに挨拶をして事務所を出ようと歩き始めた瞬間

めまいで目の前が真っ暗になった。



遠くの方で誰かが自分を呼ぶ声が聞こえた。