Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -19ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…あみ Side…



(んー…!)



ハッと目が覚めると、窓の外は雲ひとつない良い天気だった。



あの日から1ヶ月が経ったが仕事は相変わらず忙しいし、

テミンとも1週間に1回合えれば良い程度だった。



ただ変わった事はメンバー達が受け入れてくれたので

彼らの宿舎で会うことが出来ると言う事。



あたしの家や外で会うより断然安心だ。








シーツを洗濯し、青空に向かって広げて干す。



着慣れた服を着て足取り軽く

いつものカフェへと向かった。



韓国に来た日にオニュと会ったカフェだ。

雰囲気がたまらなく好きで休みの日には必ず来てしまう。



モーニングを頼み席へ着き

携帯を開くとテミンからのメールに気がついた。



『テミン:おはよう』



こんな短い文章でさえ可愛くてたまらない。

何て返事を打とうかと考えていたら、もう1通メールが来た。



『テミン:良い天気だね^^』



『おはよ^^気持ちいい天気だね^^朝からシーツ干して

今は近くのカフェで朝ごはん中。』



『テミン:僕もサンドイッチ貰って良い?』



え?何であたしが食べてるもの知ってるの?

何て1人でオロオロしていたら、頭の上から声がした。








「ここいいですか?」



日本語で話しかけられたので驚いて顔を上げると

そこに居たのは目立たないように変装したテミンだった。



『な、何でここに?』



テミン『大きな声出さないの、ばれちゃうでしょ?』



そう言ってあたしの真正面の椅子に座り

お皿に乗ったサンドイッチを1つとってぱくりと食べた。



テミン『さっき韓国に着いたんだ。またすぐに仕事だけど。』



そう言ってあたしのカフェラテを飲む。

美味しそうに飲む姿はやっぱりまだまだ子どもだ。



…本人に言うと怒るから言わないけど。



テミン『多分ここだと思って。顔だけ見に来た^^』



一週間ぶりに会う彼は少し疲れていたけど

少しの時間のために来てくれたのかと思うと素直に嬉しかった。








すると彼の携帯が鳴った。



携帯を確認する彼が申し訳なさそうな顔で

『行かなきゃ…』と言った。



『お仕事頑張ってね^^』



テミン『うん^^』



そっとあたしの頬に触れにこっと笑うと

周りを気にしながらカフェを後にした。

…テミン Side…



夕方またあみが眠ったのを確認し、

リビングへ出ると、ちょうどオニュヒョンが帰ってきた。



『あ、ヒョン…』



オニュ『テミナ^^ただいま』



いつもと変わらない笑顔で僕に笑いかけ

keyヒョンに「食事はしてきたから」と声を掛け部屋へ戻ってしまった。



ヒョンがいない間ずっと考えていた。

今話すべきなのか、も様子を見てから話すべきなのか考えていた。



だがヒョンの顔を見るとやっぱり落ち着かないので

追いかけるようにオニュヒョンの部屋へ向かった。








コンコン。



オニュ『はい、テミナ?』



カチャッとドアを開けるとヒョンは着替えの途中で

少し恥ずかしそうに大きめのスウェットをかぶった。



『ノックだけで分かるの?』



オニュ『テミンは絶対2回しかノックしないから^^』



にっこり笑って話すヒョンはいつもと変わらないように見えた。

そして僕は部屋に入りドアを閉めた。



沈黙が流れた。



長年一緒にいて分かり合っているヒョンだとは言え

いざ話をしようと思うと、言葉が詰まってしまう。








オニュ『ヌナの事?^^』



先に口を開いたのはオニュヒョンだった。

テミン『うん。話しておきたいことがあって…』



また言葉に詰まってしまった。

何から話すのがいいんだろう…



オニュ『テミン、遠慮しなくていいんだよ。僕もみんなのようにお祝いしたいな^^』



そう言って僕の髪の毛をくしゃっと撫でた。

ヒョンの顔を見ると、眉を八の字にして笑っていた。



オニュ『ヌナは…ヌナはきっとテミナを一番に思ってくれる。

     そばに居てくれることに感謝して、大切にしなきゃ^^』








オニュ『テミナ、おめでとう^^』



ヒョンは分かってたんだ。



ヒョン、ありがとう。



僕、ヌナを一生守るよ。

絶対に守るって決めたから。



涙が頬に伝うのが分かった。

あの日から絶対泣かないって決めたのに。



僕の背中をさするヒョンの手が温かくて、今だけは甘えたかった。

…テミンSide…



昼食を部屋まで運んできたら

あみはまたベッドに丸まって眠っていた。



(あんな風に思ってくれたんだ…)



すやすやと眠る彼女は年上とは思えないほど幼くて

熱でピンク色に染まる頬が愛おしくて仕方がない。








コンコン。



ドアをノックする音が聞こえ振り返ると

Keyヒョンが立っていた。



Key『ヌナ寝ちゃった?』



『うん、まだ熱あるみたい。』



Key『ちょっといい?』



keyヒョンの意味ありげな表情で察しがつき

あみの元から離れ、部屋を出た。



Key『みんなに話してもいい?』



うなづくとジョンヒョニヒョンとミノヒョンが座っている

テーブルへと向かった。









keyヒョンが気を使ってくれて、当たり障りのない言葉で説明してくれた。



僕とあみの事。

そしてオニュヒョンの事。



オニュヒョンの事は少なからず気がついていた。



優しくて頼りになるヒョンで尊敬もしてる。

だけど今回ばかりは譲れない。



ヒョンが体調不良で寝込んでた時、頭がおかしくなりそうだった。



keyヒョンも気がついていたようで

同じ場所で生活しているだけに避けられはしないけど

出来るだけのフォローはしてくれるとの事だった。



ジョンヒョニヒョンとミノヒョンも気付いていたらしい。



ジョンヒョン『何年一緒にいると思ってるんだよっ』



そう言ってニッと笑うジョンヒョニヒョンの後ろで

ミノヒョンもそうだそうだと言わんばかりに頷いていた。








オニュヒョンが戻ってきたら

自分の口からちゃんと説明しよう。



僕自身が避けていてはいけない問題だもん。



どれだけぶつかり合ったとしても

僕はあみが自分の事を好きでいてくれる間は負けないって決めたんだ。



オニュヒョン、僕達大丈夫だよね?

また今までと変わらず一緒に歌っていけるよね?



オニュヒョン。



僕の中ではあみもオニュヒョンも

絶対に失いたくない存在なんだよ?