…あみ Side…
(んー…!)
ハッと目が覚めると、窓の外は雲ひとつない良い天気だった。
あの日から1ヶ月が経ったが仕事は相変わらず忙しいし、
テミンとも1週間に1回合えれば良い程度だった。
ただ変わった事はメンバー達が受け入れてくれたので
彼らの宿舎で会うことが出来ると言う事。
あたしの家や外で会うより断然安心だ。
シーツを洗濯し、青空に向かって広げて干す。
着慣れた服を着て足取り軽く
いつものカフェへと向かった。
韓国に来た日にオニュと会ったカフェだ。
雰囲気がたまらなく好きで休みの日には必ず来てしまう。
モーニングを頼み席へ着き
携帯を開くとテミンからのメールに気がついた。
『テミン:おはよう』
こんな短い文章でさえ可愛くてたまらない。
何て返事を打とうかと考えていたら、もう1通メールが来た。
『テミン:良い天気だね^^』
『おはよ^^気持ちいい天気だね^^朝からシーツ干して
今は近くのカフェで朝ごはん中。』
『テミン:僕もサンドイッチ貰って良い?』
え?何であたしが食べてるもの知ってるの?
何て1人でオロオロしていたら、頭の上から声がした。
「ここいいですか?」
日本語で話しかけられたので驚いて顔を上げると
そこに居たのは目立たないように変装したテミンだった。
『な、何でここに?』
テミン『大きな声出さないの、ばれちゃうでしょ?』
そう言ってあたしの真正面の椅子に座り
お皿に乗ったサンドイッチを1つとってぱくりと食べた。
テミン『さっき韓国に着いたんだ。またすぐに仕事だけど。』
そう言ってあたしのカフェラテを飲む。
美味しそうに飲む姿はやっぱりまだまだ子どもだ。
…本人に言うと怒るから言わないけど。
テミン『多分ここだと思って。顔だけ見に来た^^』
一週間ぶりに会う彼は少し疲れていたけど
少しの時間のために来てくれたのかと思うと素直に嬉しかった。
すると彼の携帯が鳴った。
携帯を確認する彼が申し訳なさそうな顔で
『行かなきゃ…』と言った。
『お仕事頑張ってね^^』
テミン『うん^^』
そっとあたしの頬に触れにこっと笑うと
周りを気にしながらカフェを後にした。