Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -20ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…オニュSide…



薄々は気付いてたんだ。



認めるのが怖くて、受け入れるのが怖いから、

見てみぬふりをしていたんだと思う。



いつものカフェに行き、いつもと同じ席に座る。



お気に入りのソファ席に身を預けると

一気に現実感に襲われた。








台湾から帰る直前に、ヌナからメールが来ていた。



正直、韓国に戻ってきたら連絡してみようかと思っていたし

嬉しくなったのは確かだった。



ただヌナの事を考えるたびに

どうしても頭のどこかにテミンの顔が浮かんでいた。



宿舎でヌナの手を掴んだ事。

日本でのライブの時にテミンがホテルを抜け出した事。

ヌナが楽屋に来た時、テミンが「あみ」と名前で呼んだ事。



そして今回の出来事。



まさかドンへヒョンにあんなに大きな声で怒鳴るとは思わなかった。



それに頑なに自分の部屋に連れて行くと言った姿は

僕達が知っているテミンではなかった。



極めつけは朝の2人だった。



あんなに愛おしそうにヌナを抱きしめて寝ているテミンは

可愛いマンネではなく、1人の男だった。



それにヌナが韓国に来ているのを黙ってて欲しいと言ったのは

きっとテミンが無茶をしそうな気がしていたからなのかもしれない。



やっと自分の中でのつじつまが合った。








外はうだるような暑さなのに

なぜかホットを頼んだ自分に驚いた。



(はは…どんだけ動揺してんだか…)



普段なら絶対に取らないような自分の行動に驚きながらも

熱いコーヒーに口をつける。



一口飲んで、読みかけの小説を取り出した。



このコーヒーを飲み終わる頃には、

この小説を飲み終わる頃には、



またいつもの僕に戻るんだ。


本当に大切にされているのが分かった。



きっと幼い頃からずっと一緒に生活しているだけに

メンバー以上の、家族以上の絆がある。



Key『だからヌナの気持ちを聞きたくて^^』



こんなに弟の事を想っているのに

あたしが隠すこともないんじゃないかと思い話をした。








『きっともう離れられないくらい好きなの。』



Keyは何も言わずにあたしの言葉を聞いていた。



『初めて会った時から。今までずっと考えない日はなかったから。

 あたしの方が年上だからって諦めようとした時もあったけど…』



知らないうちに泣いていたようで

Keyが隣に座り背中をさすってくれた。



『何があっても彼について行こうって決めたの。

 もしも嫌われてしまう日が来たとしても…テミナ以外考えられない。』



そこまで言い切ると何だか心が軽くなった。



人にばれないようにとか、誰にも言えない関係だったけど

1人でもこうやって聞いてくれる人がいるのはありがたい。



Key『話してくれてよかった…僕はヌナとテミンの味方だよ?』








するとKeyはドアの方に向かって大きな声で叫んだ。



Key『だって、テミナ。』



すると少し赤い目をしたテミンが部屋に入ってきた。

スウェットをぎゅっと握り締めている。



テミン『ヒョンずるいよ!』



Key『何が?』



テミン『知ってたんでしょ?』



Key『テミンはヌナと夜中にコンビニに行った時あたりからね。』



そう言ってKeyはにっこりと笑った。

そしてトレーを持って立ち上がった。








key『ただ約束して欲しいんだ。メンバーには嘘をつかないこと。

   それと無茶をしない事。特にテミナ。』



今までとはうって変わって真剣な眼差しだった。

その表情を見れば、どれだけ真剣に話しているのかが分かる。



テミンはKeyの顔を見た瞬間、引き締まった顔になり

あたしの手をきゅっと握った。



テミン『約束するよ。絶対に守る。』

…あみ Side…



気がつくとまた彼の腕の中で眠っていた。

時計を見ると午後1時を回ったところだった。



彼の腕からすり抜けてベッドの上に座ると

まだ熱があるからか頭はクラクラした。








コンコン。



返事をしようとしたらドアがカチャリと開いた。



まだ薄っすらとしか開かない目をこすり目を凝らすと

そこにはKeyがトレーを持って立っていた。



Key『ヌナおはよ、大丈夫?』



Keyに話しかけられてハッキリと目が覚めた。

この状況をどう説明していいのか分からず、頭の中で言葉を探す。



Key『テミナはまだ寝てる?』



すっとベッドで丸まっているテミンの顔を覗き込み

ぎゅーっと頬をつねった。



テミン『痛い…』



Key『やっぱり起きてるんじゃない。いい加減起きな。』



母親のようにテミンを起こし

ぬるま湯で絞ったタオルをあたしに渡した。



Key『汗すごかったでしょ?使って^^』



彼の言葉に甘えおでこや首の後ろを軽く拭く。

テミンもようやく起きだしたのか、あたしの後ろにピッタリくっついている。



Key『テミナ、バスルームから自分のスウェット持ってきて。』



Keyの言う事には逆らえないのか

しぶしぶ立ち上がりバスルームへと向かった。








Key『これも飲んでね♪』



コップに入ったスポーツドリンクを手渡され

少しずつながら飲み干した。



Key『ヌナ…テミナが好き?』



思いもよらなかった言葉に驚いて彼を見た。

知ってるよと言わんばかりに優しい笑顔であたしを見ていた。



Key『テミナは僕達の大切な弟なんだ。年上の女性に弄ばれたら困る。

   小学生の頃からこの業界にいるから大人っぽくみえるだろうけど、

   まだまだ世間知らずの子どもなんだ。』



あたしの答えを待たずに彼は言葉を続けた。



Key『彼はイ・テミンであるけどSHINeeのテミンでもある。

   だけど僕はイ・テミンである彼を尊重してやりたいんだ。』