…あみ Side…
気がつくとまた彼の腕の中で眠っていた。
時計を見ると午後1時を回ったところだった。
彼の腕からすり抜けてベッドの上に座ると
まだ熱があるからか頭はクラクラした。
コンコン。
返事をしようとしたらドアがカチャリと開いた。
まだ薄っすらとしか開かない目をこすり目を凝らすと
そこにはKeyがトレーを持って立っていた。
Key『ヌナおはよ、大丈夫?』
Keyに話しかけられてハッキリと目が覚めた。
この状況をどう説明していいのか分からず、頭の中で言葉を探す。
Key『テミナはまだ寝てる?』
すっとベッドで丸まっているテミンの顔を覗き込み
ぎゅーっと頬をつねった。
テミン『痛い…』
Key『やっぱり起きてるんじゃない。いい加減起きな。』
母親のようにテミンを起こし
ぬるま湯で絞ったタオルをあたしに渡した。
Key『汗すごかったでしょ?使って^^』
彼の言葉に甘えおでこや首の後ろを軽く拭く。
テミンもようやく起きだしたのか、あたしの後ろにピッタリくっついている。
Key『テミナ、バスルームから自分のスウェット持ってきて。』
Keyの言う事には逆らえないのか
しぶしぶ立ち上がりバスルームへと向かった。
Key『これも飲んでね♪』
コップに入ったスポーツドリンクを手渡され
少しずつながら飲み干した。
Key『ヌナ…テミナが好き?』
思いもよらなかった言葉に驚いて彼を見た。
知ってるよと言わんばかりに優しい笑顔であたしを見ていた。
Key『テミナは僕達の大切な弟なんだ。年上の女性に弄ばれたら困る。
小学生の頃からこの業界にいるから大人っぽくみえるだろうけど、
まだまだ世間知らずの子どもなんだ。』
あたしの答えを待たずに彼は言葉を続けた。
Key『彼はイ・テミンであるけどSHINeeのテミンでもある。
だけど僕はイ・テミンである彼を尊重してやりたいんだ。』