Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -11ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…あみ Side…



目的地に着き、ゆっくりとドアを開けた。



母『あら、来てくれたの?』



『うん^^具合どう?』



母『やっと1人で歩けるようになったわ^^』









一昨日、母が持病で倒れたと連絡が来た。



数年に一度こうやって入院するのだが

父1人では看病も大変だろうと言う事であたしが帰国した。



陸が研修で韓国にいる間はすあの家に住む事になっていたので

まだ融通の利くあたしが、父と交代で看病する事にしたのだ。









母『陸は…大丈夫かしら…』



『大丈夫、すあが一緒だもん。』



母『そう…自分からは連絡してこないから…』



少し話すとまだつらそうな表情を見せる。

布団を掛けなおし、横になるよう促した。



『今は何も気にしないで、早く元気にならなくちゃ^^』



そう言って母がまた眠るまでそばに居た。









母の眠っている顔を見て安心した。



学生の頃から自分の意思を尊重してくれる両親だったが

母がこうやって入院するたびに、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。



特にこの仕事を始めてからは

両親の事を気遣う事さえも出来なかったような気がする。



(テミナ、どうしてるかな…)



少し不安だった。



避けられているのだと感じているし、
今は近くにいられないし、ましてや住む国まで違う。



だけどどこかで心は決まっていた。

…あみ Side…



久しぶりに帰ってきた日本は、少し秋めいていて

出張に行く前と空気さえも変わっていた。



大きなキャリーバッグを持って、目的地へと向かった。









打ち上げの日からテミンと連絡が取れなくなった。



挨拶をしに行った時、目を逸らされたことには気がついていた。



最後に彼を見たのは会場から出て行くところで

メンバー達に体を支えてもらいながら歩いていた。



(…体調悪いのかな。)



駅からバスに乗り込み空いている席に座る。

一番窓側に座り、外をじっと見ていた。



あの日のような綺麗な月が空に浮かんでいる。



月を見ていると目が霞むのが分かる。

周りの人に気が付かれないように俯き、涙を拭った。









どうして目を逸らされたのか、

どうしてメールも電話も返事がないのか分からない。



(何か、嫌な事しちゃったかな…)



考えれば考えるほど涙が溢れてくるのが分かる。



何かしてしまっていたとしても

日本に帰る事は自分の口から伝えたかった。



携帯を見ても、彼からの連絡はひとつも入っていなかった。








テミナ、どうしてる?



あの日と同じように、綺麗な月があたしを照らしてるよ。



だけどあなたはあたしのそばにいない。

…テミン Side…



木之本『初めまして、木之本陸です。研修で2ヶ月お世話になります。』





原田『木之本の弟さんだ。今大学4年なんだか語学が堪能で。

    うちに内定が決まったから早々と研修に来てもらってるんだ^^』





オニュ『…弟さん、ですか?』





陸『はい、姉がいつもお世話になっています^^』





そう言って深々と頭を下げる姿を見て、驚きを隠せなかった。

それはどうもメンバーも同じだったようだ。









オニュ『じゃこの間事務所に来てたのも…』



陸『今姉の家に居候させて貰っているんです。

  あの日空港までイェソンヒョンが迎えにきてくださって^^

  ドンへヒョンとは昔からの知り合いなので会わせて貰ったんです。』



Key『じゃあみヌナと一緒に仕事するんですか?』



陸『いえ、姉は昨日日本へ帰りました。事情があって…

  研修中は原田さんと一緒に行動させて貰います^^』



『え?』



原田『木之本と俺が交代したんだ。

    当分は僕と陸君でお世話になりますので、よろしくお願いします^^』









目の前が真っ暗になった。



日本へ帰った?



慌てて携帯を取り出し、

ほとんど見ていなかったメールボックスを開いた。



『あみ:テミナ体調悪いの?』



『あみ:話したい事があるから電話できる?』



『あみ:テミナ、連絡ください。』



何件も並んでいる未開封のメールは

ほとんどがこういった内容だった。



体の力が抜け、ソファに座り込んだ。









Key『テミナ大丈夫?』



僕の様子に気がついてKeyヒョンが声を掛けて来た。

返事をしたくても、言葉が声にならない。



Key『テミナ知らなかったの?』



放心状態の僕に驚いたように声を掛けた。









誤解だったとは言え、最低の事をしてしまった。



ただのヤキモチだったのに、ただの嫉妬だったのに、

1人で勝手に勘違いをして、連絡さえも取らなかった。



(…何やってんだよ…)



携帯を握る手に力が入った。