令和6年度愛知県公立高校入試分析~理科~ | TKの言われたい放題

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こんばんは。

 

一宮市の学習塾スクール玉野 TK です。

 

本日行われた愛知県公立入試の各教科のちょっとだけ詳しい分析です。

 

(※画像はイメージです。使いまわしです。顔が細いですが修正はしておりません。カメラマン(私)の腕です。)

 

次は、理科です。

 

やっとここまできました。残り2教科。

 

理科です。

 

ここ数年理科の難易度がどんどん下がっているように感じが、下げ止まりかなといった印象。

だとしても、爆発的に難易度が上ったわけでもない。

計算問題は多少増えたが、基本的な計算ばかりで苦労するものは少ない。

知識が必要な問題、情報処理が必要な問題、理科的な思考力が必要な問題と、実にバランスよく出題されているのではないでしょうか。

 

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【大問1】小問集合

 

(1)真空放電に関する問題。(2年物理)

基礎的な知識問題だけど、意外と盲点なのかな?ここまで確認できている人にはたいしたことない問題。

 

(2)物質の性質に関する問題。(1年化学)

実験結果から物質を特定する問題。これも普通の知識問題。

 

【大問2】生物分野(2年:体のつくり)

 

(1)人の眼に関する知識問題。

基礎知識問題。間違えられない。

 

(2)人の刺激と反応に関する知識問題。

基礎知識問題。こちらも確実に正解したい。

 

(3)反射速度に関する計算問題。

グラフと実験結果から数値を導きだすのは分かりますが、こんな曖昧な数値の出し方でいいんでしょうか?

 

(4)実験の仕方に関する思考問題。

理科的な思考力の問題。実験の意味や、実験結果から分かることを考える問題。そこまで難易度は高くないがどうでしょう。

 

【大問3】化学分野(中3:イオン)

 

(1)塩化銅水溶液の電気分解に関する問題。基礎知識。間違いえないように。

 

(2)計算問題。これは比較的難易度高めか?やることが多い。まずは与えられた条件から発生する銅の質量を求める。それをもとにして、実験結果のグラフと比例式を駆使して、当てはまる条件を探していく。一発で答えが導き出されるわけではなく、いろいろと確かめながら答えを絞っていく。

 

(3)水の電気分解に関する問題。基礎的な知識問題。

 

(4)中和に関する計算問題。この問題も状況を理解して整理する必要がある。塩酸を電気分解するということは塩酸の濃度が下がるということ。そして、10分電気分解した場合と20分電気分解した場合を比較して、10分間でどれだけ変化するかを水酸化ナトリウム水溶液の体積から考える。ただし、20分の実験では塩酸が6.0㎤になっているので、注意。

 

【大問4】物理(中3:浮力)

 

(1)浮力に関する基礎問題。これは正解しておきたい。

 

(2)浮力に関する知識問題。なんとなくで浮力を理解していると分からなくなる問題。また、多少の計算も必要。

 

(3)つり合いの計算問題。いわゆるてこの原理の知識があるか、それとも仕事の原理を使って解くか。単純そうだけど、奥が深い問題。

 

(4)浮力に関する計算問題。これが解けたら高得点でしょう。図6に力を書き込んで正しく浮力が出せるかどうか。液体に触れている体積と浮力が比例するという知識があるかどうかで決まる。

 

【大問5】地学分野(中1:火山)

 

(1)火山と鉱物に関する知識問題。火山の形とマグマのねばりけについては知識の問題。鉱物に関しては観察の結果からも分かる。

 

(2)火成岩の組織に関する知識問題。これは間違えないように。


(3)結晶のできかたの実験問題。化学の分野(溶解度)と重なりはするが、そこまで難しくない。

 

(4)火成岩についての知識問題。一問一答レベルの知識問題。間違えられない。

 

【大6問】小問集合

 

(1)天体に関する問題。(中3地学)

地味に難しいんじゃないかな。いつもとは逆のことをする。一方通行の問題ばかりといていると答えられないけど、こんなことをする発想はないよね。隠れた難問。解けるのかな?

 

(2)細胞分裂についての知識問題(中3生物)

なんとなく難しそうに書いてあるけど、結局は学校のワークで解く問題と同じ問題だよ。

 

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