令和6年度愛知県公立高校入試分析~社会~ | TKの言われたい放題

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こんばんは。

 

一宮市の学習塾スクール玉野 TK です。

 

本日行われた愛知県公立入試の各教科のちょっとだけ詳しい分析です。

 

(画像はイメージです。若すぎるな。いつの写真だ?)

 

次は、社会です。

 

大問が5問から6問へと以前までの形式に戻りました。

といっても、これが点数に大きく影響することはなさそうです。

いや、知識の問題が増えたので、地道に社会に取り組んできた受験生にはプラスに働いたことでしょう。

社会はここ数年難化傾向が顕著でした。今年は歯止めがかかったのではないかと思います。

 

歴史は細かい並べ替えもなく、易しくなった印象。知識を使って即答できる問題も多い。取りこぼしには気を付けたい。

 

地理は、日本地理、世界地理ともに統計資料からの判定はさほど難しくはない。緯度の問題はちょっと悩むかな?世界の地形の問題はそこまで難しくないでしょう。

 

公民は、大問5が資料の活用問題。大問6が知識問題となった。答えにくい問題はなし。確実に満点をとっておきたい。

 

 

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【大問1】歴史

 

(1)日本の出来事より以前に起こった世界の出来事を選ぶ問題。~以前に起こった出来事を選ぶ問題は、選択肢の中から一番古いものを選べばいいんだよ。スエズ運河っていつ・・・?となるかもしれませんが、一番古いものと言われれば選べるでしょう。また、遣隋使=ムハンマドって教えたよね?

 

(2)カッコ埋め問題。単純な知識問題。一問一答レベル。間違えちゃだめよ。

 

(3)文化と年代に関する問題。著作権の関係上、どの建築物か分からないのですが、答えから推測するに、平等院鳳凰堂かな?

 

【大問2】歴史

 

(1)空欄補充問題。Aは一問一答レベル。間違えちゃだめだよ。Bは知識としては知らないかもしれないが、江戸時代の流れが分かれば選べるのではないでしょうか。あと、蘭学の意味が分かればなおさらですね。

 

(2)国名を入れる問題。ちょっと難しいかなという印象。Zが「農産物が豊富」というワードからフランスと決まるので、アメリカ・イギリスをどう入れるかとなる。Xの「この地はヨーロッパの文化をとり入れている」とあるから、ヨーロッパの国じゃなくない?と考えるか、Yの記述からイギリスが「世界の工場」であったことを思い出すか、のどちらかでしょう。

 

(3)空欄補充問題。こちらも単純に知識の問題。これも正解しておきたい。

 

(4)資料を見て答える問題。こちらは論理的思考力が試されてるね。「国内生産量が輸入量を上回る」ということは、ようやく国内で必要な分が賄えたということ。輸出するためには、国内で必要なもの以上に生産量が必要になる。この2点を踏まえて考える。

 

 

【大問3】日本地理

 

(1)資料の穴埋め問題。

W(長崎県の海岸線距離)とZ(石川県の1月の平均降雪日数)が埋めやすい。

 

(2)統計資料の判定問題。

九州の4県を当てはめる問題。基本的なベスト3を押さえていればさほど難しくはない。ポイントは「豚の飼育頭数」ここから、一気に2つ(鹿児島、宮崎)が埋まる。残りは、「製造品出荷額」を比べるのがよいでしょう。今更だけど、大分県の場所、分かるよね?

 

(3)空欄補充問題。

こちらは単純な知識の問題。間違えられない。

 

【大問4】世界地理

 

(1)雨温図と緯度の問題。雨温図は考え方は2つ。アメリカ東海岸の高緯度地域(カナダに近いしね)は気温が低いと知っているか、スペインは地中海性気候(夏の降水量が少ない)だということを知っているかのどちらかかな。

緯度は、有名な北緯40度線なんだよね。イタリアのすぐ下を通る緯線なんです。

 

(2)地形に関する問題。大きな特徴がみられるので、そこまで悩むことはないだろう。

まずはイの標高の高さがポイント。これがヒマラヤ山脈にあたる。残りはほぼ平坦なアと、全体的に山脈になっているウの判断となる。aのアメリカ(ロッキー山脈あたり)が分かりやすいのではないでしょうか。

 

(3)統計資料の判定問題。宗教、平均気温、北極点からの距離だヒントになるでしょう。しかも問題に答えるだけだったら、相当簡単だね。

 

【大問5】公民(経済分野:消費生活)

 

(1)空欄補充問題。①は単純に歴史の知識。1974年というヒントにピンときたかな?②はひっかけ問題。ひっかけというか、グラフの縦軸「前年比」という言葉の意味をちゃんと理解しているかが問われた問題。ただグラフの傾きみればいいわけじゃないことに注意。

 

(2)資料の読み取り問題。知識いらない。正解しないとまずいよ。

 

(3)空欄補充問題。これも一問一答レベルの問題。

 

(4)資料の読み取り問題。読解力を要する問題かもしれないが、これも落としてはいけない。

 

【大問6】公民(人権分野:国民の権利)

 

(1)空欄補充問題。教科書レベルの知識問題。間違えられない。

 

(2)権利に関する具体例を使った問題。学校のワークレベルの問題。

 

(3)基本的人権に関する法律問題。ちょっと難易度高いかなと思われたが、誤っているものを選ぶ問題なので難しくない。

 

 

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