こんばんは。
一宮市の学習塾 スクール玉野 TKです。
今週も張り切って、3冊紹介していきます。
【小学生向け】【中学生向け】【高校生向け】と、読んでもらいたい人を限定してはいますが、高校生が【中学生向け】を読むのもよし、小学生が【中学生向け】を読むのもありだと思います。大人の方でも十分楽しめると思います。
週末配信、毎週3冊を続けられるように頑張ってます٩(`・ω・´)و
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【小学生へ】
『大人に質問!「大人ってどのくらい大変なんですか?』 (質問する人:児童館の子どもたち 答える人:みうらじゅん)
質問●大人はなんで転ばないんですか?
⇒道ではあまり転ばなくなりますが、人生に迷い込んでしまうこともありますので気を付けなければなりません。
全国の児童館の子どもたちが、大人に素朴な疑問をぶつけます。大人代表はみうらじゅんさん。遠慮会釈なく真実を衝いてくる子どもたちの質問に、最初から最後まで真摯に応えます。そのやりとりにドキッとしたり、ほっこりしたり。おかしくてためになる本なのです。
「みうらじゅん」の凄さを思い知ることができる1冊です。
子どもたちの素朴かつ核心をついてくる質問に、真剣に丁寧に、かつユーモアも交えて返答します。
大人の方が妙に納得してしまうかもしれませんね。
【中学生へ】
『新しい道徳』(藤原和博)
情報化し、多様化した現代社会では、道徳を感情的に押しつけることは不可能だ。バラバラに生きる個人を支えるために必要な「理性的な道徳観」を大胆に提案する。
かの有名な東京都の民間中学校長になられた人が中学生・高校生向けに現代を生き抜くためにはをテーマにした一冊。
ほんの少し古いものなので、例えば「ケータイ」は「スマホ」に脳内変換してもらえると、現在の状況とマッチすることかと思います。大人でも十分読みごたえはあるとは思います。
第1章「新宗教『ケータイ・テレビ・ブランド』教から自由になる」はぜひ読んでもらいたいものです。
【高校生へ】
『ヘンな論文』 (サンキュータツオ)
おっぱいの揺れ、不倫男の頭の中、古今東西の湯たんぽ、猫カフェの効果…なかなか見る機会のない研究論文。さがしてみれば仰天のタイトルがざくざく…。こんなことに人生の貴重な時間を割いている人がいるなんて!
実学主義が叫ばれる現代ですが、こういう「誰トク?」な研究があるからこそ、世界は豊かになっていくのだと思います。学問における余白の部分というか、遊びの部分というか、そういう部分を失くしたらいけないと思うんです。
国語辞典を読み比べるという変態ぶりを発揮する、学者兼お笑い芸人の作者。
「ヘン」な論文を探すのも趣味だとのことで、着眼点は素晴らしいですね。
研究者の情熱が垣間見れます。
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本を読んでほしい理由。それは、自分の世界を広げるためです。
本を読むことによって、言葉が増える。言葉が増えると、自分が何を感じているか、より一層表現できるようになる。そうすることによって、世界は自然と広がっていきます。
運命の一冊に出会えることを願っています。
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