サバのお話し2 | もっち家はけっこう毛だら家

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立耳スコ「もあ(最愛)」、雑種茶白「こう(幸)」、元野良三毛「まれ(希)」の愛と希望の幸せ猫ブログです!たまにバイクMT-7☆
「まれ」の母猫「ゆい(由)」とその子供達「りん(凛)」と「おと(乙)」が仲間入り!6匹の大所帯~わぉ✨

さて、の続きです。

【サバ+子猫1匹捕獲成功!】


大家さんからの電話。
まぁそのうち来るだろうなとは思っていた。
弁が立つ相方がしっかりと説明してくれました。

飼っているのではなく、保護活動です。
母猫の保護を試みていたら、子猫がたくさんいて、みんななんとか保護してあげたい。
保護をしたら里親を見つけてあげたい。
過去に2匹の譲渡の実績がある。
(青ちゃん家のウイくんとうちのまれ)
道具も実費で揃え、現在は餌をいつでも食べられるようにして油断をさせています。
もちろんトイレの世話もきちんとしているし、何よりうちで食べさせるようになってから、ゴミを漁られ無くなっているはずです。
と伝えました。

大家さんは猫の嫌がるものをばらまけば良い。(つまり毒餌とか。)
この地域から追い払えば良い。
とおっしゃいました。

そんなことをしても誰かが無責任な餌やりをしている事で(サバの寝床を探している時に偶然見つけました)
また同じことが起こってしまう。

そうならない為に
今、捕獲をしてきちんと去勢、避妊をしなくてはいけないんです。

うちのお店は大家さんとはもう13年目のお付き合い。
話せばわかってくれました。
ですが、
この地域で以前
餌やりおばさんがいて、猫が増えてしまい、やめろと言ってもやめてくれず、裁判にまでなってしまった過去がある。
それから野良猫に関してはかなりデリケートなんだそうです。

この地域、いろんな所に
野良猫に餌をやらないで!
と貼り紙がしています。

きっとそんな過去から猫嫌いな人がふえてしまったんでしょうね。
TNRもまだまだ知られておらず
野良猫=糞尿やゴミを漁る悪
の公式が出来てしまっています。

世の中、猫が好きな人ばかりじゃない。
せっかく救おうとしてもどこかで殺させてしまうかもしれないと思いました。
ただ懸命に生きてるだけなのに。

とにかく早く捕獲をしなくては!

腹が決まればすぐ行動。
すぐさま愛護センターに連絡、捕獲器を4台貸して欲しい旨伝えると
一台ずつしか貸せないとのこと。
そこをなんとか貸しておくれよー😭
としつこくお願いしてなんとか2台は貸してくれることになりました。
マイ捕獲器と合わせて3台。
なんとかしなくちゃ!


そしてその日の夜、
9月7日決行することにしました。

まずは、サバをなんとしても捕まえなくては。
じっくりと たも網での捕獲方法は勉強してあったので
相方がたも係、もっちがたもからネットに移す係としました。

ごはんを食べてまどろむサバ。
都合の良いことにおケツをこちらに向けてうとうとしている。

たもを持つ相方。
近くでネットやキャリーを準備しその瞬間を迎える。

バシッ!

一瞬でサバはたもの中。
すぐさまたもがすっぽり入るネットを取り出し、慎重にたもごとネットに入れる。

ネットの底にサバが落ちたら、
ネットをねじり
たもを引き抜きファスナーを閉じる。

初めてのくせに
あまりにも華麗なるたも捌きをみせた相方に本日のMVPを差し上げたい。

緊張で手が震えた。
念願のサバ捕獲を達成し涙が出た。
余裕が無くて写真は撮ってません。

母猫を捕獲したらすぐに子猫を捕まえなければ!
幸い、サバ捕獲は昼間。
子猫達が出てくるのは夜なので見られていない。

日がとっぷりと暮れ
どこからかやって来た子猫達がウロウロし始めた。

捕獲器をセット。
すぐにキジトラが捕まった。
捕獲の旨、マミーさんや青ちゃんに報告し、お預かりをお願いします。
可愛い!
ちなみにこの子はもう里親様が決まりました!
なんたって可愛いものね。

お友達のバニラさんのお友達が新しいパパになってくださいました!
こんなに嬉しくて安心なことってないですよね笑い泣き

その辺りの様子を別目線で!

さて、残り4匹。

その日、深夜まで粘った。
しかしその日は他の4匹は姿を見せなかった。

焦る気持ちを抑えながらまた明日チャレンジする事にした。

また続く。