私のもう一人の母(猫)①(初対面)

私のもう一人の母(猫)②(小学生)

私のもう一人の母(猫)③(中学生)

私のもう一人の母(猫)④(高校生〜)

私のもう一人の母(猫)⑤

私のもう一人の母(猫)⑥(Cの終末)

 

幼少期から一人っ子鍵っ子だった私。

よく生活が成り立っていたなと不思議に思う。

朝の行ってらっしゃいから帰宅後は一人

 

そんな私に小学5年生の時に大型種の母猫C(1歳)と子猫P(1ヶ月)が家族になった

 

オス猫Pはとにかく私の母命だった。

 

実家は幹線道路沿いにあるマンション。

 

道路から敷地内に車が入って来る遠い母の車の音を聞き分け

母が帰宅する5分くらい前には玄関へ走って行き鳴き出す。

どう聞き分けているのか不思議だった。

 

ある日、高校から帰宅するとPが母の部屋で天井に向かって何かをしている。

 

和室だった母の部屋、引っ越し直後に押入れをクローゼットにリフォームした。

天井まで扉の方が格好良いとの業者の意見を断りなぜか天袋を残した。

 

それから3年。この日Pが開けたのか天袋が少し開いている。

そこへ一発で上がる特訓をしているP

木材の扉に傷はつけていない。

夢中で頑張っていたのでほっといた。

 

連日仕事や会食で帰宅もさらに遅い母。

帰宅後に少しソファーに座ると洗顔などをしてすぐ就寝。

かまってもらう時間が少ない日があるP。

 

電気を消すとソファーでアンモナイトに化し、母を叫び呼び

ベッドに運べと甘え鳴く。小さな母がソファーに戻り

「疲れてるのに・・・いつからそうなったんやもう」と、

おぼんのようにアンモナイトを運んで行く。

 

そんなある日、私は自分の部屋でCとベッドで横になっていた。

そうだ、1つ困った事が。私が眠るまで見届けるC。

私が眠るとPの所へ行くCの習慣で、せっかくの一人部屋の

ドアが閉められない。寝たふりを頑張りCが出て行ったあと、

そっとドアを閉めてしまうと後にCが来てドアを開けてと鳴き出す。

 

「なんで閉めるねん、開けといたれよ可哀想に」と、

父が起きてきて怒られる。その足元に並んで座るC。

 

ごめん Cおいで、とまた眠るまでの見守りが始まる。

なのでドアは基本閉められない。

 

 

話を戻し、そんなある日

大きな音の直後。

ドスンという音と共に母の低い声で何かを言っている。

一瞬お経のように聞こえた。

 

Cと目が合い一緒に母の元へ急いで行ってみた。

 

聞くと、

「も〜どっかから降ってきたわお腹に。Pが。痛いわ」と。

恐ろしいオーラ。

9キロ弱のP。

 

人に爪をあてない、人の皮膚を極力舐めない、

人に上がる時は静かにと躾けられていたP。

そんなPが?と驚いた。

 

Pを見るとウォ〜ンと困ったように静かに鳴いた。

 

大丈夫!?と母に声をかけたが、この当時

ここ最近で一番面白いと思ってしまった。

なのでよく覚えている。

 

母に溺愛されていたP。珍しくこの2人が揉めている。

 

母にバレないよう一発で天井付近へ登れるようになっていたP。

特訓は成功していた。

 

私が思うに、

「何してんの!?」と母に怒られても注目されたい、か

「すごいなP」か、

ダイブしてまで母を起こしたかったのではと思う。

 

せっかくダイブできたのに、Pはこの行為を二度とする事はなかった。

 

私はまた部屋に戻りCと就寝した。

 

〜続く〜

 

 

 

ポピーはあつこさんのご家族です

画像をお借りしました

 

 

こんなに可愛いポピー🐾

あつこさんがブログで書いていた

阿吽の呼吸。

あつこさんとポピーにぴったりの言葉に感じる。

 

世の中に可愛い子や素敵な人は沢山いる

どうしてポピーだけは私の心に入ってくるのだろう

 

 

 

 

 

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