『ロスバンド』
（2018年 ノルウェー他）
朝から激しく雨が降っていた。
昼前には線状降水帯が発生。
風速8メートルの強風と豪雨。
一時は避難指示も出た。
風に煽られて物凄い音がした。
サンシェードが出しっぱなしだと気づき
慌ててベランダに出て巻き上げた。
あぶないあぶない。
一昨日から長男が溶連菌感染症でダウン。
幼い頃からもう何回目の溶連菌。
次男も喉の痛みと微熱。
わたしも喉が痛くてやな感じ。
伝染ったかな。
この程度で終わるといいけど。
そんなわけで
今日はのんびり映画でもとPrime開いたら
劇場で観逃した『ロスバンド』がきてた
STORY
ドラム担当のグリムと、親友でギター兼ボーカルのアクセルはノルウェーのロック大会に出るために練習に励む毎日。
グリムはアクセルの音痴が気になってしかたがない。
真実を言い出せないまま、念願の大会出場のチケットを手に入れたものの、ベースもいなければ、開催地は遥か北の果ての町・トロムソ。
ベーシストのオーディションにやってきた９歳のチェロ少女のティルダを仲間に入れて「ロスバンド」を結成し、近所に住む名ドライバーのマッティンの運転で長旅のドライブに出かけるが……。
果たして4人はトロムソに無事たどり着いて、ロック大会で演奏することができるのか。
（公式サイトより転載）
大好物の音楽ロードムービー。
どことなく
『リトル･ミス･サンシャイン』を
思い起こさせる。
それぞれ悩みを抱えていて
もがくその姿は他人事と思えない。
グリムとアクセルが
まだ見知らぬティルダとすれ違う。
孤独なティルダが
自分の背丈ほどのチェロケースを
引き摺って歩く。
両シーン共に同じ道。
引きで映す画が美しい。
ティルダの捜索願いが出され
両親から電話で
連れ戻すように言われたグリムが
ドライブイン裏手の小さな湖に行くと
寂しそうに佇むティルダがいた。
夕暮れの湖に向かって座る
ティルダの後ろ姿を
引きで映した画の美しさ。
それ以外にも
ロケーションが素晴らしく
画の美しさに大満足
物語が良いのはモチのロン。
最近『メイド･イン･アビス』を
また1期から見直してて
やっぱり夢や憧れ
好奇心は誰にも止められないよなー
なんて思ってたとこだったから
特に心に響いたのかも。
予算も決して多くなくて
全然知らない監督が撮ってて
誰一人知らない俳優しか出てない
だけどきっと忘れないだろう良作に
出会えてしまうから
わたしは映画鑑賞が大好きなんだよなー
って思わせてくれた。
わたしの好奇心と憧れもまた
誰にも止められないのだ
今週の『虎に翼』
梅子さんも花江ちゃんも
自分で自分の鎖を引きちぎって
人生取り戻した
かっこいい女たちだった。
やっぱ『虎に翼』は
『マッドマックス 怒りのデスロード』だな
ってまた思っちゃったyo🤟🏻
