まいどどうも!

 

12月13日

まーちゃんこと、

佐藤優樹ちゃんが、

モーニング娘。'21を卒業しましたね。

(ブログを書いていたら日付が変わってしまいました)

 

本当は、

卒業について語るのが

良いのかも知れません。

 

しかし、

「まーちゃんが卒業することを語る」

というよりも

これまでの「まーちゃん」と

これからの「まーちゃん」について

視野を向けようと思います。

 

今回は

私なりの解釈で

まーちゃんについて

話してみようと思います。

 

それではよろしくお願いします。

 

■まーちゃん誕生の話

まーちゃんは

モーニング娘。にとって

欠かせないほどの中心人物となり、

 

今となっては、

ハロープロジェクト屈指の

人気メンバーとまで

言われるまでになりましたが、

 

モーニング娘。に加入当時の

まーちゃんと言えば、

超が付くほどの天然

大がつくほどの問題児。

 

そんなまーちゃんが

どのようにして

今のまーちゃんになっていったのか

少し振り返ってみましょう。

 

幼少期

家が教育熱心で

英才教育を受け続けていた

というまーちゃん。

 

英語、ピアノ、バレエなど、

あらゆる習い事を

していたとのことです。

 

しかし、なぜか、

それらのほとんどが身につかず、

特に、勉強はテンで駄目。

 

英語はおろか、

日本語の漢字ですらまともに

書けない状態なってしまいました。

 

唯一才能のあった

「ピアノ」の成長を見て、

「勉強が絶望的にダメだから音楽の道へ行きなさい」と

親の勧めで音楽の道に

進むことになったようです。

 

その流れで、モーニング娘。の

オーディションを受けることに

なったのですが、

 

オーディション合宿中の

まーちゃんは

 

話せば、

何を言っているかわからない。

 

漢字も読めず、

歌詞カードは漢字が読めない。

 

休憩時間中

練習をせずに鬼ごっこして怒られる。

 

常に落ち着きがなく、

先生に対して常に怒られる。

 

それでもケロっとしていて

何を考えているかわからない。

 

正直言って問題児でした。

 

当時のまーちゃんには、

オーディションというものが

良く分かっておらず、

母親から「楽しんできなさい」

との一言で、

「遊んでいいんだ」と

理解していたとのことです。

 

それでも

持ち前のセンスはすさまじく、

オーディションの

審査を重ねるたびに

別人のように

上手くなっていきました。

 

他のプロデューサーであれば、

まーちゃんの才能を

見いだせなかったかも知れません。

なにしろすごい問題児ですからね…。

 

しかし、多くの予想を裏切って

まーちゃんはモーニング娘。

10期メンバーに選ばれることに

なるのです。

 

こうあらためて考えると、

まーちゃんの才能を

これだけ早いタイミングで

見出したつんくさんって

すごい先見性だなあと思います。

 

■まーちゃんの才能

勉強は苦手な、まーちゃんですが、

音楽の分野においては、

まさに水を得た魚。

 

空の状態の大型のタンクに

音楽という水を

大量に注ぎ込んだかのように、

吸収力はすさまじいものでした。

 

しかも、

どれだけ吸収しても満足せず、

貪欲に音楽を吸収していきます。

 

その中でも、特に、

まーちゃんが愛したものと言えば

つんくさんの楽曲です。

 

まーちゃんは、初め、

つんくさんの楽曲の歌詞の内容を

理解できませんでした。

しかし、

なぜか気になるつんくさんの歌詞。

 

貪欲に質問を繰り返していくうちに、

深いつんく歌詞の意味に

気づくようになります。

 

まーちゃんは、

つんくさんの歌詞に興味を抱くようになり、

次第に熱中していきます。

 

仕舞いには、

自分でつんく歌詞の内容を

ノートに書いて

分析するようになり、

 

自分なりに解釈して、

自分なりの表現として

音楽に伝えていくようになるのです。

 

歌が上手いメンバーと言えば、

小田さくらちゃんや、

元JUICE=JUICEの高木紗友希さん

などが挙げられますが、

 

まーちゃんのすごいところは、

楽曲の意味を深く読み解き、

実際に自分がその楽曲の主人公になって

憑依させて表現する。

 

どのハロプロメンバーにも

負けないぐらいの

圧倒的な「表現力」

ではないかと思います。

 

音楽に対する考え方、

表現する力、表情の豊かさは、

現在のハロープロジェクトにおいて

ダントツの存在感

なのではないかと思います。

 

「まーちゃんが卒業する」

と発表されたとき、

 

私が、かなともほどの

悲しみと衝撃をうけなかった理由は、

まーちゃんはもう、

「アイドルでなくてもいい」

と感じたからです。

 

だって、すでに

「アイドル」の域を超えているんですよ。

この人は。

 

■まーちゃんの魅力

あなたは犬派でしょうか。

猫派でしょうか。

私は、圧倒的に犬派です。

 

仕事から疲れて帰ってきた時に

満面の笑顔で尻尾を振りながら

出迎えてくれる犬のことを考えると

とても幸せな気持ちになります。

(まあ、今は犬は飼ってないんですけどね)

 

私が犬が好きな一番の理由は

「無邪気」なところです。

 

それに比べて、

人間ってものは、

基本的に「表の顔」と

「裏の顔」を持っていて、

常に裏の部分を

隠して生きている生き物だと思います。

 

どんなに純粋そうな少女であっても

表の顔も裏の顔も

持ち合わせているものなのです。

 

もちろん性格のいい子はいます。

でも、どんな性格の良い子でも

裏の顔っていうのも

少なからずあるものです。

 

表と裏の顔のふり幅が

大きいか小さいかによって、

人間の性格というものは

形成されるのではないかと思います。

 

しかし、ごくまれに

「裏の顔」が全くない

「無邪気な人」って言うものが

世の中には存在します。

 

そのごく稀な人の1人が

まーちゃんなのです。

 

田中れいなという、

厚い壁をやぶったり、

モーニング娘。OBの

飯田圭織、辻希美、

石川梨華の楽屋に

勝手に入ったりできるのは

まーちゃんの

「純粋な無邪気さ」に他なりません。

 

普通、知らない人が

近づこうとすれば、

少しは拒否したく

なるものですが、

これだけ無邪気に

近づかれてしまうと

誰も拒否はできないのです。

 

普通の人間であれば

「人はどうあるべきなのか」

「人はこういうものだ」と、

なにかにつけて

人としてのルールに

囚われてしまいがちです。

 

しかし、

そんな壁を飛び越えることが

できてしまうのが

まーちゃんの魅力

なのではないかと思います。

 

■まーちゃんとモーニング娘。

まーちゃんが、

モーニング娘。を

卒業しても辛くないのか

と聞かれると

答えは当然「辛い」に

決まっています。

 

モーニング娘。'21という

グループ全体のことを考えたとしても

まーちゃんという

「絶対的な存在」が

抜けてしまった穴は

計り知れないほど大きなものです。

 

しかし、

まーちゃんという絶対的な存在が

モーニング娘。という

枠から飛び出たとき

「どのようなことをしてくれるのか」

という事には

非常に興味があります。

 

これからもまーちゃんは何かしら

芸能界で活動してくれるようなので、

その点では楽しみですね。

 

トークは

お世辞にも上手ではないですが

あの明石家さんまさんでさえ、

一目を置くほどの

魅力的な個性を持つ人です。

 

仮にバラエティ番組で

ハマれば、すごい化学変化が

起きそうな予感がしますし、

 

音楽の分野においても、

あの計り知れない表現力が

どのような進化を

遂げていくのかという

成長にも魅力を感じます。

 

また、まーちゃんが抜けた

モーニング娘。に対しても、

 

当然、最大のピンチには

変わりはないですが、

ピンチこそ最大の

チャンスでもあります。

 

若手メンバーの

歌割りの増加や

新メンバー加入の発表も

あるかもしれません。

 

その点でも、

今回の卒業に関しては、

悲しみでもあるが、

楽しみな部分もある

というのが正直な感想です。

 

というわけで、

今回はまーちゃんについて

少し掘り下げて

話してみました。

それではまた!