年賀状を出すのは数年前から辞めたんだけど、
送ってくれた人にはお返しを出すのを
繰り返してたんですよね。
前年に来た年賀状に送るという
パターンもあると思うから、
返事を出したら、また次の年も
送ってくれる人もいたけど、
それでもだんだんと
送られてくる年賀状は減っていって、
今年は6通になりました。
3通は親戚で、
1通はバンドの先輩で、
2通は大学の演劇部の同期。
でもね、
なーんとなく感じるのは、
この大学の同級生2人は、
これからも必ずくれる気がするんだ。
2人の共通点は、
前年の出来事とか、
感じたこととか、
具体的に、
年賀状にしては長文で書いてるんだよね。
今年もよろしく
じゃないんだよね。
2人の律儀なとことか、
なんか信念持ってるとことか、
そんなんが、
年賀状を出すという行為に
現れてる気がするんだ。
相手がくれるくれないとか、
世間体とか、
そんなんじゃなくて、
この2人は年賀状を送りたくて、
これからも、
ずっと送ってくれるような気がする。
一人の子は、
私が前の旦那さんと別れたとき、
最後まで反対してくれたんだ。
半分言い争いになったけど、
きっと彼女の生い立ちが、
それを許せなかったんだと思う。
のらりくらりな私に、いつも最後は、
「すい、ええ加減にしいや」
と、たしなめてくれてたな…
もう一人の子は、
『想稿・銀河鉄道の夜』をやったとき演出で、
練習中に突然泣き出した。
私はそのとき国語の先生役で、
ラストシーンのジョバンニへ語る、
「ああ…ジョバンニくん…
カムパネルラくんは本当に、
残念なことをしました。
でも、悲しまずに一生懸命やりましょうね。」
というセリフを、少し挙動不審に、
愛想笑いしながら演じたところだった。
「どうした？？」と、焦っていると、
「なんでさあ…
すいはいっつもコミカルな芝居なのにさあ…
泣けるんだよね…
ヘラヘラしてるのにさあ、
奥に何層も見えてくるのよ…」って。
その時はなんか褒められてるみたいで、
ただただ嬉しかったんだけど、
今となっては、彼女自身がきっと、
いつも笑いながら、
心にはたくさんのものを抱えてたんだろうな、
と思えたりもする。
そういえば、
この『銀鉄』のカーテンコール曲は、
要さんが教えてくれた、
パット・メセニーの『LAST TRAIN HOME』を
使ったな…
https://youtu.be/4QdWRgNdir4?si=vj4Q2IeEW-l_V77b
私はこれからも、
年賀状を受け取ったら返そうと思う。
だから、
年始にハガキを作ります。
今年急遽作ったのはこれ
子どもの成長とかで使うやつだよね。
でも、スタ☆レビはめてもなかなかいいでしょ。
あと、新語覚えた。
『めろい』🤭
推しとか、ペットとかにメロメロなことらしい。
日本語を大切にしてる人からみると、
けしからんのかもしれんけど、
上手いこと言うよね、若い子らは。
感情、伝わるもん。
で、娘にとっての『めろい』は、
これなんだけど
私にとっての『めろい』は、
これなんだな…
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