高校3年生の時の恩師からハガキが届きました。先月届いたので、もう94歳になっています。お元気で何よりです。
先生から、確か10年前に初めてハガキが届きました。驚きましたね。優等生でなかった自分に、なぜ、先生が覚えているのか不思議でした。新手の詐欺かと疑いたくなりましたが・・・。
どうやら先生は、フェイスブックをはじめ、時間があるときに卒業生の名簿等が新しく更新されたのを機に、卒業生の名前を検索し、名前と職業等を照らし合わせて、教え子を特定して、はがきを出していたようです。
もちろん私にもハガキが届き、友達申請が来たので、フェイスブックで先生とつながりました。
そのため先生が近況をアップすると教え子がいいねしていましたね。その中のほとんどは、私が知っている人たちです。
仮に教員を40年していれば、40組を担当しているので、教え子としては、1,600人になります。そんなに覚えているものなのでしょうか?それともその中で覚えている人についてのみ、はがきを出したのでしょうか。
フェイスブックの「いいね」を見ると、圧倒的に私の学年の人たちが多かったですね。学校ごとに管理していたのでしょうか?謎ですね。でも特定の年代に偏っているような気がしますが、不明です。
5年ぐらい前に、今度、老人ホームに入るとはがきが来てから、フェイスブックの更新がなくなり、教え子はみんな心配していました。
もう亡くなってしまったのではないかと思いましたが、先日ハガキが届きました。ホームに通信機器を持ち込んでいないのが更新できなかった原因です。
教え子の定年を気にかけているなんて、なんてすごい先生なんでしょう。言葉もありません。先生は、いくつになっても先生なんですね。しみじみ思います。
だけど、こんなに愛情のある先生とは、在学中はちっとも思いませんでしたが・・・・。若気の至りですね。