個人事業主の引退の難しさ | suihoenのブログ

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日頃お世話になっている個人事業主が、今年の3月末で事業を廃止すると聞いたので、急ぎ連絡をして会いに行きました。

 

自分より10歳年上です。数年前に奥様を亡くされてからは、一人暮らしです。

 

昨年4月に数人の従業員に対して、来年の3月末で事業をやめるので、転職先を考えておきなさいと明言したそうです。しかし、昨年12月に再就職先の目途はついているのかと、面談して確認をしたら、まったくやっていないということでした。

 

困ったなーと思い、仕方なく今年の12月末までは、営業を続けると社員に話したそうです。

 

個人事業主といっても定期的に安定した売り上げがあるので、事業主が続ければ、やっていけるはずです。

しかし、意欲がなくなったので引退すべきと自分に言い聞かせているようでした。

 

M&Aで売るのも面倒だし、社員が引き継ぐのも無理そうだしと言っています。その気持ち、よくわかります。この頃、なんかすべて面倒になってしまうんです。私も。

 

日本の制度として、ある年齢になったら安楽死の案内が来て、「まだ生きる・安楽死する」などを選べる制度があったらいいですよねと話したら、本当にそういう制度が必要だよねと盛り上がりました。これなら年金の赤字問題も一気に解決できます。病人に医療費を使い、年金を支給して財政を悪化させているわけですから・・・。

 

でも、日本医師会が反対しますね。「人間の尊厳を大切にすべきだ。神の領域に手を出してはいけない」みたいな議論に、きっとなりますね。表向きは・・・。裏では、クリニック等の売上が明らかに減るからでけど。

 

本当にそのような制度ができたら、生きたくても家族に殺されてしまう人が続出しそうで怖いですね。ということで話は終わりました。