心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力 -6ページ目
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有一天-お雑煮-

新しい年が明けたんだな…
そんな気持ちになれる食 お雑煮。

気付けばいつの間にか調理担当。
考えてみたら、久しぶりにこの場所に立つ。

作り方はうっすら記憶の彼方。
もっと彼女に教えてもらえばよかった…と少し後悔


アタタカイ


彼女の料理を一言でいえばこれに尽きる。
生まれてからずっと、
このアタタカイ手料理で、我が家は支えられてきた。

食によって命を救うことができると、初めて教えてくれた人でもある。
彼女は、食で病の人を救った。

病院から余命宣告されたのは、私が生まれて間もない時。
ちょうど、今の私の年齢だった。
「身の回りのことを整理してきます」
彼は冷静だった。
そして、二度と戻らない決意で病院を後にした。

残された道はただ一つ。
薬は一切使わず、食だけで治療すること。
彼の治療食は、私の幼少期、成長期を支えた、数々の天然自然食。
彼女の想いを入れた食は、アタタカイが見た目は地味で
多感な時期に、自分の弁当箱を見せることに抵抗を覚えた記憶がある。

でも、おかげで一度も大きな病気やケガをしたことはない。
いまも彼は、わたしたちのそばにいる。




右手に南アルプス 左手に富士山
彼女の部屋から見える景色。



4年前の夏 初めて内モンゴル草原の地に立つ。
自然と共生しながら生き抜いてきた蒙古人と一緒に旅をして
彼らのたくましさ、生かされている命の尊さを知った。

自分にも何かできないだろうか、役に立ちたいという気持ちと
初めて真剣に向き合った旅。
いつか、ここと関わって何かをする。
そのために何から始めよう…と考え始めたその矢先

旅から戻った翌月
脳溢血で彼女が倒れた。



元旦。
彼女と二人。窓に映る景色を見ていた。

もしかしたら、悲しい顔をするのではないか
何か影響を与えてしまうのではないか
そんな不安も当然あった。
ときどき彼女は、私が誰かわからなくなるけど
でも、どうしても話しておきたかった。

自分の人生をどう生きていきたいか
これからやっていこうとしていること
今年は、その準備の始まりであること
現地と行き来する生活になる可能性があること…
つまり、その計画を軸にした生活に変わること。

気持ちとしては、なるべくそばにいてあげたい。
でも、現地にも早く入りたい。しかし…

ずっとここで止まっていた。
いつかきっとその時期が来る。そう思って
年に1回は海外旅行をすると自ら決めたルールも保留にして
目の前にある仕事と彼女の部屋を行き来する生活を選んで3年経った。



「いいですね~ 中国には仕事で行くんですか?」

?!
耳を疑った。
その日も最初、私を誰か理解できなかったけれど
変なところで鋭い質問を投げかける。

わかってるのかな…
笑ってる。でも、少し寂しそうにも見える。

「そうしたいと思う」

「そう、いってらっしゃい」

昔からとても強い人だと思っていたけれど、
自分がどんな状況でも、まずは人のために動く人だった。


アタタカイ

彼女のアタタカイ食は、もう食べることはできないけれど
形は違うかもしれないけれど
その想いは、引き継いで伝えていきます。必ず。


有一天-離陸の瞬間-

いま、空港にいます (と想像して下さい)


出発時刻は迫っている。
天候は晴れ。風の状態も悪くない。
機長は言うだろう
「われわれの希望号は、予定より少し早く到着する」って。


いよいよ出発の時間…
エンジン音が一気に上がる

ゴゴゴゴゴゴ
溜めて、溜めて、溜めきったところで
まっすぐ伸びた滑走路に、一直線に滑り込む。

走る、走っていく。
走って、走って、走って走り切った その瞬間


フワッ…


(ウワッ!!)

旅立つ未来に、希望が乗る瞬間
この瞬間が めっちゃ上がる!
ガーってエンジン溜めて、一気に走りこみ飛び立つ瞬間。

よおぅし!
って気持ちになる。
何度味わっても、やめられないこの快感。


今年は何回味わうのかな…




有一天-自己治癒力-

人間の持つ、自己治癒能力の素晴らしさは計り知れない。
可能性の拡大、脳への活性化、心身の健康
生きる強さに繋がっていく。

生まれてから いや、もしかしたら生まれる前から 
実は関わっていたテーマ「自己治癒力」。
そこに繋がる、内モンゴル草原。

なぜ、内モンゴル草原?

あの壮大な大自然から感じるエネルギーには
人を内からキレイに、再活性させる”ナニカ”がある
と感じたから…。

癒し、ヒーリング、パワースポットブーム
今後も伸びていくであろう業界に、まだ見ぬ地を発掘して伝えていく
その”ナニカ”を探す旅が
自分に課せられたテーマではないか…とさえ思っている。

その第一段として選んだ場所、内モンゴル。
無条件に引き寄せられる
あの地に眠っている可能性は、一体何なんだろう…


自分を分析すると

まだ目に見えないものを発掘すること
可能性を引き出すこと

に、関心がある。
「自己治癒力」も、その一つ。


探究心に火をつけたのは
4年前の夏に訪れた、内モンゴル草原の旅だった。

有一天-新年好!-

2010年 明けましたね。
幕開けの朝日は、本当に素晴らしかった…


さぁ、始まるぞ!
体の奥から湧き上がるエネルギー
南アルプスをみながら、背中に感じる朝日
スゴイです…

昨夜の満月パワーに続いて、今夜の月
エネルギー注入しまくりです。

んー気持ちいい~
1年を希望でスタートできたことは、とてもありがたいことです。


いつか、内モンゴル草原の大地で新年を迎えてみたい。


イメージ…

左右に広がる放射状の光が、やがて全体を包み込む感覚。
360度、景色を邪魔するものがない あの場所だからこそ
そのエネルギーとパワーは、身体の奥の奥までしみ込んでくる。

震えが来るような寒さの中、徐々に暖かくなっていくのは
表面に当たる光の強さだけではない。

内から込み上げてくる、奥にある自身の力を蘇らせ
そのエネルギーが、身体中に伝わり 熱くなっていく…
力強さを感じ、満たされていく感覚。
そんな力が、内モンゴルの草原にはある。


そんな内モンゴルで、ボランティアではなく
ビジネスとして立ち上げようと、ようやく動き始めました。

ビジネスのことはもちろん、何もわからない手さぐり状態で切り拓いていく過程を
ありのまんまで綴っていきます。


五感をフルに使ったドキュメンタリー
内モンビズ立ち上げ奮闘記、始まります。


有一天-suiFeng-

これ何て読むの?
この名前を見ると必ず聞かれる。

確かに…
ということで、名前について触れてみたいと思いますパー


suiFeng 随风

中国語で、風についていく 風にまかせて 

という意味で、読み方は…

スイフェン スイフゥぇォン といいましょうか。
フの後が日本語の発音にないもので…ってしゃらくせーっ

スイフェンで。
わかりやすいし。

この名前、実は大好きな『LOVERS』という映画の金城武の役名

「風は決して一か所に留まらない」

まさに、生き方そのものグッド!

流れに身を任せて suiFengLifeでいきましょ。
遊牧民のように。

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