心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力 -5ページ目

有一天-内なる声に耳を澄ます-

何かにもがいて苦しんでいるとき
身体のどこかに痛みが起きて、なかなか治らないとき
これは、何かのサインの表れ。

なんてことはない、思い過ごしだろう…
やる”べき”ことだから、やら”ねば”
逃げてはいけないんだ

そう言い聞かせて、一時的に回避できたとしても
身体と心は思っている以上に正直に反応してしまう。


もっと耳を澄まして


壮大な内モンゴル草原の大自然は、大切なことを伝えてくれた。

知らなかった…

自分に正直になって、
想いを解放してもいいんだってこと。
自分らしく、ありのまんまでいて いいんだってこと。


正直に生きてきたほうだと思っていたけれど
自分でも気づかないくらい、自分自身を縛り付けていたことに気づく。
アタマで考えるのではなく、ココロのまんまでいること
想いのまんま、行動できるようになるのが不思議。

すると…心も身体もほぐれて笑顔が増えて
幸せの流れが、どんどん押し寄せてくる。


あの大地に立っているだけで、内なる力がみなぎって来る。

生き生きしてる!
パァーッと何かが弾けた解放感。

それは、今まで得たことのない感覚だった。
ここでしか得ることのできない感覚。


心と身体が一致してくる。


大地に広がる朝日が、徐々に身体に染み込んでいく。
雲の流れを追い、馬で大地を1日中走り続け
丘を越えた向こうには、見たことのない夕焼けが広がっている。

$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力


星が大地に下りてきたころ、草原の友が宴を披露
草原の楽器、馬頭琴と伝統舞踏でもてなしてくれる。


1日がゆっくり終わる。
徐々に、心と身体が開かれていく。
満たされていく。

初めは、何が起きているのかわからなかった。
でも、気がつくと、そうしていることが自然だった。

ありのまんまでいることが
自然なことだった。

見渡す限りの大自然が
今ここにいる、自分のすべてを包み込む。

怒りも、悲しみ、喜びも全部
あるがままでいることの素晴らしさを教えてくれた
とても とても 大きな存在。


内なる声に耳を澄まして
本当の想いに、気付いて。

有一天-白と青-

モンゴル人は昔から、色のもつ意味を大切にしてきました。

草原の聖地アウバオに行く時、手渡されたシルク地のような布。
ハダーと呼ばれるその布の鮮やかな色は


$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-白と青のハダー


白と青。
これは、モンゴル人の日々の生活に深く根付いた色そのものでした。


その中でも最も白を大切に、また尊敬しています。
例えば、白い羊、白い牛乳、牛乳で作られた食品、またゲルの色など。

$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-内モンゴル草原のゲル



帝国の時代の国章と国旗は、白馬の尾で作られていましたが、
これは母国が、汚れなく正しく、順調に進歩してほしいという願いを表しています。

モンゴルのお正月は旧正月で「ツァガンサル(白い月)」と呼ばれます。
何も悪いことがない真っ白な月という意味もあります。
「ツァガンサル(白い月)」の白は、モンゴルでは純粋さを表現し、
モンゴル人が尊ぶ乳の色でもあります。
料理も白が基調になり、乳製品で出来上がった食べ物が多いようです。


白い色の品物がどのぐらいあるのかは、
モンゴル人の生活水準を測る一つ標準になってきました。
そのため、白色はモンゴル人の心の中の純潔や吉祥を示す色になり、
幸せと豊かな生活の象徴となりました。

だから、モンゴルでは旧暦のお正月を「白月」と呼び
親戚あるいは親しい友達同士がお互いに家を訪ね合い、
新年の挨拶をしながら新しい一年がよい年になるように…と後輩が先輩に、
白ハダー(2-3メートルぐらいの白布)を差し上げるようになったといいます。

$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-白ハダー



また、青色も尊重する色の一つです。
青色は、永遠、青空、崇高を意味し、
年上の人に挨拶する時やお祝いなどの時に使う青い色の布のことを
「ハタグ」と言います。

$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-青ハダー



青色(モンゴル語では「フフ」という)を大切にする理由は、
モンゴル人は昔から「祭天(天を祭ること)」してきました。

「空」は青色なので白と同様に、尊重する色でもあり
また、青色は一番生命力がある色と見られるからです。

例えば、草の色は実際には緑だけれど、青草という。
モンゴル語では、「フフエベス」と呼ばれています。
また、野菜を「青菜」ともいう。だから、蒙古族を「フフモンゴル」と言ったり、
国家の史冊が「青冊」とも言われているのも、
青の持つ意味を尊重したからかもしれません。

はるか昔のモンゴル帝国時代の旗も青であったといいます。

現在の内モンゴルの首府であり草原の入り口と言われている
「フフホト(呼和浩特)」は、“青い城”を意味します。
そして、なんと!
緯度が青森と同じなんです。
この青つながり、単なる偶然でしょうか…



今も、モンゴル民族の歌の中には白と青が多くあって、
お客様にモンゴル草原の歌を歌いながら白ハダーを差し上げる習慣があります。

草原に降り立つと、馬に乗った蒙古族たちが、馬頭琴と共に歌いながら、
おもてなしの酒(白酒)と白ハダーを手渡してくれます。

$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-歓迎の宴


あぁ、自分は草原に来たんだ…
内モンゴル草原に初めてふれた瞬間の色も、やはり白だったことを思い出しました。

悪い考えを持ってない明るい生活の人を「白い気持ちのある人」と言います。

「白い気持ちのある人」でありたいですね…




参考資料:砂漠化防止植林プロジェクト 緑化旅団 緑の大地 / 劉永亮



有一天-草原の聖地アウバオ-

なぜ、ここに引き寄せられるのかわかりません。
内モンゴル草原に行くと必ず足を運んでしまう場所がある。


アウバオ


モンゴル人にとって神聖な場所。
果てしなく広がる大草原の中で、道しるべの役割も果たすアウバオ。
岩を積み重ねてつくられ、その間に挟んだハダーと呼ばれる
白と青の旗(布)が風になびいている。


$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-内モンゴル草原の聖地アウバオ


ここは、ものすごいパワーを感じると言うよりも
本当に神聖な場所なんだな…と感じる。
気持ちが、心が落ち着いてきます。



初めてアウバオに訪れたときの話。

「祈願成就をしない?よく当たるんですよ」
観光客向けのお決まりのセリフでしょ?と思いつつも
面白そうなのでやってみる。

◇祈願方法◇

1. お線香を持って、アウバオの周りを3周する。

2. その間、自分の願いを唱える。

3. 3週目に、お線香をアウバオに供え、再度祈る。



というわけで、
ピンク色の見たことのないブツを手渡される。


え?これがお線香?!でかっ


思わずプッと笑ってしまう位、
日本ではありえないサイズの大きさと太さの線香。
しかもピンク。


あ!
だからだったのか…ピンク


祈願内容は恋愛。
正直、当てにはしてませんでした。
ですが…周りも自分も、なんと全員成就してしまったのですよ、これが。
しかも、無理目なお願いをしただけに驚愕。
更に、まさかと思うような展開がその後も続いて、
これはただモノじゃない…
ここには、縁を結ぶの力があるかもしれません。



アウバオに辿りつくまでは、いろんなものと出会います。
風力発電用の羽を運ぶ大型トラックとすれ違ったり
草原の中に入ると、牛や馬と道を譲りあいをします。

アウバオに続く道は、まるで未来に進む道のようにも見える。


$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-アウバオへの道






アウバオの周りを囲む360度の大自然。その中で見た夕焼け
何とも言えないエネルギーを内から感じる。
心で感じたままいると、人って幸せになれるんだ…
そう教えてくれた大切な場所。


$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-夕刻のアウバオ


内モンゴル草原の聖地 アウバオ。
大地の真ん中で、風を感じる瞬間。
きっと、ここで感じた心の想いを、風が伝えてくれたのかもしれない…

有一天-意外!中国人訪問数第1位の国内-

中国人観光客の数が、年々全国的に増えているようですね。
そんな中、目を疑う記事が。


『中国からの訪問数第1位の地方都市 ●●県』




どこだと思いますか?
なんと…

山梨県


意外でした…。
父親の故郷に、彼らが終の棲家を置いたので
それなりに関わってきた場所ではあるのですが
なんでだろう…と。






富士山!!




…にしても、温泉くらいでわざわざ行くほどの地域活性化をしているようにも見えず、
富士山は静岡側からみている率が高いのでは?という勝手なイメージもあり…

確かに、5年前まではそのようでした。
東京から箱根温泉を経て、静岡側から富士を眺め、名古屋に向かうのが一般的と。


では、なぜ流れが変わったのか。


自治体ぐるみで「富士山と温泉」をセットにして
旅行業者向けのPRを盛んにして知名度を上げた、とのこと。
(大河ドラマの武田信玄の勢いもあったと思われる。)

その際に、ホテルや旅館が、中国人ツアーに協力的で、
箱根ルートよりも値段を下げてきたというのです。
すると国内の手配業者も、山梨ルートを組む方が利点が大きくなるので、
流れが変わった、という。


中国人観光客の都道府県別訪問地でいうと、
当然ながら上位には主要都市がずらずらといる訳ですが、
その主要都市同士を繋いでいるルート上に、山梨県があったという
実に美味しい恩恵…。

特に東京から名古屋、京都・大阪を結ぶ旅行コースは
ゴールデンルートと呼ばれて非常に人気も高いルートだそうで、
2025年、東京-名古屋間を結ぶ、リニア中央新幹線の開通に向けて
さらに足が運ばれていく予感がします。


さらに!
北京と上海に常駐スタッフを配置して、物産展の開催やメディアで
観光PRを盛んに行ったと言います。
これには、納得できます。

結局、観光地は知らなければ行きません。
誰かが、行ってほしい方たちに伝えなければ、行く人は見つかりません。
だからこそ、その土地土地を、どう魅力的に伝えていくかが大切になりますね…。

言葉だけでなく、いやむしろ言葉以外で伝え感じてほしいのですが
そこにしかない価値に触れてもらう
納得できるだけのものが、他にはないものがそこにはあるのか
冷静に見て掘り起こしていく必要があります。

そのためにはその地域とのチームワークが必要になってきます。
訪れた現地で、リサーチしてシビアに判断しなければならない。
現状をみて、これからどうしていくか、の課題と向き合っていく必要があります。
内モンゴルの場合も、ここで苦戦する予兆を既に味わっていますが、
大事な課題として、現地の方たちとなんとかやっていけるようにしていきたいです。



日本に訪れるビジネス訪問客は、都市部出身の方が多いらしいです。
『自然のあるところに行きたい』
そんなリクエストが多いのも、経済発展した国、している国の皆さん、お疲れです。

本能的に、自然のある場所を求めてしまうんでしょうか…
自然のあるがままの姿は、心と身体を癒してくれます。

山梨県は、富士山も、南アルプスの山並みも素敵で、温泉もあり
体の芯からあたたまる、ほうとう もあります。
そして、何よりも



天然資源がある場所は強いです。内モンゴルもそうですね。
自然のある場所には、多くの生きるエネルギーが存在していると思います。
山梨県も、そして内モンゴルも、これからもどんどん成長、発展していく
そう感じています。



※参考サイト:チャイナビ(チャイナコンシェルジュ)

有一天- 2010年のキーカラー -

今年のキーカラーは…?
みなさんは、どうでしょうか。


2010年に選んだキーカラーは、この3色。


◇メインカラー:白
◆サブカラー:青
◇アクセントカラー:ゴールド




すぐに降りてきたのが 白!
ん、納得。

まっさらな気持ちで、
ここから描いていくんだという感じ。


サブカラーの青は、鮮やかなブルーをイメージ。


ん!これって…
内モンゴル大草原にある、アウバオ(オボー)に捧げる旗と同じ色でわ!
そうだったか…
無意識に選んだ色でしたが、心の奥に残っていたんでしょうか。


アウバオとは、石を積み上げたモンゴル人にとっての聖地。
何もない大草原の中では、位地の確認のための貴重な目印にもなる。


$心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-内モンゴル草原の聖地アウバオ



白と青 この2色は、内モンゴルと、とても関係が深い色。
もちろん、この色たちにも意味があります。

白色は、モンゴル人の心の中の純潔や吉祥を示す色
青色は、永遠、青空、崇高を意味する色
(詳しくはこちら → 有一天-白と青-




昔、白とブルーが大好きでした。
大きな悩みもなく(w、生き生きしていたころ身の周りにいた色。
海が好きでしたね。
もちろん、今も好きです。


海も大地も共通していることがあります。それは


風を感じる


母なる大自然からのエネルギーを
風が運んできてくれます。

風は、流れを伝えに来てくれる。
自分がどちらの方向に行ったらいいか…と迷う時も。




アクセントカラーに選んだゴールド
これは光でしょうか。


気分を新たに、空に羽ばたけ
光を放って!


そんな願いを込めて。
2010年を楽しいで行こうと思います。





ちなみに、ファッション業界的には



だそうです。
やはり被りませんでしたか…(苦笑




新年会のドレスコードは、ピンク&ゴールド。
さて、コーデはどうしよっかな~



気持ちは、こんなでっ

心と身体の解放の地-内モンゴル草原 自然の力-草原の風


風を感じますか?

風を感じて しなやかに生きていきたいです。