徳島県 林業ガイダンス | 酔渓の山暮らし日誌

酔渓の山暮らし日誌

釣り日誌でしたが諸事情から山暮らしの日記に変更します。また釣りに行けばその事も書きますが、回数は少なくなります。

こんにちは
雪にも負けずに頑張る酔渓です。


現場にもしっかり積もって
_<)


しかし年内に後300立米搬出しなきゃいけないので
搬出現場は待ったなしです。



そんな忙しく働く仲間達を置いて
私はこの週末、徳島市内のホテルに居ておりました。


これが可愛い子ちゃんとデートとかなら良いのですが
残念ながら仕事です。




県の森林連合主催の
林業希望者向けのガイダンス

私もトークショーのゲストとして呼んで頂きました。

トークショーは私のほか
県南部那珂川流域で活躍している
林業グループ山武者のメンバー2名と一緒に3人であれこれしゃべりました。

山武者はなかなか凄い人達でして

「これからの林業で素材生産(丸太の出荷)だけでは厳しい

時代はチップやバイオマスに向いている

ならば自分たちでやっちまえ!!」

てなわけで会社と行政をけしかけて

なんと!自前でバイオマス発電所を作ってしまったり(家や建築で使えない品質の木材をチップ加工して燃料として燃やし電気を発電する、しかも燃料は木材なので実質のCO2排出はゼロ原発なんかより安全でこれからの発電方式として注目されている発電)


「林業とは山から価値を作り出すこと
広義に言えば山から現金価値を生み出すこと

ならば木を切るだけが能じゃない!!」とキャンプ場を作ってしまったり

しかもただのキャンプ場じゃなく
山をテーマに遊んでもらってついでにお金も落としてもらって

山を気に入ってもらって
ゆくゆくは移住や新たな林業の担い手になってもらおう!というプロジェクト



そんな方達とお話し私もエネルギーを貰って来ました。



バイオマス発電はコストやら解決しなきゃいけない問題もおおいですが

私の理想にも通じるものがあり
おおいに刺激されました。


調子に乗って
ご来場の皆さん、関係者の前で

「昔、山が良かった云々言われてた時代は家庭の燃料は蒔炭でした。つまり生活になくてはならない必須のエネルギーを生産、供給していたのです。

それが現代は石油に替わり、山村に流れていた都会のお金は海を越えてサウジアラビア中東に流れるようになりました。
おかげで彼らは世界一の金持ちです。

今、我々の生活にもっとも欠かせないエネルギーは電力です。
その電力は山の木から作る事が出来ます。


もう一度山から街へエネルギーを供給しましょう!!
そうすれば日本の山村は中東に生まれ変わります。
次の時代の林業
目指すのは和製サウジアラビア、ドバイです。」なんて誇大妄想かと言われるくらい壮大な事を言ってしまいました(笑)





少々ご来場のお客様が少なくもう一押し感は残りましたがその分熱意はタップリ伝わったのかな?と思います。



原稿や事前の打ち合わせを吹っ飛ばして喋りまくる私達を上手いことまとめて、トークショーの形で進行してくださった県のY さんありがとうございました。
ご迷惑をお掛けしたんじゃないかなと思います。f(^_^;