秋も深まり、紅葉に色づいた木屋平
各地区での秋祭りも盛大に執り行われました。
そんな恒例行事でも
今年の木屋平川上地区では少し違う出来事がありました。
話は遡りとある日、
さる高名な古武術の使い手が村を訪れたそうな
氏の申されるには
道場に伝わる、先代の教えで
「古武術を極めんとするもの、その大成を願い、阿波の国 剣神社、 讃岐の国 白鳥神社、そして京の下鴨神社に舞いを奉納すべし」
なんやらかんやらと言い伝えがあるそうで
その儀を行うため
古文書をたどり、有力者に話を聞き
我々木屋平村の川上神社にたどり着いたとか
こちら関係者も「まーそうゆう有り難いことなら」てなわけで今回の祭りへと話が進みました。
こうして当日、小雨がふり霧がたちこめる、何やら神秘的な雰囲気のなか
阿州柳生神影流 古武術兵法道場の奉納剣舞が執り行われました。
演目は色々あったのですが
だいたい巫女さんと稚児による舞
武道家による剣舞、型の試技
槍術と剣術の闘いを模した舞
以上なようなながれで奉納の舞が進みました。
昔剣道をかじった程度の私では
詳しい事まではわかりませんでしたが
上段のかまえが少なく、中段下段の抜き打ちが多かったのが柳生流なのかしらなどとボンヤリ思いつつ見させていただきました。