スースダイ アサノです。
今日は日本アジア振興財団(JAPF)のスタディツアーにて登壇させて頂きました。
その際に話させてもらった内容のちょっとしたメモを。
自分が忘れない為にも。
カンボジアは、あるいは世界は今、新しい時代に入ってきています。
その中で、日本人の学生さんや引率されてる方も含め、
東南アジア、カンボジアはまだまだ貧しい国で、日本より格下の国というイメージが先攻しているように思います。
しかし来てみると、抱いていたカンボジア像とは違うカンボジアが顔を出すわけです。
きっと日本にいる日本人のカンボジアのイメージって、下記の区分けができるとすれば、
(下記は勝手に僕が区分けしただけですので、悪しからず)
カンボジア1.0とカンボジア2.0のイメージを持っている人が大多数なのではいでしょうか。
カンボジア1.0
→ポルポト政権後
→児童買春問題
→貧困問題
→地雷
カンボジア2.0
→学校建設
→教育問題
→国際協力・国際貢献
→ボランティア
カンボジア3.0 ★特にプノンペンはいまココ
→国際化の舞台へ
→都市部は人種のるつぼ化へ
→カンボジア人優秀な人材が世界へ
もちろん、まだまだポルポト時代の後遺症のような問題・事故や、
地雷にて人の命が失われる事故もあるのは事実です。
そして、学校や教育のインフラが行き届いてない地域があるのも事実。
ではあるけれど、これから就職活動をしてく学生さんが、
カンボジアを1.0 / 2.0の国だと思い込み、カンボジアを訪ねる。
そして思い込みが故に、そのような色眼鏡を通してカンボジアを見て、納得して帰国する。
カンボジアは3.0に入ってきていることに気がつかない。
そんな中、優秀なカンボジア人が(国費)留学生として日本や他の国に行っているのです。
日本へ留学したカンボジア人を2名を身近な存在として知っているのですが、
一人は来年から某大手自動車メーカーへ就職します。
彼は他にも超がつく大手から3社も内定をもらっていたから驚きです。
その彼は、カンボジア語、中国語、英語、日本語ができます。
もう一人の彼女は、国連を目指し、
来年から某有名国立大学の大学院へ進学が決まっています。
就職活動で隣に座っている学生が、
マルチリンガルなカンボジア人を筆頭としたASEAN諸国の学生、
なんてことが日常茶飯事になっているかもしれません。
つまり何が言いたいのかと言いますと、
それくらい東南アジアの成長は経済だけではなく、人の成長も凄まじく、
どうせカンボジアに来るのであれば、国際貢献や学校建設も良いけれど、
そう言う視点でも見ていかないと、非常にもったいない、と言うことです。