カンボジア3.0 | Sui-Joh〜カンボジア発アパレルブランド〜

Sui-Joh〜カンボジア発アパレルブランド〜

Sui-Johは2012年にプノンペンで生まれた、世界にひとつを作るシャツ・アパレルブランドです。
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そしてカンボジアから「Happy」が、水の上を漂う笹舟のようにぷかぷかと届きますように。

スースダイ アサノです。

 

今日は日本アジア振興財団(JAPF)のスタディツアーにて登壇させて頂きました。

 

その際に話させてもらった内容のちょっとしたメモを。

自分が忘れない為にも。

 

カンボジアは、あるいは世界は今、新しい時代に入ってきています。

 

その中で、日本人の学生さんや引率されてる方も含め、

東南アジア、カンボジアはまだまだ貧しい国で、日本より格下の国というイメージが先攻しているように思います。

 

しかし来てみると、抱いていたカンボジア像とは違うカンボジアが顔を出すわけです。

 

きっと日本にいる日本人のカンボジアのイメージって、下記の区分けができるとすれば、

(下記は勝手に僕が区分けしただけですので、悪しからず)

カンボジア1.0とカンボジア2.0のイメージを持っている人が大多数なのではいでしょうか。

 

カンボジア1.0

→ポルポト政権後

→児童買春問題

→貧困問題

→地雷

 

カンボジア2.0

→学校建設

→教育問題

→国際協力・国際貢献

→ボランティア

 

カンボジア3.0 ★特にプノンペンはいまココ

→国際化の舞台へ

→都市部は人種のるつぼ化へ

→カンボジア人優秀な人材が世界へ

 

もちろん、まだまだポルポト時代の後遺症のような問題・事故や、

地雷にて人の命が失われる事故もあるのは事実です。

そして、学校や教育のインフラが行き届いてない地域があるのも事実。

 

ではあるけれど、これから就職活動をしてく学生さんが、

カンボジアを1.0 / 2.0の国だと思い込み、カンボジアを訪ねる。

そして思い込みが故に、そのような色眼鏡を通してカンボジアを見て、納得して帰国する。

 

カンボジアは3.0に入ってきていることに気がつかない。

 

そんな中、優秀なカンボジア人が(国費)留学生として日本や他の国に行っているのです。

 

日本へ留学したカンボジア人を2名を身近な存在として知っているのですが、

一人は来年から某大手自動車メーカーへ就職します。

彼は他にも超がつく大手から3社も内定をもらっていたから驚きです。

その彼は、カンボジア語、中国語、英語、日本語ができます。

 

もう一人の彼女は、国連を目指し、

来年から某有名国立大学の大学院へ進学が決まっています。

 

就職活動で隣に座っている学生が、

マルチリンガルなカンボジア人を筆頭としたASEAN諸国の学生、

なんてことが日常茶飯事になっているかもしれません。

 

つまり何が言いたいのかと言いますと、

それくらい東南アジアの成長は経済だけではなく、人の成長も凄まじく、

どうせカンボジアに来るのであれば、国際貢献や学校建設も良いけれど、

そう言う視点でも見ていかないと、非常にもったいない、と言うことです。