すぐログ!! -6ページ目

   すぐログ!!

ナレーターの勝呂美和子(スグロミワコ)です^^
日々のこと、お仕事のこと、その他色々、すぐろのブログ

ナレーションを学ぶ3 

自分の声を聴いてみよう 返し

こんにちは。勝呂美和子です。自分の声を聴いてみよう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

子供の頃、自分の声を録音して聞いてみるということをしませんでしたか?「えーーーー!?」となった人は多いのではないでしょうか。「自分はこんな変な声じゃない!!!」人は自分が発している声をとても良い声だ。と感じがちなのです。

私もそうでした。初めて聞いたのはカセットテープに吹き込んだ日常会話。

初めて聞いた私の声は、「変な声」でした。

そんな変な声であることは一切忘れて、声業界に入るのですから人は面白いものです。

ナレーションの練習において、耳を鍛えると前回書きましたが、耳を鍛えるのに最適なのは自分の声を繰り返し聴く。ということです。

「変な声」と感じているうちはまだまだ。それは自分が発している声を自覚していない全くコントロールできていない発声をしていることかなと。

では声を聴く、とは?

ナレーションでは、必ず返し。という自分の声が返ってくるヘッドフォンがあります。

それはマイク前で芝居をするアニメの仕事、元の映画の原音を聴きながら芝居をする吹き替えの仕事、そのどれとも違う点です。毎回自分の声が耳に直接返ってくるわけですからコントロールできていない声をいつまでも出すわけにはいきませんよね。

自分の耳を鍛えるには、まず同じ状況を作り出すこと、です。そのためにはまずマイクセット、PCPCとマイクをつなぐインターフェース。などが必要です。

ヘッドフォンは、私は人に勧めて頂いたSONYMDR-CD900STというものを買いました。よくミュージシャンのMVに出てくる赤と黒のヘットフォンです。ちょっと憧れますよね。それをつけるだけで自分がちょっとだけ本物に近づけた気がする。なので本物の道具は大切です。実際にこのヘッドフォンはスタジオでたくさん使われているんです。道具に慣れておく、ということはとても大切なことだと思いませんか。このヘッドフォンの良いところは加工しないそのままの声が聞こえる、という点です。なのでそれを録音して聞けば、自分の加工されていないそのままの声を認識でき、耳を鍛えることに繋がるのです。現在は、あまり高くなくそれらを揃えることができます。

自分の声を録音してみて、聞いてみる。その回数を重ねるだけで、本当に上達します。

ナレーションはマイクを通して仕事をする職業です。普段の声が小さい人でも、マイクに乗せると途端に良い声になるという人もいます。

 

自分が、どういった特性を持っているのか。認識することから始めてみましょう。

 suguro miwako

 

こんにちは。勝呂美和子です。

勝呂のナレーションを学ぶ2です。

今回のテーマは耳を鍛える。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前回、声の似た人を探すというテーマで書いてみました。コピーする、という話から始まったわけですがコピーする、ということでもう一つ良いことがあってそれは「耳が鍛えられる」ということです。

耳を鍛える、とはどういう事なのか。私たちは普段、人の読みなんてほとんど意識していません。俳優人は他の人の芝居には敏感になるけれど、一般人にはそんな細かな違いなんて感じ取れませんし、ナレーションだって、普段テレビを見ている限り、そんなに意識して聞いている人なんて皆無。じゃあないでしょうか。プロは耳をダンボにして聞いていると思いますが。

「耳を鍛える」とはそんな細かな違いまで感じ取ることができる「耳を育てる」ということです。

よく感性が鋭いや、センスが良い、人がいるかと思いますがそれはその人が長年培ってきた鍛える能力が発揮されているからだと思います。それはその物事に対してより敏感に感じ、多くを受け取っているか。俳優で良い芝居をする人は良い舞台や、良い芝居に人よりも多く触れている人だと思うし、そこから感じ取ることも人よりも膨大なものなのでしょう。よく、芝居を観に行けと言われますが、それはそういうことなのではないかと。

人より多くの感動、そして発見。それを繰り返すことによって自分の感性が刺激され、鋭くなっていく。それが、その人のセンスを作っていく。

人より秀でるためには人よりも多く本物に触れること。ナレーションだって同じ、芝居だって同じ。同じものを観て、聴いても、より多くのものを感じ取ることができる「耳を鍛える」

これは良い、これは違う、きちんと判断できる「耳を育てる。」

 

それは多くのものに触れること、日々練習することの積み重ねで確実に獲得することができます。

 

suguro miwako

 

 

勝呂のナレーション勉強法 〜仕事を増やしていくためにやった事〜

 

こんにちは勝呂美和子です。

今回からは仕事を増やしていくためにやった事シリーズの別バージョンとしてナレーションの勉強について私がやっている事を書いて行こうと思います。

 

ナレーションを学ぶ1 自分と似ている声を探す

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

声優さんだからナレーションも簡単にできるでしょ。と思われがちですが、私は声優の芝居が出来ることとナレーションを喋ることは別物であると考えています。

プロになればなるほどその違いを感じ、使い分けているのではないでしょうか。

声優の芝居はマイク前で立って声を発します。ナレーションは基本座って声を発します。

姿勢一つとっても違う。ならば声の出し方、表現の仕方だって違う。

ある方がおっしゃっていた言葉でこれは。と思うことがありました。「声優は表現。アナウンサーは伝達。ナレーターは説得。」

最初聞いたときはわかりやすい例えだなぁ!とそれだけ、思いました。そして今はこの言葉の深さを考え事あることに頭によぎります。

私はナレーションに特化しようと思い勉強してきました。特化することはこの競争社会において自分を守る武器に、攻めていく術なります。

しかし、何をどう始めて良いか解らない。と思う方も多いのではないでしょうか。

キャリアが全くない人もそう、キャリアがある人もそう。誰も正確な勉強方法なんて実は解らない。

私の勉強法はただの一つの例です。自分とは違う、そうではない、間違っている、と思うのは自由です。ただ、何かのヒントにはなるかもしれません。

私が始めてみたのは「似た声の人を探す」という作業です。

コピーという話を前に書いたと思いますが、学ぶ時はいつでも「守破離」という考え方が応用でき、最初に型を徹底的に守り、それを破壊し、そこから離れる段階に入る。

コピーとはその「守」の部分、「型」の部分です。

手当たり次第、人をコピーしました。女性ナレーター、男性ナレーター、声優、俳優、流行りの読みから、アナウンサーなどなど。

やってみてわかったのは、「誰も真似できない!」ということです。それでもなんとかとっかかりが欲しいと思い考えついたのが、「自分と似た声の人を探す」という作業でした。

これは、とても効果的でした。

まず、自分と似た声を出しているので、真似が他の人より多少容易であるということ。

真似することによってブレスの位置や、発声の仕方、姿勢など想像ができるということ。

似せるためにまず初めにコピーをするので自分との違いをより体験できるということ。

そして人の読みを体感できるということ。

 

違いを認識することによって、より自分が浮かび上がってくる。

そんな体験をすることができます。

 

suguro miwako

 

 

 

 

BSプレミアム 神様の木に会う
〜にっぽん巨樹の旅〜

PRとプレマップをナレーションさせていただきました^^

本編語りは 工藤夕貴さんと美輪明宏さんです。

実家近くは木がたくさんあったので登ってみたり、触ってみたりしてよく遊んでいました。大きな木はそれだけで何かパワーを持っているようで。今でも木を見るのは好きなのでとても嬉しかったです。

ありがとうございました😊


昨日は事務所の謝恩会でした^^先輩方や後輩たち、昔お世話になった先生方、関係会社の方々とお会い出来る素敵な会です✨とても嬉しい事に毎回大人数なのに色々な方に挨拶する事が出来ました╰(*´︶`*)╯♡

最近は先輩方に憧れて着物を着ています👘今回は伊達襟もしてみました。日舞習ってて良かった^^先生に感謝です。祖母の着物を着ているのですが機会があったらまた着ていきたいなと思っています(*´꒳`*) 

 #謝恩会 #着物




先輩方、松田さん、和久田さん、阪田さん(^_^)




後輩 竹内さん。可愛い(*´꒳`*)


全体はこんな感じ。


毎年綺麗なツリー。


圧倒されるシャンデリア。


初めて都庁を見上げた。素敵なブルー。