こんにちは。勝呂美和子です。
今回はナレーションと+ビジネスマンにも役立つのではないかと思う演技。について
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演技やナレーションを学ぶことを続けて来て思うことは、これはビジネスシーンで役に立つのではないか。ということ。
会社では多数の人に対してプレゼンや、名刺交換など人間関係構築のためのコミュニケーション能力が必須ですよね。そういった時、少しだけ演劇などの要素を入れることは人を惹きつける魅力に繋がるのではないか。と思うことがあります。
例えばプレゼン。パワーポイントなどを使っての説明に、すこしだけ含みを持たせた言い方や、重要なことを言う前に間を置いてみたり、また興味がなさそうな人に当てて質問して、人を巻き込んでみたり。人を惹きつけることのテクニックの一つとしてありかなと思ったりしています。前ににっぽんの芸能のコーナーでジャパネットの髙田社長を特集した時、髙田社長がおっしゃってました。「お値段なんと!!〇〇9980円!」この〇〇の部分の「間」が大事であると。前に書いた「引き」の部分だと思うのです。
お客さんをぐっと引き寄せてから金額をいう。普通にはない間を入れることによって観客を惹きつける。お母さんたちが子供にする読み聞かせでも、こういった間を使っていくと注意をより引けるのではないかなぁ。と思ったりします。
こういったことはプロはさりげなくやっているのでなかなか気づけませんが、普通の人でも日常真似したらかなり役立つのではないかと思いました。前に会社員の方に「社内研修用のVTRを作るのだけれど、カメラの前で話すのは初めてだから緊張しちゃってどうしたら良いかな?」と聞かれたことがありました。その時にどうしたら良いか考えてお答えしたのが、「カメラの横に誰か知っている人を立てて、その人に向けて喋ったらどうですか?たまにその人に振ってみたり。」とお答えしました。結果は大成功だったと伺いました。人に向けて喋る、ということをするだけでカメラを意識するより、はるかに自然に喋ることが出来て、自分の言葉で喋ることができる。
これも意識して変えていかないとなかなか出来ないことではあるのですが、意識してみることによってよりもっと人を引きつけることのできる魅力ある喋り方ができるのではないでしょうか。
suguro miwako