ワイシャツ・ジャケット等を製造・販売するアパレルメーカー。
東南アジアでのワイシャツの販売を強化する。2020年2月期にインドネシアで6店、フィリピンで2店を新規出店する。
東南アジアでは現在、インドネシアで10店、フィリピンで2店、ベトナムで4店の計16店を展開している。高温多湿の東南アジアではジャケットを着用せず、ワイシャツ姿で勤務するビジネスマンが多いという。経済発展に伴い、ワイシャツの需要が伸びているほか、日本のクールビズで培った高温多湿下でも着心地の良い高機能シャツは現地企業にない強みとして人気が高まっている。
同社は東南アジアではインドネシアとミャンマーに自社工場も持っている。日本向けも含め同社製品の9割以上を東南アジアで生産している。工場がある東南アジアでの販売を増やすことで物流費などを削減し、利益率の向上につなげる考え。現在の主力事業は国内大手へのOEM供給。ただ、人口減などが続く国内市場は成長が期待できないため、今後は拡大が続く東南アジア市場の開拓に力を入れていく。
『日本経済新聞』2019/05/30付。
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