福井県坂井市の犬猫の繁殖場で、約400匹が過密状態で飼育されている問題について
問題発覚後すぐに福井新聞から取材を受けていました。
県の指導で飼育数が250匹まで減少
段階的に改善しているとありますが
現場に置かれている動物にしてみれば、福祉どころか生死に関わる
待ったなしの切迫した状態です。
現行法に明確な数値基準がないにせよ
この悲惨なネグレクトの状態で置かれていれば
その先の動物たちの命がどうなるのか、、、
否が応にも容易に想像がつきます。
全国で色々なかたちで多発する虐待事件。
命を大量生産し流通させ、大量に販売する背景には
必ずこういったネグレクトの飼育下に置かれている動物が存在します。
命を商品として市場に大量流通させる「生体展示販売」。
この問題の現実を踏まえ、誰もが「生体展示販売」をNOと言えるよう
社会の意識を変えなければ、この先も業者は利益を生むかぎり
このビジネスをやめることはないし、規制をかけることに全力で
抵抗してくることでしょう。
動物たちを苦しみから救うためには、消費者の意識を変えること。
とにかく、これが近道なのだとつくづく思います。
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http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/300939
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