彼のおうちでは
自然体を目指したけど、実際そうもいかず(笑)
かなりお疲れで実家に帰ってきたので、
ついたなり、いろんな意味でためいきが出ました。
だいぶリラックスモードです。DASH!

一方の彼。
若干だけど緊張してる…にひひ
昨日のあの「酔って爆睡放置プレー」事件の逆襲、とばかりに
少しだけ意地悪な笑いが出ちゃいます…ビックリマーク

でも、
そんなのあっという間にどうでもよくなるくらい、
二人の間には不安な気持ちが漂ってたんですよ。

なぜかというと、
実は挨拶行脚に出る前に、
姓をどちらにするかで問題が起こってたんです。

たかが名字なんですが、これがけっこう大きな問題で。
二人がお互いに思い合っていれば
姓なんてどちらでもいいかもしれないんですが、
何しろ私は田舎育ちの三姉妹の長女なので
小さい頃から田畑とお墓を守っていくよう、
親族一同から期待をかけられ育ってきたのです。

今の土地に実家が建ってはや4代。
お父さんもおじいちゃんもひいおじいちゃんも、
自分の意志とは関係なく「家を継ぐ」ことが当たり前で、
必死で家と田畑を守ってきた、我が家なりの流れがあります。
時代も時代だった、ということもあるけど、
そんな周りの環境もあって
私もゆくゆくは家を継ごう、と、自然と思うようになっていました。

にもかかわらず、私は地元の大学卒業とともに上京。
両親の期待を裏切り、突然、デザインの道に走る、娘の謎の行動。

でもデザイナーになってからも家を継ぐ責任は頭から消えず、
ずーっと心の奥底にありました。
結婚相手のこともあるし一人じゃ到底解決できないし、
いつ戻ろう、どうやって自分を納得させよう、とぼーっと考えては放っておきました汗

でも結婚が決まったし、とうとう答えを出さなきゃいけず…。

実家の地域は仕事の拠点を移せるような環境ではない。
もし実家に戻ることを選ぶなら、それはつまり、夢をあきらめること、
そしてコピーライターとして大成したいという夢を持つ彼との別れを意味します。
彼も目標に到達するまで地元に戻ることは考えられないときっぱり宣言しています。

ほんと、たかが名字ではありますが、
私たちにとっては大きな問題で、我が家にとってもお家存続の危機なのです。

父も母もいずれ実家に戻って名字も継いで欲しい、と言っています。

地元を離れてしまったことだけでも
両親や先祖を裏切ったような、後ろ髪引かれる気持ちがあります。
せめて名字だけでも…と思い、ダメもとで彼にお願いしてみました。
彼は次男で家も出てるし、何事も言ってみないことには…と思ってね。

「私の姓になってみる気、な~い?」

あえて軽めに言ってみました。
でも彼はそれが私たちにとってどれだけ大きな問題なのかすぐ悟ったようです。

当初彼は「仕事上の通り名が今のままなら別にいいよ」
と言ってくれてたのですが、
やはり後で
「よく考えたけど、やっぱりこの34年間、
名字が変わるなんて思って生きてきてないから
○○の姓を名乗るのは無理だ…」と。


※つぎへ続きます
彼のおうちに一泊し、翌日、

隣県の実家に住む両親が

急遽彼の実家までドライブがてら迎えにくる車晴れ

ということになりました。

急でしたが、彼の両親に願い出てみたところ、

「近くまで来てもらって

うちに寄らずにただ帰ってもらうなんてできないだろう」と、

実家の両親の訪問を受け入れてもらえました。


うまくいくかな、初対面…あせる

うちのお父さん、ほんと、おしゃべり下手だからなあ…。

お母さんも、おしゃべりしても空回りするタイプだからなあ…。

ううう。
ガーン


ほんと、自分でいうのもなんですが、

二人とも朴訥とした両親で、

「洗練された」なんて言葉はまず当てはまらなくって、

まあその分、和み系、というか、

うちは基本的に自然体でほのぼ~のしてるんです。


母は外回りの営業経験があるからおしゃべりできるっちゃできるけど、

父はもともとおしゃべり自体好きじゃない性格。

おしゃべりは無駄だと思ってる若干お固いタイプロボット

退職してからはいっそう、そんな傾向に汗

畑仕事を通じて自然との魂の交流に精を出すって感じで汗



まあ、私もそんなにおしゃべり得意な方じゃーないけど

今日ばかりは愛想話でいい、何かしゃべってくれ、父よ…メラメラ


近所まで両親を迎えに行き、

さっきまでランニング姿だった彼のお父さんも、

さっぱりとポロシャツに着替え済み。

彼ママはおもてなしのお買い物。

甥っ子ちゃんたちは彼のお兄さんが迎えにきて連れて帰りました。

彼の両親にはうちの父と母の人間性をざっくり伝えておきましたが、

うまくいくかどうか…。


「こんにちは!」



我が両親、初登場。


母、気合いが入っとりますビックリマーク

薄いピンクベージュに金ボタンのアンサンブルワンピースキラキラ

お化粧もいつもよりきっちりめ口紅ブーケ1

バッグも薄いベージュの革のキルティングにリボンつきリボンカバン


いいじゃない、かわいいよ、母音譜
って、おい!

そのおみ足、どうしました、元気いっぱいスニーカースニーカーですぞ!!母!!

今頃パンプスくつに履き替えようとしても遅い遅い、もうバレバレです、母よ!!

うわ~ショック!


父は相変わらず、スラックスにポロシャツ。

ま、まあいいブタネコ


座敷に案内する彼のお父さんも、急な訪問に若干緊張ぎみ。



「…あのぶどうはこのへんじゃよく穫れるんですか?」


「…途中に桑畑があったけど、このあたりでも養蚕やってたんですか?」


おおキラキラ

父の、農」トークグッド!

いいねいいね!

彼のお父さんもお母さんもそれならいける!


彼父
「いや~、最近やってるところはもう全然見ないけど、

  昔はよく蚕から絹を採ってね、養蚕は盛んだったんですよ。」


私 「そうなんですか~、うちの父、農業高校の養蚕学科卒なんですよ!」


彼父
「へえ~、」


 「うちも20年前くらいまでは蚕専用の棟を2棟くらいあってね。」


彼父
「そうですか~。たいへんなんだよ、蚕さまってのは、デリケートだから。

  あの頃は夜も眠らずに火の番をしてたもんだよ。

父 温度管理が大事だからね~。」


いい、いいじゃない!!

おしゃべり、はずんでる~!!

信じられない目キラキラ


さすが東北クローバー

幼少時代、みんな同じような経験してるんだね~ニコニコ


父はいつも通り、話をリードしたりすることはなかったけど、

両家の親同士、過去の人生に共通点がたくさんあって、

意外にも楽しく時は流れていきました。

父のあの楽しそうな表情。

久々に見たな~にひひ

母はいつもどおりにこにこしててくれたし音譜


よ~っし!!!

両親同士の関係はうまくいきそう…!!


車なので、日が傾く前に出発を…と、

両家「よろしくお願いします」のご挨拶をして、

彼の実家を後にしたのでした晴れ車DASH!
ゴールデンウイーク、
それぞれの家に正式な結婚の申し込みをしに挨拶に行きました!!
仕事上、カジュアルスタイルがメインの私なので、
ヒールの付いたパンプスサンダル
ひらひらのついたスカートワンピース
かなり久しぶりでそわそわですえっあせる
もちろんメイクもいつも以上に念入り口紅
お互い、それぞれの実家に遊びに行ったことはあるけど
お泊りは初めて。
しかも今回は両家へのご挨拶が目的。
不安と心配の2文字が頭から離れませんガーン
でも自然体がモットーの私なので虹
今回も無理せず自然体で…!と心で唱えました。
新幹線で決めたのは「これは仕事だ!」と割り切っていくこと。
仕事で会社の上司とお話しするときのように、
気持は軽く、冗談も言いながら、相手を気遣い、誠意を尽くす。
これだ!

隣で彼が眠りこけているあいだ、私は必至で作戦を練っていました。
駅に着くと、彼のお父さんが車でお迎えに来てくれていました。
「こんにちは!」っていっても、
なんだか私の存在がないかのような振る舞い…汗
案の定、彼のお父さんは照れ屋さん(←いいように受け取る)です…汗
以前あったときもお父さんにとって、私は空気だった、
そうそう、照れ屋さんだったはず…!

でもお父さん、彼とはよくおしゃべりしてますが、
私へはほとんど話を振ってこない…。
バックミラーの目線もこない…!!
し、心配だぞ…!!
久々に会ってもやはり見た目がまずだめだったか…???

私なんて美人でもスタイルがいいわけでもないから
だまってても認められるわけない。
こ、これは実績と誠意アピールで頑張るしかない…!
車中、新たな決意が生まれます。

彼の実家に到着すると、お母さんが出迎えてくれました。
「こんにちは、○○ちゃん。よろしくお願いしますね!」
姪っ子甥っ子ちゃんたちも元気に駆け寄ってきてくれます。

お母さんの笑顔、これだけれもう不安が半減アップ
こどもたちの無邪気なはしゃぎっぷりにも救われます。

ごあいさつもほどほどに、
どんどんテーブルに運ばれてくる手料理と旬の果物。
お父さんはすでにお酒飲んじゃってます。
「ねえあそぼ~!」「なんで○○って○○なの~?」
こどもたちがすごい勢いで絡んできて彼も相手をするのに必死。
彼はちゃんと私のことを紹介もしてくれない…。
結婚のご挨拶はいつするんだ…?
なんだよぅ!ご挨拶はきちんとしたかったのに、
こんなんじゃ私、みなさんに失礼じゃん!

とりあえず席を立ち、お母さんにお手伝いを申し出る。
「じゃあこれ運んでくれる?」と、
やっとやることもらえました。

お母さんのお手伝いはしつつも、こどもたちの勢いは止まらず、
お父さんと彼のお酒もトークもメーターを振り切ってます。

「おねえちゃんとお風呂は入りたい!」
ここで姪っ子ちゃんが急進的コミュニケーションを求めてくる。
ねばる姪っ子。

ああ、ぐだぐだだ~ショック!
改まったご挨拶は…??
ここは君んちなんだから、君が主導で話を進めてよね~ガーン

彼をつつき、挨拶を促します。
「と、いうわけで、俺、彼女と結婚するからよろしく!」

って、急だね、ずいぶん!
帰ってきて1時間くらいは経ってるよ?
やっと彼のご両親申し込みができましたニコニコ

しかし、話して分かったことも。
彼の両親が一番の気にしていることは、

私たちの仕事のスタイル。
「毎晩遅くまで働いて徹夜をして広告を作って、
自分が満足したとしても一番の基本は生活なんだから。
男は生活の為に働いて、
夕食は家族と一緒に食べられる時間に帰ってくることが大事なんだ。
女性は家に入る、でなければ、夕方には帰って来れる仕事をしていればそれでいい。
俺は男尊女卑だっていわれるけど、
要は、家庭が一番なんだから、俺はそうやって生きてきた。
極論を言えば仕事なんて何でもいいんだ、家を守ることを一番に考えてほしい。
あんたも29歳、そんなに若くないんだから、
子どもも作るなら早く作って、作らないなら作らない。そうしなさい。」
突然大きな難問発生です!!

波波波波波波波波波波波波
私たちは広告の仕事をしているので
毎晩帰りが遅いのです。
深夜帰宅が体にいいわけない…のも重々分かってる。
子どもを作るなら早いうち、
というお父さんの気持ちも本当によくわかるショック!
心配してくれているからこその「父のススメ」。
でも何かものを作ることが一番のベースにある自分たちは
生き方の根っこにあるものを変えるってことができるのかどう
お父さんの希望にそえるか、そこだけは自信がありません。
そしてうちの実家も田舎の本家なので、
いろいろと希望があることを私は知っている…叫び
うう…。
 馬  馬  馬

そんな横で彼はお酒に飲まれ、顔を真っ赤にして爆睡。
お父さんはお風呂に。
あああ。

お父さんがお風呂から上がっても彼はまだ眠っている。
お父さんは仕事を辞めるよう勧めてきます。
そりゃたいへんで普通の生活はできない仕事だけど、
すぐやめるなんて、即答できない…。

「そうですね、考えてみます。」

お母さんは「でも楽しいんでしょ?」と理解を示してくれる。
「私もお父さんと結婚したから仕事やめたけど、ほんとは続けたかったの。
だから○○ちゃんが続けたいなら続けなさい。
でも、子どもができたら面倒見なきゃ。
6時で帰れる仕事に替えたりとかはできないの?」

「派遣にすれば早く帰れるようになると思います。」
でも、仕事はある程度任せて欲しいから、派遣はまだ考えたことがない…。
 彼がやっと起きたし、夜もだいぶ更けたので、布団に入らせていただきました。


う~む…。

こういうときに、必殺「流れに身を任せる」の術を使うわけにも行かず、
いまだもんもんと考え中です。
会社をやめるか、続けるならどんなスタイルで働くのか。
結論はまだでません。
結婚は許してもらったけど、
ご両親と理解し合うにはまだまだ時間が必要みたい。

でも実は、うれしいこともたくさんありましたドキドキ
しばらくは彼のお父さんはあまり私に目線をくれませんでしたが、
二人だけのときに香水をそっとプレゼントしてくれました。
なぜ香水???と、
頭にはてなが浮かびまくりでしたが、

女の人に喜んでもらえる贈り物、といったら、香水だったんでしょう。
自分が昔パリに旅行に行ったときに買ったもので
すごくいい香りがするんだ、とにこにこしながら話してくれました。
朝も彼や子どもたちと近所の日帰り温泉に連れて行ってくれたり、
ちょっと押しが強いけど、きちんと愛情表現してくれる、

そういうところ、じんときました。

そして彼のお母さんは笑顔で名前を呼んでくれました。
何度も。
それだけなのに、こんなにうれしいんですねえビックリマーク

ラブラブ!

彼のおにいさんもお父さんに似て、さりげなくやさしい。


うちの実家の愛情表現は、直接感情を言葉にしたりしません。
でも、彼の家族は「嬉しい」「楽しい」「いやだ」「悲しい」をきちんと表現してくれます。
いっぺんに彼の家族が大好きになりました。
彼のことも好きなんだもの、
彼の両親も家族も好きになれる、
そう自信がつきました。


多少問題はあれど、胸にしみいる初夏のごあいさつでした
晴れ

ちなみに姪っ子ちゃんとお風呂に入ったときですが、
「ずっとおじちゃんと○○ちゃん、結婚しないかな~と思ってたんだ!」
と、嬉しい言葉…。
お世辞でも泣ける!
ありがとう!めいっこちゅあんドキドキ

「ねえ○○ちゃん、おしりにパンツのあとのこってるよ~!」

なぬっっむかっ
その一言は余計よ?姪っ子ちゃん。

う~む、でも見るとこ見てるね~。
4歳でも「子ども」と侮れなるなかれ。