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池でまったく釣れなかった魚釣りから一転、夫がたくさん釣った海釣り。
試行錯誤する夫の釣り道具は、いつのまにかバッグいっぱいに増えていた。
そして、
池釣りに
再チャレンジ
これだけ道具があるんだから、釣れなきゃ嘘でしょう。
なんて傍観してたら、
あっという間に
1匹釣れた
そして、その後も、釣りが楽しいと思えるペースで釣り上げていく。
ザリガニの場合、入れ食い状態だから、飽きるのが早い。
その点、魚釣りは、つんつんする魚をジッと待ち、スッと引いた時に、こちらもスッと竿をあげるという駆け引きがあるからおもしろい。
魚め
焦らし上手だな
すると、老夫婦が話しかけてきた。
「クチボソだね」
と魚の名前を教えてくれる。
クチボソとは、モツゴのことだ。
モツゴだか、タナゴだか、ギンフナだか見分けられなかったからありがたい。
1匹釣り上げたのを見届けた老夫婦は、
「たくさんいるんだねえ」
と笑顔で去って行った。
いや、本当に。
私も、思ってたよりも魚がいるんだなという感想。
ザリガニしかいないと思ってたよ。
↓ザリガニ池は、とても汚い水という調査結果。