世田谷区の子ども・子育て政策に対する思い | すがややすこ活動日記

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こんにちは。すがややすこです。日々の活動等書いています。

こんにちは。世田谷区議会議員 すがややすこです。
 
 
ブログ更新しておらず、申し訳ありません。
毎日、街頭演説してるか、車の運転してるか、事務作業してるか、ポスターの割り振りで頭の中こんがらがってるか、みたいな生活していて、あ!あと、眠ってる。
ま、そんな感じの生活でなかなかSNS発信ができずに、申し訳ありませんでした!
 
さて。本日より世田谷区議会議員選挙、スタートいたします。
バタバタしながらも、昨日、ギリギリまで、立候補の準備をしておりました。
 
本当は、もっと前に書きたかったのだけれども、この場で、政策をお伝えしていきたいと、思います。
 
 
 
まず始めに、わたしが区議会議員になろうと思ったきっかけの子育て政策関連。
 
なぜ、区議会議員になろうと思ったか。
17年前、専業主婦(←死語?)をしていたわたしが、よし!働き始めよう!と奮起し、
子どもを保育園に預けるのが良いのか、それともやはり幼稚園までは、自分が育てた方が良いのか、家族や友人らにも必死に相談し、そこでいろいろ悩んだ結果、働きながら子どもを育てるという結論まで至り、就職活動を開始し、念願の(新卒採用の時にレコード会社に入りたかったのだが、落ちた。)レコード会社の中途採用を受け、なんとか最後の社長面接までたどり着き、社長さんと話すわけですよね。
社長さん 「なんで、前の会社を辞めたのですか?」
わたし  「子どもができたからです。」
社長さんら「あー。。。」
 
って。
そぅです。履歴書には家族欄とかないから、わたしに子どもがいるとかそういうのはわからないんですよね。で、続き
 
人事担当者 「お子さんいまどうされているのですか。保育園は?」
わたし   「母にみてもらっています。保育園はこれからです。」
人事担当者 「では、保育園が決まってからまた来てください!」
 
以上。
 
って、こんなはっきりしたやりとりではなかったかもしれないが、
まぁ、だいたいこんな感じです。これ、2社くらいあった。
 
で、今度は世田谷区保育課の件。これは、わたしが区議会議員になって、初めての一般質問でも取り上げたのだけれども、世田谷区の対応の問題。
わたし、当時のご担当の方の名前は知らないけれど、顔は忘れない!以外と執念深いな。
 
わたし 「保育園に申し込みたいのですが」
担当者 「いま、お仕事はされていますか?」
わたし 「いま、就職活動中です。」
担当者 「世田谷区は待機児童がいますので、そのような状態では申し込んでも無駄です。」
わたし 「とりあえず、申請だけしておいても良いですか」
担当者 「まずは、仕事が決まってから、申し込んでください。」
 
って、結局、申請書さえ、もらえなかった。という。
まだ、当時26歳くらいのうら若き乙女だったわたしは、そのまましょんぼり帰ったわけです。
 
で、こんな世の中だったら、少子化にもなるわ!!!ってその時初めて政治に対する憤りを感じた。
 
ま、この話、取材を受けた記者さんとかに話すと、それはみんなそうです。けれどもそこから区議会議員へどうやってつながるの???
 
と、よく聞かれた。が、それはまた今度。
 
 
長くなりましたが、そんなわけで、わたしは区議会議員になってからずっと子ども子育て政策には取り組んできました。
 
保育園の数、この4年間で55園増加。
病児病後児保育も当時確か2園しかなかったのが、いまや11園になった。
一時保育や、定時利用保育などなども拡充してきています。また、幼稚園の預かり保育の実施等、家庭で子育てをするご家庭をサポートする制度も充実し始めてきました。
 
が、今は、働き方も多様化する中で、保育の受け皿も多様化しなければならない。という事もこの4年間で実感してまいりました。
なかなか、世田谷の保育園待機児童が解消しない中では、そちらが優先。となり、多様な保育に対する保育の受け皿とはなっておりません。
が、ベビーシッター制度の充実(いまも社会福祉協議会でも行っているが、保育の受け手も足りていない)、や、フリーランスで働く方、そして就職活動(転職活動)をされている方、への対応等については、引き続き取り組んでいきます。
そして、こうした保育を提供するにあたり、本当は、それぞれの保育園が行っている保育や教育の内容で、それぞれのご家庭が選択できると良いですよね。いまはそういう状況ではありませんが、ご家庭の教育方針等によって、保育園が選択できるようになると良いな。って思っています。
 
 
それから、虐待の問題。
わたしも、子ども一人しか育てなかったから、ちょっとそこが後悔しているところだけれど。。。
はじめて子ども育てる時って、子どもの事がわからず、なんで泣き止まないんだろう。とか、どぉして眠ってくれないんだろう。とか。
あとは、当時は公園デビューとか。わたしそういう輪の中に入っていくのがメチャンコ苦手で、結局、デビューできなかった。笑。祖母や母や、友人らがいなかったら、多分育児ノイローゼになっていましたよ。
 
いま思うと、赤ちゃんなのだから当たり前の事なのに、母親だからこそ、自分の思い通りに眠ってくれない、ご飯食べてくれない、泣き止んでくれない、って事に対し、なぜ。って思ってしまう。
 
お母さんだから感じられる気持ちを大切にして子育てできるように、社会が、周りの人たちが助けられる仕組みを作りたいな。って考えております。
世田谷版ネウボラ。とかもあるけれど、それももちろん大事だけれど、日常ではないですよね。
子育ては、当たり前だけれど、24時間毎日のことだから、この日常に対して行政としてバックアップできるよう、世田谷区全体で(これは区民のみなさまのご協力も欠かせませんが)、取り組む課題かな。と思っています。
今日はここまで。




みなさま、ステキな1日を!


 
次回は、教育政策。