昨日からインターン活動で、学生二名が来てくれていますので、早速区内の施設見学の勉強をしてまいりました。
始めは、岡本福祉作業ホーム↓
http://izumikai.jp/okamoto
ここは身体障がいのある方に、生活介護や就労支援を行っている通所型の施設です。
ここでは、
陶芸やったり(窯もある!)…、
織り機でマフラー織ったりを生活介護事業で、
また、近所の企業から、事業を請け負う、といったような就労支援事業もおこなっています。
また、地域の方のボランティア活動も活発で、年間ボランティア参加人数は、数百人規模とのこと。これらの作業はボランティアの方々とともに、行っています。
隣には、泉の家がありここも昨年でかたばかりの通所施設ですが、ショートステイのための部屋も整備されています。
ショートステイは区内でも要望の多い事業であり、今後の活躍が期待されます。
さて、その後は烏山福祉園に行きました。
ここは知的障がい者の通所型の施設です。
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00004505.html
この施設は、今は北烏山にありますが、今年の九月に給田へ移転することがきまっています。
なにしろ、もともと保健所だったということで、会議室は元レントゲン室、二階に上がる階段は、一旦外に出なきゃならないという非常に使い勝手の悪い施設で…。
ここもやはり地域の方々の協力で、牛乳パックや空き缶のリサイクル作業をおこなったり、
刺繍を行ったりしています。
またここもショートステイ事業を行う為の部屋が用意されています。
が、夜勤などのローテーションができるほど職員さんがいないため、本当に緊急の場合のみ、年間五件程しか受けられない状況だそうです。
この施設は特に力仕事が必要な事も多いので、若い男性職員さんが必要なんですね。
だけれども、なかなか充分なお給料を出してあげられる状況にはない。とのこと。
人を預かるようなって、高齢者の施設も、保育園もそうだけど、利用者さんが安心してすごすための質を保つ為には、そこで働く方々の質が求められる。だけれども、よくドキュメンタリー番組なんかでもやっているように、高い給料をだすことができない。営利企業ではないから行政からの補助がなければ基本運営ができないが、ここがまた厳しい状況でもありますよね。
でも、この問題、早く解決しないと大きな事故が起こる事に繋がる。大変な課題です。
そして、近所の方々の協力、応援もとても大切だと感じています。
課題はたくさんありますが、一歩ずつでもクリアしていかないといけまさん。