会話した後にドッと疲れる人は、「エネルギーを奪う人」かもしれません。
1回くらいなら自分の体調による可能性もありますが、会う度に疲れるなら、その可能性が高い。
HSP気質の人だと、モロに影響を受けます。
横になりたくなるほど体がだるくなったり、やたらと眠くなったりすることもある。
同調しやすい人ほど症状が強く出てしまうんですね。
プライベートでも仕事でも、時々そのような人に出くわすことがあります。
パッと見、感じは良くて普通に会話はできるのに、その後に体調を崩してしまう。
そんな場合は関わり方に気をつける必要がありそうです。
かかりつけのセラピストさんからも、そのような話を聞いたことがあります。
とあるお客様で、その方の施術をした後はどっと疲れるのだと。
セラピストさんはお客さんの体に触れるお仕事ですから、手からエネルギーが奪われることもあるし、反対に邪気をもらってしまうこともあるのでしょう。
私も、知り合いに紹介された初めてのセラピストさんの施術を受けた後に、調子を崩したことがある。
自分の体内に、自分のものでない文句がふつふつと湧いてきて、しばらく消えませんでした。
あれは、施術をしてくれた人の中の文句が手を通して体内に入ってきたのだと思います。
そんな不思議な体験をしたので、以来、新しいセラピストさんにかかるのは慎重になりました。
今は、決まったセラピストさんだけにお願いするようにしています。
自分の肉体をケアしてもらうセラピストさんも「エネルギーを奪う人」であってはならず、「邪気を撒き散らす人」であってもなりません。
どちらにも該当しない「気のいい人」だけに施術をお願いすることが大切です。
体に触れることはなくとも、対話はエネルギーの交換になるので、その過程でエネルギーを奪われることもある。
世間話にしても、仕事上の話にしても、「なんかヘン」と思うなら、あまり同調しない方がいいです。
同調はエネルギーが重なることなので、その瞬間にエネルギーを抜かれてしまうから。
あからさまに避けるのは難しいかもしれませんが、さらっとすれ違えるように意識するだけでも違います。
つまり、会話においても同調しなければいいのです。
それだけで壁ができますから。
同調しなければ親しくなることもありません。
仲良くしたい人にはその反対に「同調」を意識すれば良いですね。
エネルギーがサラッと重なります。
これは良いエネルギーの交換となり、お互いにパワーアップする行為。
そんな風に、自分に良い影響をもたらす人と、そうじゃない人への関わり方は変えた方がいい。
何のガードもなくエネルギーのダダ漏れをさせていると、「奪う人」が寄ってきてしまいますからね。
ガードするか解放するかの判断を瞬時にできるのが「奪われない人」であり、「好ましい人との交流を深められる人」。
それは、自分を守る技術でもあります。