未来のことはわからないけれど | 好きなものに囲まれるくらし

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「大好き!」は元気のもと。大好き!」を選択し続けていたら、
色んなことが変わり始めました。その変化の過程をつづります。
やっぱり「好き」の力はすごい。

未来はどうなるかを語り不安を煽る記事も見かけますが、これって誰にもわからないことだと思います。

ついつい不安になってしまうこともありますが、その通りになることが決まっているわけではありません。

 

現在の自分も、過去の私には想像できないことでした。

色んなことを心配し、不安に思うこともあったけど、結局はその通りにはならなかった。

想像よりもずっと良い、想定外の未来が待っていたという感じです。

心配して無駄だったと思う。



今の私は、昔思っていたよりずっといい状態に着地しています。

 

例えば仕事のこと。

私は30歳を過ぎてから派遣の仕事を始めました。

今から20年以上も前のことです。

当時は、「35歳を過ぎたら派遣の仕事は無い。」と言われておりました。

仕事がなくなったら困るなあ、と将来を心配していたけれど、世の中はどんどん変わり、今やシニア派遣の仕事も多くなりました。

私も53歳になりましたが、今でも派遣のお仕事は続いています。

昔は存在しなかった無期雇用派遣という働き方に変えることもできたので、仕事の切れ目にも休業補償が出るようになり、昔よりも精神的に楽に働けるようになっています。

これは本当に想像もしていなかった。

おまけに定年は60歳で、それまでは雇用契約が継続されます。

60歳の時点で希望すれば65歳まで契約を延長することもできる。

 

こんな未来が来るなんて、想像もしておりませんでした。

そもそも、そんな働き方は存在してなかったのですからね。

 

先日は、公務員の定年が段階的に60歳以上に変わるというニュースが流れました。

最終的には65歳定年ということになるようです。

年金の受給開始年齢が60歳以降にずれていくのに合わせて、収入の空白期間が生まれないように調整されたのです。

 

公務員がそうなると民間の企業も追随するから、世の中全体としてそのような流れになるはず。

定年退職から年金受給開始までの間に空白期間がなくなれば、収入の空白期間も無くなります。

老後の不安を減らす要素になりますから、歓迎すべきことだと私は思っています。

(そんなに働きたくない!という人もいるかもしれないけど)

 

やっぱり仕事がないとヒマですよ。

体が元気なら特にね。

私はそういうタイプのようです。

今回は仕事の切れ目で約1ヶ月遊びましたけど、早々に退屈しました。

ほどほどに働いてお金を得て、休日に楽しいことをするというサイクルが恋しくなりました。

 

60歳なんてまだまだ体は元気だと思うし、毎日が日曜日なんて退屈でたまらないと思います。

楽しいのは最初のうちだけだと思うんですよ。

やっぱり暇すぎる生活には飽きがきます。

人って、多少はストレスがかかった方が元気が出るのではないでしょうかね。

 

世の中の定年が65歳になるのは大賛成。

みんな長生きになったのだから、定年も後ろにずれ込んでいいと思う。

仕事をしない状態で年金の受給開始も未だとなれば、貯金を切り崩して生活することになるでしょうし。

通帳の預金残高がジリジリ減っていくのは精神衛生上良くないと思います。

 

65歳と言わず、元気でいる限りは寿命ギリギリまで仕事を持っていたいと思う方。

お勤めでなくてもいいんです。

個人事業主として、一人だけの会社を持つのもいい。

そんな収入の形態を模索しているところでもあります。

 

何歳だからリタイヤ、という定型が消えていく世の中になっていくのかも。

しかしこれも、想定よりもずっと良い状態に着地するかもしれません。

今は存在しないようなシニアのための収入の道が色々とできていく可能性もあります。

元気な高齢者が増えていくのですから当然の流れですよね。

 

未来のことはわからない。

けれど、想定外の良い未来が待っている確率の方が高い気がしています。

思ったよりも悪くなく、意外にも優しい社会に変わっている。

それが私の未来に対するイメージです。