きょうの料理(NHK） 2017年8月21日(月）放送
新 家庭料理の定番60 「かき揚げ・そうめん・焼きなす」
忙しい毎日、でも家族にはおいしくて体にいい料理を食べてもらいたい。
そんな皆さんへ、基本のレシピにいまどきの一工夫を取り入れた「新定番」家庭料理を60品ご紹介します。
9回目は「彩りかき揚げ」「薬味たっぷりそうめん」「フライパン焼き
なす」です。
ほりえさわこ 「彩りかき揚げ」
色のきれいな、野菜が主役のかき揚げ2種は、火の通りやすい食材を組み合わせるのがポイント。また、一口サイズにすれば、生地がまとまりやすく、中まで火が通るのも早いので、サックリ揚がります。
●彩りかき揚げ
材料（2人分）
ゴーヤーとじゃこのかき揚げ
・ゴーヤー 1/2本
・ちりめんじゃこ 大さじ3
・片栗粉 大さじ1＋大さじ1
・小麦粉 大さじ2
・牛乳 大さじ3～4
・塩 小さじ1/4
にんじんとエリンギ、ちくわのかき揚げ
・にんじん 1/2本
・エリンギ 1本
・ちくわ 1本
・片栗粉 大さじ1＋大さじ1
・小麦粉 大さじ2
・牛乳 大さじ3～4
・塩 小さじ1/4
＜作り方＞
1 具材の下ごしらえ
ゴーヤーは縦半分に切り、種とワタをスープンで取って、2～3ｍｍ厚さの半月形に切る。にんじん、エリンギ、ちくわは太めのせん切りにする。
2 ゴーヤとじゃこのかき揚げの準備
ポリ袋にゴーヤ、ちりめんじゃこ(大さじ3）を入れて、片栗粉（大さじ１）を加えて空気を入れ、ポリ袋を振って全体に粉をまぶす。
※片栗粉を先に食材にまぶしておくと、衣がはがれにくくなる。さらに食材同士もくっつきやすく、余計な水分が出るのも防いでくれる。
3 ボウルに片栗粉（大さじ1）、小麦粉（大さじ2）、塩（小さじ1/4）を入れて混ぜる。牛乳（大さじ3～4）を加え、さらに混ぜる。
4 3のボウルに2のゴーヤとちりめんじゃこを加え、ヘラで全体を混ぜ、うっすらと衣をまとわせる。
5 にんじんとエリンギ、ちくわのかき揚げの準備
ポリ袋ににんじん、エリンギ、ちくわを入れ、片栗粉（大さじ1）を加えて空気を入れ、ポリ袋を振って全体に粉をまぶす。
6 別のボウルに片栗粉（大さじ1）、小麦粉（大さじ2）、塩（小さじ1/4）を入れて混ぜる。牛乳（大さじ3～4）を加え、さらに混ぜる。
7 6のボウルに5のにんじん、エリンギ、ちくわを加え、ヘラで全体を
混ぜ、うっすらと衣をまとわせる。
8 揚げる
フライパンに揚げ油を1～2ｃｍ深さまで入れて、180℃に熱する。
9 4と7をヘラなどで、一口大にまとめて油の中に落とす。固まるまでは
触らず、底が固まったら上下を返し、両面がカリッとなるまで揚げたら完成です。
ほりえさわこ 「薬味たっぷりそうめん」
いつものそうめんも、自家製のめんつゆがあれば、ワンランクアップします。薬味はあらかじめそうめんと混ぜておくのがおすすめ。最後までおいしく食べられます。
●薬味たっぷりそうめん
材料（2人分）
・そうめん 3把（150ｇ）
・みょうが 1～2個
・青じそ 1把(約10枚）
自家製濃縮めんつゆ(作りやすい分量）
・水 カップ1
・煮干し 10ｇ
・昆布（10ｃｍ四方） 1～2枚（5ｇ）
・しょうゆ・みりん 各カップ1
・削り節 カップ2（20ｇ）
＜作り方＞
1 自家製めんつゆを作る
煮干し（10ｇ）は頭とワタを取り除き、大きければ半分に割る。鍋に水（カップ1）、煮干し、昆布（10ｃｍ四方）1～2枚（5ｇ）を入れて中火にかける。沸騰したら火を止めて、10～15分間おく。
2 1にしょうゆ・みりん（各カップ1）を加えて再び火にかける。沸騰したら、削り節カップ2（20ｇ）を加えて火を弱め、5分間煮る。
3 火を止めてザルにペーパータオルをのせてこし、ペーパータオルで包んで上から木ベラなどで押して絞る。粗熱を取って冷蔵庫で冷やしておく。
4 薬味を準備する
みょうがと青じそはせん切りにする。
5 そうめんをゆでる
鍋に1.5リットルの湯を沸かし、そうめんを入れて箸で混ぜる。火を止めて、そのまま2分間おく。ゆで加減を確認し、サッと混ぜ、ザルにあける。
※そうめんを湯に入れたらすぐ箸でひと混ぜすると、ふきこぼれが防げる。
6 そうめんを洗い、薬味を混ぜる
ザルごと大きめのボウルに入れ、流水でもみ洗いをしながら冷やす。大きめのボウルに氷水を入れ、そうめんが入ったザルに、4の薬味を加えて混ぜる。※あらかじめ薬味を混ぜておくと、最後まで薬味を均一に食べられる。
7 盛り付ける
ザルを引き上げ、水気をきって器に盛る。3のめんつゆ適量を約1.5倍に
うすめて添えたら完成です。
ほりえさわこ 「フライパン焼きなす」
グリルで焼いた香ばしい焼きなすと遜色なし。フライパンで手軽に、本格的な味が楽しめます。風味豊かな副菜は、食欲のない日にもおすすめです。
●フライパン焼きなす
材料（2人分）
・なす 3個
・削り節 1袋（約3ｇ）
・ねぎ(小口切り） 適量
・しょうゆ 適量
＜作り方＞
1 なすを蒸し焼きにする
なすはヘタを切り落とし、表面加工のしてあるフライパンに入れる。フタをして中火にかけ、10～12分間、途中で一度裏返して焼く。
※フライパンには油をひかずになすを並べる。フタをしてから火にかけて
蒸し焼きにすると、グリルで焼いたような香ばしさが出る。
2 粗熱を取る
火を止めて、そのまま粗熱が取れるまでおく。※火を止めてからなすが冷めるまでそのまま蒸らすことで、皮が手でスッとむきやすくなる。竹串を使ってもよい。
3 皮をむき、盛り付ける
粗熱が取れたら、ヘタ側から皮をむき、食べやすい大きさに切る。器に
盛り、削り節1袋（約3ｇ）、ねぎの小口切り（適量）をのせ、しょうゆ（適量）をかけたら完成です。
 1位
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 2位
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 3位
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4位
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