ゆうどきネットワーク(NHK) 2014年6月24日(火)放送
生活向上委員会 おからの徹底活用術
今回の主役は「おから」です。いま注目が上昇中の「おから」を手軽に活用するために、おからの魅力を知りつくした達人たちに、調理法を紹介してもらいました。
豆腐店のおから活用術 「おからのポテトサラダ風」
じゃがいもの代わりにおからと絹ごし豆腐を使い、ポテサラ風に仕上げました。おからを知り尽くした豆腐店ならではの食べ方を教えてもらいました。
●おからのポテトサラダ風
材料(4人分)
・おから 60g
・絹ごし豆腐 半丁
・ニンジン 1/2~1/3本
・キュウリ 1/2~1/3本
・タマネギ 1/4個
・コーン 適量
・マヨネーズ 適量
・塩・コショウ 適量
<作り方>
1 ニンジンとキュウリを食べやすい大きさに切る。タマネギは薄切りに
して水にさらす。
2 ボウルに、ニンジン、キュウリ、タマネギ、コーンを入れ、おからと
絹ごし豆腐を加え、混ぜ合わせる。
3 2のボウルにマヨネーズ(適量)を加え、塩・コショウで味をととのえたら完成です。
おから達人さとこさんの活用術 「おからお好み焼き」
小麦粉とキャベツを一切使わない、おからが主役のお好み焼きです。小麦粉にはないモチモチした食感をお楽しみください。
●おからお好み焼き
材料(作りやすい量)
・おから 200~300g
・片栗粉 大さじ6
・顆粒だしの素 小さじ1
・卵 2個
・ねぎ 25g
・桜えび 10g
・お好み焼きソース 適量
・マヨネーズ 適量
<作り方>
1 ポリ袋に、おから(200~300g)、片栗粉(大さじ6)、顆粒だしの素(小さじ1)、卵(2個)、ねぎ(25g)、桜えび(10g)を入れて、しっかりとこねる。
2 しっかり混ざったら形を整え、フライパンに生地を入れ、中火で表面にかりっと焦げ目がつくまで焼く。
3 お好み焼きをお皿に盛り、お好み焼きソースとマヨネーズをかけたら
完成です。
おから達人さとこさんの活用術 「おからココアスコーン」
小麦粉と同量のおからを入れた生地をココアで味付けしました。おからを
入れることで、ふんわりしっとりした食感に仕上がります。
●おからココアスコーン
材料(作りやすい量)
・おから 100g
・小麦粉 100g
・ココア 20g
・砂糖 20g
・ベーキングパウダー 5g
・バター(またはマーガリン) 40g
・チョコチップ 適量
<作り方>
1 ポリ袋に、おから・小麦粉(各100g)、ココア・砂糖(各20g)、ベーキングパウダー(5g)、バター(40g)、お好みでチョコチップ(適量)を入れて、よく混ぜる。
2 生地がまとまったら、ポリ袋の上から平らにし、食べやすい大きさに
分ける。
3 天板にオーブン用の紙を敷き、スコーンの生地を並べ、170℃のオーブンで約15分間焼いたら完成です。
石澤清美 パサパサ解消術 「おから肉そぼろ」
おからのレシピ本も出している料理研究家の石澤清美さんに、パサパサの
おからの解消術を教えてもらいました。肉のうまみや調味料をしみ込ませることで、パサパサのおからが汁気を吸ってしっとり食べやすく変身します。
●おから肉そぼろ
材料(作りやすい量)
・おから 100g
・豚ひき肉 100g
・しょうゆ 大さじ2~2と1/2
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・しょうが(すりおろす) 大さじ1
・水 100cc
<作り方>
1 熱したフライパンにサラダ油(適量)をひいて、豚ひき肉を入れて強火で炒める。
2 肉にしっかり火が通って、ぽろぽろになったら、いったん火を止める。おから、しょうゆ(大さじ2~2と1/2)、みりん・酒(各大さじ2)、砂糖・おろししょうが(各大さじ1)、水(100cc)を加えてなじませる。
3 おからと調味料がなじんだら再び火にかけ、ヘラでまぜながら、おからが汁気を吸ってふっくらするまで炒めれば完成です。
<おから肉そぼろのアレンジ>
おから肉そぼろはいろいろな使い方ができます。
・そのままご飯にのせる
・冷や奴にのせる
・具材として卵焼きに混ぜる
・炒め物にかける
・サラダに添える
石澤清美 毎日おからが食べられる調理術 「炒りおから」
毎日でもおからが食べたいという人におすすめの調理法が、炒りおから
です。おからをフライパンで炒って水分を取り、乾燥させます。
●炒りおから
材料(作りやすい量)
・おから 100g
<作り方>
1 おからを耐熱皿に入れラップをかけずに、電子レンジ(600W)で3分間加熱する。
2 電子レンジから取り出してフライパンに移し、弱めの中火でかきませながら、ゆっくりと炒る。
3 5~6分間炒めて、量が1/3に減り、フライパンをふるとサラサラ高い音をさせ、フライパンの上をすべるようになったら完成です。 ※出来上がりが30g程度になるのが目安。
※粗熱を取り、ジッパー付きの密閉袋に入れると、冷蔵庫で約1ヶ月保存
可能です。
炒りおからの活用法
①おからご飯
1合に対して、炒りおから(大さじ1)、水(大さじ1)を加え、白米と同じように炊く。
②おからふりかけ
材料(作りやすい量)
・炒りおから 大さじ2と1/2(8g)
・おぼろ昆布 8g
・削り節 4g
・塩 小さじ1/2
<作り方>
1 フライパンにおぼろ昆布(8g)、削り節(4g)を入れ、手で持ち上げながら強めの中火でサッと水分をとばす。削り節が手でくしゅっとつぶれるくらいが目安。
2 火を止め、炒りおから(大さじ2と1/2)、塩(小さじ1/2)を加える。
3 すり鉢に移し、細かくすりつぶしたら完成です。※フードプロセッサーでもよい。ご飯にかけてお召し上がりください。
③おからのお吸い物
おからふりかけ(大さじ1)をお椀に入れ、お湯を注ぐ。
1位
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2位
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3位
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4位
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