少年のころの夢 | 鳥肌音楽 Chicken Skin Music

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2015年最後のブログ更新です。









今年いちばん印象に残った曲を1曲。
まったくの新曲なんだけれど、どうしようもないデジャヴ感にとらわれてしまう歌。



少年のころの夢
自分はいったい何になる
ベッドに入れば
頭の中で歌ってた
少年のころの夢

少年のころ 楽器に夢中で
気がつくと夜になっていた
食べられなくたって
ギターを弾き続けた
少年のころの夢

ラジオはともだち
お金がなくても
楽しい毎日だった
少年のころの夢

少年のころの夢
人生ってなんだろう
夢のない仕事はごめん
ただ歌いたかった
”愛してくれるかいベイビー”って
少年のころの夢

ラジオはともだち
お金がなくても
楽しい毎日だった
少年のころの夢

そんな少年だった



タイトルが「WHEN I WAS A BOY」なので、最初「子供のころの夢」としていました。でもジェフ・リンは1947年生まれということで「子供のころ」といえばちょうどロックンロールが生まれた、一般的には1955年、頃になりますが、この曲から感じるデジャヴ感はジェフが16歳の1963年に登場したビートルズが持っていたもの(厳密にいうと中期以降の音の感触ですが)なので「子供」じゃなく「少年」にしてしみました。

実際アルバムの中には聴いた瞬間に「これはロイ・オービソンだ」という曲もあるので「子供のころ」でもいいのかも知れませんが。

いずれにせよ、この歌から始まるアルバムはやっぱり「ELO」じゃなくて「JEFF LYNNE'S ELO」になっちゃいますよね(笑)