ヤングがここで言及している未発表の録音には、1975年の『Homegrown』、1976年の『Chrome Dreams』、1977年の『Oceanside-Countryside』、1982年の『Island in the Sun』、2000年の『Toast』などの多数のアルバムが含まれています。1976年の『Odeon Budokan』、1978年の『Boarding House』、1986年の『Live in a Rusted Out Garage』そして2012年の『Alchemy』など、いくつかのライブアルバムもあります。また、彼がアーリー・デイズと呼んでいるダニー・ウィッテン時代のクレイジー・ホースの録音のコレクションもあります。(上記のリストはおそらく、ほんの一部に過ぎません。彼はすべてのコンサート、サウンド・チェック、スタジオ・セッションを記録しているからです。)
まもなく発売のディランの新しいブートレグ・シリーズ『Travelin’ Thru, 1967 – 1969: The Bootleg Series Vol. 15』の英文記事をGoogle翻訳で訳していると「ものみの塔にそって」という訳語がたびたび出てきます。「ものみの塔」ってなんだと一瞬考えて、あぁそうか「All Along The Watchtower(邦題「見張り塔からずっと」)」の訳かと気づきました。ネット辞書の英辞郎では「watchtower」は「望楼、物見やぐら、観点」となっていて、「watch tower」だと「見張り塔」となるようです。
ということで出所は一緒だったんですね。もちろんボブ・ディランは一時期を除きユダヤ教の信者なのでエホバの証人とは無関係かとは思いますが、アメリカ人であれば「All Along The Watchtower」というタイトルを見ればキリスト教との関連、中にはエホバの証人との関連性を思う人も多いのではないでしょうか。この辺は日本人には分かりづらいところです。