長良川鉄道 関駅 矢印式乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

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交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

長良川鉄道の関駅では自動券売機の故障により、2023年9月頃より硬券の乗車券が発売されております。

 

今回は矢印式となる乗車券をご紹介いたします。

 

◆210円区間~せきてらす前 「関口←[関]→関市役所前 関下有知」

 

 

 

 

 

 

◆310円区間~「関富岡←[関]→松森 美濃市」

 

 

 

 

 

 

◆470円区間~「湯の洞温泉口←[関]→前平公園」 美濃太田

 

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

裏面の記載事項は3種類とも同じです。

 

 

いずれも表面は「ながらがわてつどう」青地紋のA型券で、「210円区間」のみ4駅着、残り2区間は3駅着となり、小児断片の縦書きの着駅の記載は2行表記で、左側の着駅が右側、右側の着駅が左側と、券面表記とは左右逆になっており、「210円区間」の「関口」は「口」と略記されておりますが、スペース的には「関」の1文字ぐらいは入れられそうに見えます。

 

 

 

 

 

参考までに、平成25年4月に無人化された関口駅で、平成11年1月に発行されました、「富加 加茂野←[関口]→中濃西高前」の矢印式乗車券です。

 

 

着駅の「中濃西高前」は、高校の統廃合により平成18年4月1日に「関下有知」に改称されています。

 

 

この券の小児断片の着駅の記載方は、左右2行書きとせずに、着駅を1文字に略して券面左上の着駅から反時計回りに1行書きとなっています。