昭和４０年１０月に東武鉄道野田線の船橋駅で発行されました、｢船橋→柏｣の矢印式乗車券です。
ＴＲＣ／とぶてつ青地紋券となります。
東武鉄道線で船橋から柏までは野田線以外の経路は存在せず、この乗車券は社線内発着の区間となりますが、国鉄線に配慮してか野田線の途中駅の｢六実経由｣の記載があり、実例は持っておりませんが、同様の事由で当時の｢船橋→大宮｣の乗車券にも経由の記載があった可能性があります。
(東武鉄道)の社名の右側と小児断片に｢○４｣の記号が記載されておりますが、これは窓口番号では無く、国鉄の関東支社を数字で表わした｢○４｣と考えられ、当時の東武鉄道野田線船橋駅の出改業務は国鉄に委託されておりましたので、この乗車券は船橋駅の国鉄線窓口で発行された券と思われます。