水戸駅発行 自由席特急券 水戸→上野 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和55年2月に常磐線水戸駅で発行されました、「水戸→上野」の自由席特急券です。

 

 

東京印刷調製の券となります。

 

「特定の特急料金」が適用された券で、常磐線の水戸~上野間に「特定の特急料金」が適用されたのは、昭和53年10月1日の料金改訂に伴う制度改訂からですが、この時点で水戸駅には印刷発行機が導入されておりましたので、水戸駅では「水戸→上野」の自由席特急券の常備硬券による通常発売は無くなっており、この券が発売された当時は、「水戸の梅まつり」の開催期間の多客時に開設される臨時窓口での発売が、水戸駅では唯一の常備硬券での発売でした。