輪西から 苫小牧ゆき/自由席特急券 東室蘭から 100kmまで 連綴券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和58年11月に室蘭本線輪西駅で発行されました、「輪西から 苫小牧ゆき/自由席特急券 東室蘭から 100kmまで」の乗車券と自由席特急券の連綴券です。

 

 

札幌印刷調製の券となります。

 

輪西駅から東室蘭駅まで普通列車に乗車し、東室蘭から特急列車に乗り換える券で、後の昭和60年3月14日の時刻改正で特急「ライラック」の室蘭~東室蘭間が普通列車となって輪西駅にも停車するようになったため、輪西から東室蘭で乗り換えずに札幌方面への特急列車利用が可能となりましたが、輪西駅は昭和59年4月1日に無人化されて簡易委託駅となっておりましたので、室蘭~東室蘭間の普通列車化の時点では、このような連綴券は既に発売されていなかったものと考えられます。