山形鉄道 荒砥駅発行 補充片道乗車券 新版券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

2020年8月に、山形鉄道フラワー長井線の荒砥駅で発行されました補充片道乗車券です。

 

 

山形鉄道社章連続青地紋券となります。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

山形鉄道から東京都区内までの連絡運輸は、平成29年(2017年)3月4日に廃止され、発行日は廃止から3年余りが経過しておりますが、まだ東京都区内に関する注記事項の残る券が継続発売されておりました。

 

 

 

 

 

こちらは2023年12月に、荒砥駅で発行されました補充片道乗車券です。

 

 

「発売日共当日間有効」と「下車前途無効」が印刷となり、図示いたしませんが裏面の注記事項が全て削除されました。

 

裏面注記事項の削除はJR線連絡運輸区域の縮小によるものですが、「発売日共当日間有効」と「下車前途無効」が印刷となったのは、2014年4月1日に接続駅の赤湯駅が「仙台近郊区間」の駅となり、仙台市内各駅への連絡乗車券で営業キロが100kmを越えても、新幹線を利用しない限り、「発売当日限り有効」、「下車前途無効」となった事による変化かも知れません。

 

2023年12月の時点では、「下車前途無効」が印刷となったのは一部の駅の補充片道乗車券のみですが、いずれは補充往復乗車券にも「発売日共2日間有効」と「下車前途無効」が印刷となった券が登場するかも知れません。