陸中門崎駅発行 新幹線指定席特急券 一ノ関→上野 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和60年3月18日に大船渡線陸中門崎駅で発行されました、「一ノ関→上野」の新幹線指定席特急券です。

 

 

 

東京印刷調製の券となります。

 

下車駅の「大宮」が印刷された券を、駅名小印とゴム印で「上野」に訂正して発売された券となりますが、発行日は昭和60年3月14日の東北新幹線の上野~大宮間開業の4日後であり、一ノ関から上野までの新幹線特急料金は大宮と同額であったため、上野~大宮間開業以前に調製された下車駅の「大宮」が印刷された券を、訂正の上で発売したものと考えられます。