この映画は、予告編を見た時から絶対にボロ泣き映画だと思っていました。大泉洋にハズレなしとはよく言ったものです。舞台あいさつで本人が言っていたみたいですけど、「大泉洋のことは嫌いになっても、映画ディア・ファミリーのことは嫌いにならないでほしい」、ま、そんな素敵な映画なんです! ということで、映画「ディア・ファミリー」でございます!
物語の中心は、娘のためにド素人のお父さんが、人工心臓を作るという物語です! いわゆる病気モノと呼ばれる映画、ただ暗くてお涙頂戴の映画とは、一味違う映画になっていたかなと思います! ま、それでいてボロ泣きしちゃったわけですから、やはり暗くて悲しい部分はあるんですけどね…(ただの病気モノとは違うとだけは大きい声で言っておきたいなとは思っています)
頑固者の大泉洋さんは、とりあえずひとまず置いておいて、やはり印象的だったのは、4人の女性たちでしたかね… 明るいというかたくましいというか… 女性は強いって感じかな?(強くて怖いという印象はまったくなかったですよ)
菅野美穂さん。とっても大好きな女優さんの一人なんだけど、今回も素敵なお母さんを演じていましたね…(お母さんが似合う年になったのには、ちょっと驚いちゃいますけど) 夫を支える妻としても、素晴らしいセリフ、素晴らしい行動がありましたしね~
今回一番お気に入りだったのは、長女・川栄李奈さんですかね? 彼女はいいお姉さんでした… 強くあろうとして、本当によく頑張っていたと思います! いつでも、しっかり者の彼女に、この家族は支えられていた感じがします。三女役の新井美羽さんは、ただただ可愛らしかったです! 唯一の甘えっこの役だったので、笑いたいときには全力で笑って、泣きたいときにはボロボロ泣いて、って感じかな? すごい素直な女の子って感じがしました。子役さんのイメージが強いので、もうこんなに大きくなったんだ?と感慨深いものがありました。
主役の福本莉子さんに関しては、印象アップって感じでしょうか? TOHOシネマズのお姉さん、ずいぶん成長した気がします! 個人的には、映画上映前の大泉洋さんと出ていたコマーシャルが素敵だったなと思いました。あれ、自然な演技に見えますもんね…
Yahoo映画の作品解説より
心臓の機能をサポートする医療器具・IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを開発した筒井宣政氏の実録ドラマ。町工場の経営者だった筒井氏が、娘の命を救おうと人工心臓の開発に挑む。監督はドラマ「幽☆遊☆白書」などの月川翔。
終始泣きっぱなしの大泉洋さんでしたが、気持ちはわかりますよね… 結局、娘さんの命は救えなかったということで、17万人の命は救えたとしても、悔いが残る人生だったのかもしれません… かなりの大金をかけたんだと思いますが、大丈夫だったんでしょうか? お金のことは心配になりました…
とにかく素敵な家族でしたね… 女性が多いと、あんな温かい家族になるのかな? なんだかうらやましい気持ちもありつつ、映画は楽しませていただきました。今年イチくらい泣いたかな?