一番印象に残ったのは、エンディングの音楽ですかね? 映画「関心領域」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

アカデミー賞の国際映画賞(長編映画賞でしたっけ?)を受賞した作品ですから、見ないわけにはいかないってことで、金曜日の夜に珍しくお出かけしました… 還暦を過ぎると、さすがにレイトショーでは映画を見ることはなくなりました… この日は、たまたまウチの奥さんが旅行中だったので、夜があまりにも暇だったんですよね… 何年かぶりのレイトショーでございます!(ちなみに、レイトショーって今、1500円もするんですね? ビックリしました… ま、シニア料金ですから、1300円で見ることができたのですが…)

 

元気よくお出かけしたのはよいのですが… 映画の予告編のあたりから、なんだか眠気が… うわっ! これはまずいぞと思っていたのですが、気付いた時には、エンディングでした… ド派手な音楽だけが、劇場に鳴り響いております… 気持ち悪い音楽… この映画、ほとんどエンディングしか起きていませんでした…(笑) これじゃあ、映画備忘録にも残せないっていうことで、今日の午前中に、もう一度見てきました… ま、でも、自分にはあまり合わない映画のように感じがしました… 印象に残ったのは、やはりエンディングの音楽だけでした… なぜ、この映画が、カンヌ国際映画祭のグランプリなのか、アカデミー賞の外国語映画賞(今は、国際長編映画賞でしたっけ?)なのか、私には理解できませんでした…

 

 

アウシュビッツ強制収容所のお隣に、収容所の所長さんとその家族が幸せに暮らしているという事実、見たことも聞いたこともなかったですね… 「関心領域」という題名も、なんだか不思議な感じがしますが…

 

お隣さんからは、いろいろな音が聞こえてくるんですよね… どんなことが収容所で行われているのか、まったく想像ができないくらい、ここに住んでいる家族は、平凡ですし、普通に幸せそうです。それを想像するだけで恐ろしくなります。恐ろしくなるんだけど、映画の中ではまったくそんなものは描かれておりません… だからこそ、映画を最後まで見ても、エンディングの音楽しか印象に残らないんですよね…

 

アカデミー賞に5部門ノミネートされて、音響賞を受賞した作品です! 音響賞っていうのが、何とも言えないですよね… 平凡な暮らしと、その隣で行われている悲惨な出来事と… なんだか、今になって、恐ろしい気持ちが膨らんでくる、そんな映画になっていたと思います!

 

 

Yahoo映画の作品解説より

第2次世界大戦下のアウシュビッツ強制収容所所長とその家族を描いたマーティン・エイミスの小説を原案にした歴史ドラマ。収容所の隣で穏やかに暮らすルドルフ・ヘス所長一家の姿を通して、それとは正反対の収容所の残酷な一面を浮かび上がらせる。監督は『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』などのジョナサン・グレイザー。

 

 

それにしても、あのエンディングの音楽は、すさまじかったです… 見た人にしかわからない、この感覚… ですかね?

 

アウシュビッツを描いた映画で、一番平和な映画には間違いないと思います!