今年の顔? 祝 アカデミー賞作品賞受賞 映画「オッペンハイマー」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画「オッペンハイマー」 アカデミー賞は作品賞を含め、最多の7部門で受賞だそうです! まさに、2024年の顔ともいえるような映画になっています。日本では公開がされないんじゃないの?という声も聞こえてくるなど、「原爆の父」が描かれた映画は、注目度も大きかったみたいです! マンハッタン計画を主導して、原子爆弾開発の中心人物だったことで知られているオッペンハイマーですから、もちろん日本人の注目度も半端じゃないって感じですかね? たくさんのお客さんで、会場もにぎやかでした…

 

その人物については、あまりよく知られていないといった感じでしょうか? 原子爆弾を開発したその人は、それよりも強力な武器、水素爆弾の開発については、大反対だったため、公職から退くなど、人生の後半は、ほとんど目立つことがなかったのかもしれません。ロシアのスパイ容疑もかかっていたみたいですが、その真偽はわかっていません。

 

 

ということで映画ですが、3時間を超える映画で、最近ちょっとお疲れ気味だったこともあり、眠気との戦いになってしまった感じはあります! 時折はさまれる変な映像や、爆発音のような変な音によって起こされちゃう、そんな大変な(笑)映画でした。盛り上がるシーンは、そんなにないんだけど、そういうシーンはやはり印象に残ったかな? 力強い映画にはなっていたかな? そんな気がしています。

 

原作本「原爆の父と呼ばれた男の栄光と悲劇」と同じで、原爆開発によって英雄とされたオッペンハイマーが、水素爆弾の反対を訴えて失職してしまうまでの、ある意味悲劇的な伝記映画になっていたと思います!

 

主演男優賞を受賞したキリアン・マーフィーの最後の表情、素晴らしかったです! 原子爆弾が落とされた後のヒーローとして映画かれている部分と、その真逆とも言えるような戸惑いが感じれれるような部分、なかなか痛々しかったですし、日本人としては、そういう彼が見られたことも、ある意味よかったというか、納得できる部分でもあったかもしれません。

 

助演男優賞を受賞したロバート・ダウニーJrがまた素晴らしかったんですよね? オッペンハイマーとは完全に対立していくという役でしたが、完全に二人の演技合戦みたいな感じで、見ごたえはありました。

 

 

Yahoo映画の作品解説より

「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者、J・ロバート・オッペンハイマーを描く人間ドラマ。ピュリッツァー賞を受賞したカイ・バード、マーティン・J・シャーウィンによる伝記を原作に、人類に原子爆弾という存在をもたらした男の人生を描く。監督などを手掛けるのは『TENET テネット』などのクリストファー・ノーラン。

 

 

まったく知識のないまま、映画館で鑑賞し、家に帰ってから、その人物像を少し知ることで、なんとなく納得できた部分はありました。やはり、彼の栄光と挫折というか、悲劇としてとらえていい映画だったのかもしれません。正直なところ、映画としての凄さは感じつつも、あまり楽しめるという映画ではないので、今年の顔として最大評価はできにくい映画だったかもしれません。ま、日本人として、見ておくべき映画ではあったかな?と思いますけど…

 

女優さん大好きな自分としては、フローレンス・ビューとエミリー・ブラントという二人の女優さんの恋の戦いみたいなのも、見ごたえはあったかなと思っています。